2013年05月16日

BMIと“ロコモ”~体格別にみた高齢期における疾病リスク

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

最近、“ロコモ”という言葉をテレビや雑誌、インターネット等で頻繁に見かけるようになった。

“ロコモ”とは、ロコモティブシンドロームの略で、「移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態」をいう。主に加齢によって、骨や関節等の運動機能不全が原因となっているため、症状が現れはじめるのは50歳を過ぎた頃からである。現れる症状は体格によっても異なる。

そこで本稿では、現在“ロコモ”が注目をあびている背景を紹介した上で、健康診断結果から得られた体格(BMI)と“ロコモ”と関係が深い疾病による医療機関受診実績をレセプトデータを使って分析する。

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

(2013年05月16日「基礎研レター」)

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