2020年10月28日

女性の「やせ」傾向に着目した健康政策~「肥満対策」と同様に「やせ対策」「ロコモ対策」があってもよいのでは?

保険研究部 准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   村松 容子

健康・ヘルスケア 社会保障全般・財源 などの記事に関心のあるあなたへ

btn-mag-b.png
基礎研 Report Head Lineではそんなあなたにおすすめのメルマガ配信中!
各種レポート配信をメールでお知らせするので読み逃しを防ぎます!

ご登録はこちら

twitter Facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む

文字サイズ

■要旨

2008年度から特定健診(メタボ健診)・特定保険指導が始まった。「特定健診」は、生活習慣病の早期発見を目的としていて、肥満であり、かつ、血液(血糖、脂質)や血圧の測定値が基準外の場合に「メタボ」や「メタボ予備群」と判定され、特定保健指導が行われる。肥満の基準には、内臓脂肪量を推定する簡便な方法として腹囲( 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上)やBMI(Body Mass Index、体重[kg]/(身長[m])2)が使われる。

生活習慣病は、患者本人のQOLを下げるだけでなく、要介護状態になる原因となるほか、治療費が高額となることから予防に力が入れられてきたが、生活習慣病リスクが高いのは主として中高年男性である。女性は、男性と比べると、肥満やメタボは少なく、生活習慣病より優先すべき健康課題がある。

本稿では、1947年からの男女の肥満・やせの推移を確認し、女性の抱える健康課題について紹介する。

■目次

1――生活習慣病や肥満は、男性においてより深刻
2――BMIの推移
  1|平均BMIの推移 ~1947年当時は性差・年齢差は小さかった
  2|女性が優先すべき健康課題は、「やせ」やロコモティブシンドローム
3――生活習慣病・肥満予防に偏重しすぎない健康政策に期待
  1|「やせ」傾向による企業や社会への影響
  2|「やせ」に着目した健康政策
twitter Facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む

保険研究部   准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療

アクセスランキング

レポート紹介

【女性の「やせ」傾向に着目した健康政策~「肥満対策」と同様に「やせ対策」「ロコモ対策」があってもよいのでは?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

女性の「やせ」傾向に着目した健康政策~「肥満対策」と同様に「やせ対策」「ロコモ対策」があってもよいのでは?のレポート Topへ