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BMIと体型に関する認識のズレ~年齢・性別による認識の違いと健康行動の関係
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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※ 当レポートは、基礎研REPORT(冊子版)9月号[vol.342] に要約版を掲載しております。
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■要旨
日本の女性、特に若年女性は、やせている人の割合が高いことや、その割合が継続的に上昇していることが、他国と比較しても顕著な特徴となっている。4月に日本肥満学会が公表した「閉経前までの成人女性における低体重や低栄養による健康課題―新たな症候群の確立について―」によると、主な原因の1つに、メディア等の影響により、「痩せ=美」という価値観が浸透し、特に若年女性において、食事摂取制限を中心とした減量行動の志向が強まっていることや、現代の親世代を含む成人の多くが、理想体重を痩せた体型に偏って認識している実態が指摘されている。
そこで、本稿では、ニッセイ基礎研究所が行っている「被用者の働き方と健康に関する調査*」の結果を使って、若年女性だけでなく、男性や中高年女性を含めてBMIと自分の体型に対する認識の実態について、男女や年齢による特徴を紹介する
* 本調査は、全国の18~64歳の被用者(公務員もしくは会社に雇用されている人)の男女を対象とするインターネット調査で、全国6地区、性別、年齢階層別(10歳ごと)の分布を、国勢調査の分布にあわせて回遊している。調査は毎年3月にインターネットで実施している。2025年調査の回収数は5784である。
■目次
1――はじめに
2――分析結果
1|自分自身の体型に対する認識
2|ダイエット手段としての「運動」「食事管理」に見られる特徴
3――おわりに
(2025年07月03日「基礎研レポート」)
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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