安井 義浩

保険研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任

安井 義浩(やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

安井 義浩のレポート

2016年11月22日

欧州年金基金の投資方針原則に対するEIOPAの提言-8つの最善策と3つの勧告


EIOPAが、2016年10月、投資方針原則につき各国監督のピアレビューを行なった結果を公表し、これに基づき8つの最善策と3つの勧告がまとめられた。EUに...

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2016年11月01日

国民の祝日と休日-理科年表の最初に記載されている項目

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最近、地震・噴火による災害の記録を確認する際などに、理科年表(国立天文台編)にお世話になる機会が多い。今まで気づく機会もなかったのだが、科学に関するありと...

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2016年10月05日

平成29年度に向けた予算と税制改正等の動き

平成29年度予算は各省の概算要求が8月末に出揃い、医療・年金関連の要求は、高齢化に伴い引き続き増加している。また、年金関係税制では、厚生労働省等から各種年...

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2016年09月20日

今日は何曜日?-地球が宇宙の中心だった頃からの守護星の日

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普段特に何も考えはしなかったのだが、ふとした機会があって、いつも当たり前のように使っている「曜日」について、立ち止まって考えてみた。そもそも「日月火水木金...

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2016年07月07日

2015年度生保決算の概要-円高・マイナス金利下で減益、今後さらに難しい状況へ


生命保険会社41社の2015年度(2016年3月期)決算が5月下旬に出揃った。販売業績面では、新契約高は対前年度2.1%増加となったが、保有契約高は▲0....

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2016年06月24日

2015年度生保決算の概要


2015年度の全社の保険業績を概観する。生命保険協会加盟41社全社(昨年度から1社減少)が決算を公表したが、41社合計では、新契約高は2.1%増加、保有契...

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2016年06月14日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(8) ソルベンシーマージンなど-重要視されるようになってきた健全性を表す指標など


近年になって、特に重要視されるようになってきた健全性を示す指標の推移をいくつか紹介する。有価証券含み益については、バブル期の規模には及ばないものの、ここ数...

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2016年05月24日

欧州年金基金に対する定量的調査の結果-EIOPAによる調査結果と、現時点での意見

2016年4月、EIOPA(欧州保険年金監督機構)によるIORPs(欧州の年金基金) の健全性に関する定量的調査の結果が公表され、同時に年金基金のリスク評...

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2016年05月17日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(7) 基礎利益、3利源、逆ざや-最初からこれだけ言えば充分だった?


ディスクロージャーの充実の一環で、基礎利益が2000年度決算から、開示された。また一部の会社ではあるが、逆ざやが2000年度決算から、3利源は2005年度...

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2016年04月26日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(6) 剰余金・配当・内部留保など


剰余金とその使い道などについてみる。剰余金は1990年度まで右肩上がりで推移し、ほとんどが配当金として還元されていた。その後バブル崩壊などにより比較的長い...

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2016年03月22日

欧州年金基金に対するストレステストの結果-低金利が長引くと深刻な影響が


欧州17か国が参加した、年金基金の健全性評価のためのストレステストの結果が1月に公表された。DB型では、現在の低金利下においては、現状、すでに債務超過とな...

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2016年03月08日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(5) 資産運用関係収支の推移


今回は資産運用収支の推移をみた。最も主要な利息配当金については、市中金利低下に伴い、利回り低下を余儀なくされる中、運用の工夫により、現在は下げ止まっている...

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2016年03月03日

平成28年度税制改正について

平成28年度の税制改正大綱の中で、年金分野では、(1)確定給付企業年金等の拠出金の損金算入枠の拡大や、(2)マイナンバー記載書類の見直しなどの納税環境整備...

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2016年02月01日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(4) 経済環境と資産構成の推移-超低金利とバブル崩壊後の株価の中で


生命保険会社は、「想定したよりも保険金支払が多かったので経営が傾く」、ということはないだろう。死亡率は、統計が相当整備されており、その実態は比較的安定して...

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2015年12月22日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(3) 保険料収入・保険金支払など 銀行窓販で、復調?


お金の流れだけみると、保険会社はまず保険料を収入し、保険金を支払う。会社の運営に経費がかかる。たまった資金を運用することで利息・配当金・売却益などの収益を...

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2015年12月01日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(2)新契約高・保有契約高-90年代ピークを過ぎた保険業績がまた新たな復調へ向かう?


今回は、保険引受の実績をあらわす新契約高・保険契約高といったところを、保険種類別(個人保険、個人年金保険、団体保険、団体年金保険)に概観してみる。個人保険...

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2015年11月24日

日本の生命保険業績動向 ざっくり30年史(1) 生命保険会社数の変遷-バブル前夜から現在までに生まれた会社、消えた会社

生命保険会社では、毎年5月に年度末決算の発表を行なっている。筆者は現在、それを見て各年度の生命保険業界の業績関係の動きを振り返る作業をしている。(毎年の「...

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2015年11月05日

平成28年度に向けた予算と税制改正等の動き

国会は安保法案の余波で、多くの法案が継続審議となったが、確定拠出年金法の改正案もそのひとつである。一方、平成28年度予算は各省の概算要求が出揃い、医療・年...

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2015年09月29日

年金基金版?ソルベンシーII-欧州EIOPAがストレステストと定量調査を実施中

■要旨欧州では、保険会社に対してだけでなく、「ソルベンシーIIの年金基金版」ともいうべき健全性規制につき、EIOPAを中心に検討が進められている。数年前に...

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2015年09月07日

円安・株高が生命保険業界に追い風-2014年度決算の概要

1―保険業績(全社)5月に生命保険協会加盟42社全社(昨年度から1社減少)は2014年度決算を公表した[図表1]。今決算の巷の最も大きな話題は、第一生命が...

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2015年07月07日

人類滅亡、12のシナリオ-オックスフォード大学等の公表したレポートより

今年2月中旬、「12 Risks That ThreatenHuman Civilization1」というレポートが公開された。報道では、「人類滅亡、12のシナリ...

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2015年07月06日

2014年度生保決算の概要

■要旨生命保険会社42社の2014年度(2015年3月期)決算が5月下旬に出揃った。前年度に引き続き株高・円安という良好な資産運用環境だったこともあり、収...

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2015年07月03日

2014年度生保決算の概要

■要旨生命保険会社42社の2014年度(2015年3月期)決算が5月下旬に出揃った。前年度に引き続き株高・円安という良好な資産運用環境だったこともあり、収...

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2015年05月26日

国際保険資本規制と対立する米国-米国生命保険協会と全米保険監督官協会が議会で意見表明

■要旨保険会社の国際資本規制を行なう検討が、IAIS(保険監督者国際機構)で進められている。一方で、米国は同様の検討を、独自に行いつつある。先日、米国議会...

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2015年05月15日

人類滅亡、12のシナリオ-オックスフォード大学等の公表したレポートより

長いゴールデンウィークも終わってしまい、会社や学校が再開して約1週間。そろそろエンジンがかかってきたという方も多いと思う。ところで、長い休みが終わり頃にな...

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2015年03月24日

米国におけるSIFIs指定の動き-保険業界の反発?

【要旨】保険会社の資本規制の検討については、国際的な動きもある一方、米国でも独自に進められている。最近では、メットライフが米国内でのSIFIs指定を不服と...

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2015年02月04日

確定拠出年金制度がさらに拡充・便利に~平成27年度税制改正

12月末に、来年度の税制改正の大枠が決まった。年金税制では、今後、確定拠出年金に誰でも加入できるように税制上の手当が行われた。ほかにも、自助努力を後押しす...

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2015年01月15日

医療保険の「体験記」

誰の話かはさておき、病気による入院の話をしよう。主に費用面の話である。 人間ドックで「年も年だから、痛くならないうちに胆石をとったほうがいい。」との指導を受...

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2014年11月25日

国際的な保険資本規制の最近の動向-保険監督者国際機構などにおけるここ数ヶ月の動き

【要旨】保険監督者国際機構(IAIS)を中心に、保険初の国際資本規制である「BCR」、グローバルにシステム上重要な保険会社への上乗せ規制である「HLA」、...

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2014年09月30日

ソルベンシーIIの準備は順調?-英国における現在の動き

【要旨】欧州ソルベンシーIIについては2016年の発効が決まり、イギリス国内でもそれに対応する国内法の検討が進められている。現時点での特に大きな関心事は、...

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2014年09月05日

株高・円安が生保に追い風-2013年度生命保険会社決算の概要

1―保険業績[全社]2013年度の生命保険会社43社の保険業績を概観する。43社合計では、新契約高は▲6.4%減少、保有契約高は▲1.4%減少となった。こ...

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2014年07月15日

2013年度生保決算の概要

■要約生命保険会社43社の2014年3月期の決算が5月末に出揃った。資産運用環境が前年度に引き続き株高・円安という良好なものだったことで、収益性、健全性の...

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2014年05月27日

エマージングリスクの検討状況-昨今の動きと北米での意識調査の概要

【要旨】エマージングリスクについては、それを特定し、さらに顕在化した際の対応策を考えるべく、世界規模でいくつかの研究機関で、意識調査などが行われている。今...

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2014年05月14日

一研究員としての感想-科学における過去の不正事件を振り返り反省する

理化学研究所におけるSTAP細胞の研究をめぐる動きがいまだ続いているところである。外部のわれわれにとっては、報道されるもの以上の情報も知りえないので、ここ...

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2014年03月25日

ソルベンシーIIが議会で可決-保険会社の健全性規制―欧州

【要旨】欧州ソルベンシーIIについては、欧州議会、欧州理事会、欧州委員会の3者の協議により昨年末には事実上決着していたところだが、3月11日に欧州議会でそ...

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2014年02月14日

保険会社の健全性規制 米国の状況~2013年の米国の動向を振り返って~

■要旨米国の保険会社の健全性規制について2013年の動きを概観した。リスクとソルベンシーの自己評価や、原則主義ベースの責任準備金の規定は前年までにほぼ軌道...

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2014年01月15日

首都直下地震の想定をみて-中央防災会議WGによる発表をみて思ったこと

もともとわれわれの周りでは、不吉なことは言葉に出して言うべきでないという習慣がどうしてもある。例えば結婚式では「切れる」という言葉は言ってはならないし、受...

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2013年10月22日

欧州ソルベンシーII 第2、第3の柱 - EIOPAからガイドラインの公表

【要旨】2013.9.27に欧州保険年金監督機構から、「ソルベンシーII に向けた準備のための最終ガイドライン」が公表された。これは、ソルベンシーIIそのも...

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2013年09月24日

ソルベンシーIIの検討状況 - 長期保証契約影響度調査の結果公表後の各界の反応など

【要旨】欧州ソルベンシーIIは、長期保証契約影響度調査の結果を受けて、EIOPAからいくつかの修正提案がなされている。各国監督者や保険会社などからは、全体...

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2013年07月12日

2012年度生保決算の概要

■要約生命保険会社43社の2013年3月期の決算が5月末に出揃った。今回の決算はアベノミクス効果による株高・円安に支えられ、収益性、健全性の両面で好調なも...

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2013年05月28日

欧州年金基金の健全性規制 -定量的影響度調査の結果速報

【要旨】欧州において、年金基金に関して保険会社のソルベンシーIIと同様の健全性規制を導入するための定量的影響度調査が行われ、4月上旬に結果の概要が公表され...

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2013年05月15日

ERMについての雑感 ~具体的には何をするのか~

昨今、ERM (Enterprise Risk Management さしあたって統合リスク管理、としておく。)についてさまざまな方面から要請が高まっている。...

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2013年03月25日

欧州ソルベンシーIIの動向 -長期保証契約への影響度調査を実施中

■見出し1――長期保証契約への影響度調査の概要 1│これまでの動向 2│今回調査の概要2――試算の内容 1│金利シナリオの「緩和」要素3――おわりに 今後のスケ...

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2013年01月31日

保険分野の金融セクター評価プログラム結果 - 特に責任準備金評価について

■見出し1― 金融セクター評価プログラムとは2― 評価基準と評価結果3― ICP14責任準備金評価についての状況4― おわりに ERM、資本充分性について■int...

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2012年12月21日

「強風」下の「プレー中断」-今年欧州で起こったふたつの「延期」

2012年のプロゴルフシーズンも終わった。全英女子オープンゴルフは、例年7月に開催されるのだが、今年は同じ英国でのロンドンオリンピックとの関係もあってか、...

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2012年11月26日

年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要

■見出し1――はじめに2――年金基金に対する定量的調査の概要 1│これまでの経緯 2│技術的仕様書の概要—Holistic Balance Sheet ...

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2012年09月14日

火山噴火にはどう対処できるか-めったに起きない大規模災害のひとつ

8月末、政府より南海トラフ地震による被害想定が公表され、最悪のケースで死者32万人とされている。東日本大震災の強烈な経験が生々しいという現状下、この想定は...

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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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