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保険研究部
世界有数の保険会社のグループのシンクタンクとして保険のあるべき姿を追求します。
【主要研究テーマ】
◎生命保険会計・計理・商品・税制・法制・監督規制 ◎公的年金制度・企業年金制度・個人年金
◎生保会社のガバナンス ◎中国の社会保障、民間保険
◎保険・共済制度の改善に向けたコンサルティング ◎ヘルスケア、医療・介護・福祉
◎生命保険事業に関するものを中心とした気候変動リスク
高齢化・国際化の中、保険のあるべき姿とは――継続的な情報蓄積と発信
わが国の生命保険制度は100年を超える歴史を有し、世界でも屈指の発展を遂げてきました。しかし最近、経済の低迷や高齢化の進展、生産年齢人口の減少といった人口構造の変化、非婚化や少子化の進行といった家族の変化の下で曲り角を迎えています。また、新規参入が増え、新機軸を競う商品が盛んに発売されるなど、保険業界の競争は激しさを増しています。消費者一人ひとりにとっても、あふれる情報の中から自己責任で必要な保障とは何かを判断し選択しなければならない、難しい時代がやってきたと言えるでしょう。私たちは、保険制度を専門的に研究するわが国では数少ない機関として、豊富な陣容と情報蓄積を誇っております。研究領域は、国内外の民間および社会保険を対象とした、法制・会計・計理・税制等の制度面の問題、および消費者一人ひとりの視点を踏まえたマーケット分析です。変化の兆しをグローバルに捉え、保険のあるべき姿を追求し発信していきたいと考えます。
保険・年金・共済制度の改善をサポートします
高齢化が進む中で、保険・共済制度の運営が難しくなっています。私たちは複数の日本アクチュアリー会正会員や保険実務に精通した人材を擁しており、たとえば、保険・年金・共済制度を営む団体における、収支分析とその将来予測、バランスシート解析、現在の商品種目の改定、資産運用の改善など総合的なコンサルティングを受けたい、あるいは共済計理人業務あるいは保険計理人業務を外部に委託したい等のニーズに的確に対応いたします。皆様からの幅広いニーズにお応えできるよう、お待ちしております。お気軽にご相談いただければ幸いです。
ヘルスケア領域について調査・研究を行い、情報発信を行います
ヘルスケアは生命保険との関係も深く、また、行政の健康促進政策や医療制度、あるいは介護保険といった公的制度のあり方が個人の幸福度に大きく影響します。この視点からヘルスケアデータ分析や各種公的制度改正の動向についての調査を行い情報発信と提言を行います。
気候変動の影響について調査・研究を行い、情報発信します
気候変動については、国民一人ひとりが取り組むべき喫緊の課題となってきています。そのような中、気候変動が生命や健康に与える影響については、現代の科学的知見をもってしても不確実性が高く、絶え間ない調査・研究が必要となっています。私たちは、気候変動が与える影響につき、特に生命保険事業に関するものを中心に、リスクシナリオの調査・研究を通じたモデル開発や、気候変動リスクに関する関連情報の収集・整理を行い、情報発信を行うことで、生命保険業界のみならず、広く世の中に貢献したいと考えています。
研究員一覧|保険研究部
松澤 登
篠原 拓也
有村 寛
三原 岳
磯部 広貴
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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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