
保険研究部 上席研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任
三原 岳(みはら たかし)
研究・専門分野
医療・介護・福祉、政策過程論
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 医療・介護・福祉、政策過程論 |
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自己紹介 |
どのように生きて、どのように暮らし、どのような最期を迎えるのか、そのための費用をどう社会で分かち合うのか。 |
経歴 |
プロフィール 【職歴】 1995年4月~ 時事通信社 2011年4月~ 東京財団研究員 2017年10月~ ニッセイ基礎研究所 2023年7月から現職 【加入団体等】 ・社会政策学会 ・日本財政学会 ・日本地方財政学会 ・自治体学会 ・日本ケアマネジメント学会 【講演等】 ・経団連、経済同友会、日本商工会議所、財政制度等審議会、日本医師会、連合など多数 ・藤田医科大学を中心とする厚生労働省の市町村人材育成プログラムの講師(2020年度~) 【主な著書・寄稿など】 ・『必携自治体職員ハンドブック』公職研(2021年5月、共著) ・『地域医療は再生するか』医薬経済社(2020年11月) ・『医薬経済』に『現場が望む社会保障制度』を連載中(毎月) ・「障害者政策の変容と差別解消法の意義」「合理的配慮の考え方と決定過程」日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク編『トピック別 聴覚障害学生支援ガイド』(2017年3月、共著) ・「介護報酬複雑化の過程と問題点」『社会政策』(通巻第20号、2015年7月)ほか多数 |
三原 岳のレポート
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2025年04月10日
異例ずくめの高額療養費の見直し論議を検証する-少数与党の下で二転三転、少子化対策の財源確保は今後も課題
今年の通常国会における予算審議では、公的医療保険の患者負担に関して上限を設定する「高額療養費」の見直し問題が注目を集めた。政府は当初、... -
2025年04月08日
政策形成の「L」と「R」で高額療養費の見直しを再考する-意思決定過程を検証し、問題の真の原因を探る
今年に入り、公的医療費の患者負担を抑える「高額療養費」の見直し問題に注目が集まっています。政府は2025年度当初予算の編成に際して、現... -
2025年03月19日
孤独・孤立対策の推進で必要な手立ては?-自治体は既存の資源や仕組みの活用を、多様な場づくりに向けて民間の役割も重要に
個人と社会の関わりが希薄になる中、孤独や孤立を社会の問題と捉えた上で、その解決を図る「孤独・孤立対策推進法」が2024年4月に施行され... -
2025年02月17日
政策形成の「L」と「R」で高額療養費の見直しを再考する-意思決定過程を詳しく検討し、問題の真の原因を探る
公的医療費の患者負担を抑える「高額療養費」の見直し問題に注目が集まっています。政府が2025年度当初予算案の編成に際して、現在は原則8...
三原 岳のパブリシティ
著書
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必携自治体職員ハンドブック 第7次改訂版
- 著者:
- 公職研編集部(編)
- 出版社:
- 公職研
- 発行年月:
- 2025年04月
- 定価:
- ¥3,080(税込)
※当研究所、三原岳が第1編 第3章「医療・福祉」を執筆。
コロナ禍により社会情勢が大きく変わった。不安定な世界情勢のもと物価の高騰が続き、生活に不安を感じている人は年々増えている。
2024年の地方自治法改正では、国の指示権の拡充など、自治・分権の流れに逆行するかのような改正も行われた。
相次ぐ災害もあり、自治体を取り巻く環境は厳しさを増している。
政府は、デジタル技術の活用により地方の社会課題を解決する「デジタル田園都市国家構想」をさらに発展させ、「新しい地方経済・生活環境創生本部」を創設するなど、将来に向けた取り組みを次々に打ち出しているー。
第6次改訂版刊行から2年の間に起こった、自治体行政に関わる様々な変化を反映した最新版。 -
トピック別聴覚障害学生支援ガイド PEPNet-Japan TipSheet集(改訂版)
- 著者:
- 「トピック別聴覚障害学生支援ガイド―PEPNet-Japan TipSheet集」編集グループ(編)
- 出版社:
- 国立大学法人筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター
- 発行年月:
- 2024年12月
- 定価:
- -
※当研究所、三原岳が 第1章 「(3)障害者政策の変容と差別解消法の意義、(4)合理的配慮の考え方と決定過程」を執筆。
「聴覚障害ってそもそもどういう障害?」「ノートテイクって何?」いざ聴覚障害学生への支援をはじめようと思っても、どうしていいのかわからないことは多いものです。
PEPNet-Japanでは、こうした支援担当者の疑問に対してTipSheetという形でわかりやすく、扱いやすいリーフレットを作成してきました。本書は、こうして開発されたリーフレットを1冊にまとめた冊子版で、26のトピックを掲載しています。第3版では、2024年4月の障害者差別解消法の改正を受けて、一部のトピックを改訂しています。 -
医療白書2023年度版 「医師の働き方改革」から見えてきた医療の未来とその本質――医療の質・経営の質の向上はできるのか?――
- 著者:
- 『最新医療経営PHASE3』編集部(編集)/株式会社ヘルスケア総合政策研究所(企画・制作)
- 出版社:
- 日本医療企画
- 発行年月:
- 2023年12月
- 定価:
- ¥4,950(税込)
※当研究所、三原岳が第1部 第1章「総合的視点からの課題抽出と論点整理」を執筆。
日本の医療の大転換点──「医師の働き方改革」から、医療提供体制の“構造改革”へ
現場最前線勤務医の視点、産業医の視点、元「医師の働き方改革」政策担当者の視点、歴史的視点、国際的視点、ES・CSの視点、診療報酬の視点ほか、「医師の働き方改革」を多角的視点から考察・検証し、提言および先駆的実践事例を紹介・解説。巻末には「医師の働き方改革」に関する最新資料を網羅!
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2025年03月26日 | 第170回 医療と福祉を語る会 「4月から始まる”かかりつけ医”の新たな制度~患者・市民はどう使いこなせばいいのか?~」 | 患医ねっと |
2025年03月12日 | 埼玉県国保協議会研修 「最近の医療保険改革の動向と論点」 | 埼玉県国保協議会 |
2025年03月06日 | 令和6年度厚生労働省老人保健健康増進等事業 アジャイル型地域包括ケア政策共創プログラム 成果報告会 「~確かな手ごたえと成果を導く動的な地域包括ケアへ~成功の好循環が生まれる政策形成の秘訣」 | 藤田医科大学、医療経済研究機構 |
イベント シンポジウム
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2020年10月09日 | 「健康な社会」実現のために 企業にできること | 株式会社ニッセイ基礎研究所│後援:日本生命保険相互会社 |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
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2025年02月13日 | 【高額療養費制度見直しの背景】あるべき医療費削減の形は | BSフジ 「LIVE プライムニュース」 |
2024年12月20日 | 美容医療が「医師不足」の原因に? | BSテレ東 「NIKKEI NEWS NEXT」 |
2024年11月06日 | “医師の偏在”対策とは? | NHK(総合) 「視点・論点」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2025年03月08日 | 茨城新聞 朝刊 3面 | 高額療養費上げ 全面凍結 首相表明 秋までに再検討 |
2025年03月08日 | 河北新報 朝刊 1面 | 高額療養費負担 全面凍結 首相表明「丁寧さ欠いた」 秋までに方針再検討 |
2025年03月08日 | 西日本新聞 朝刊 3面 | 四面楚歌の首相 白旗 高額療養費上げ 全面凍結 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2025年04月21日号 | 週刊プレイボーイ No.16 58-60P | 「高額療養費制度」の見直しが迷走を続けるワケ |
2025年03月 | 日本保険医学会誌 第123巻 第1号 1-12P | 介護保険制度改革の動向と展望 |
2025年03月03日 | 日本経済新聞 電子版 | 高額療養費見直し、「拙速議論」に批判 前政権に発端 |
所属部署
関連カテゴリ
医療・介護・健康・ヘルスケア
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乾 愛
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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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