- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- 保険・年金の消費者動向レポートの公表(欧州)-EIOPAからの報告書の紹介
保険・年金の消費者動向レポートの公表(欧州)-EIOPAからの報告書の紹介
保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
2024年1月23日、EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)から、EUにおける保険と年金の消費者動向に関する報告書が公表された。高いインフレと金利上昇による資産運用難と実質利回りの低下に加え、消費者側の家計の苦しさから、現在は保険加入意欲が低下している傾向がみられる。それとは別に、様々な消費者層(男女、年令、移民など)があることを認識した上で、それぞれに適切な保障が提供されるよう、ある意味で公平な取扱いが保険会社等に求められるようになってきている。
■目次
1――欧州における保険と年金の消費者動向調査
2――主要な項目
1|消費者の保険離れの懸念
2|消費者層によって差がある懸念点やリスク
3|保険商品の貯蓄機能に対する信頼度の低下
4|テクノロジーの進歩
5|金融リテラシーの向上とともに、年金だけで退職後大丈夫かという懸念の高まり
6|その他
3――おわりに
(2024年02月08日「基礎研レター」)
03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/11/01 | 汎欧州年金商品の将来に向けた改定の方向性(欧州)-EIOPAの提案書の紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2024/10/25 | 金融システム、特に保険と年金基金のリスクと脆弱性に対する助言等の公表(欧州 2024秋)-EIOPA等の合同報告書の紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2024/10/18 | 年金基金の流動性リスクの監督についての動き(欧州)-EIOPAからの意見募集が始まる | 安井 義浩 | 基礎研レター |
2024/10/04 | 気候変動への耐久力を強化するために、保険を活用すること-欧州委員会における検討会の最終報告書の紹介 | 安井 義浩 | 基礎研レター |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年11月06日
情報伝達・取引推奨による内部者取引-東証職員によるインサイダー取引疑惑 -
2024年11月06日
曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その9)-カッシーニの卵形線・レムニスケート等- -
2024年11月06日
EUのAI規則(4/4-最終回)-イノベーション支援、ガバナンス、市販後モニタリング等 -
2024年11月06日
自動移換問題―継続をデフォルトに -
2024年11月06日
異常気象、政治イベントと気候変動リスクの影響
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【保険・年金の消費者動向レポートの公表(欧州)-EIOPAからの報告書の紹介】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
保険・年金の消費者動向レポートの公表(欧州)-EIOPAからの報告書の紹介のレポート Topへ