保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任
中嶋 邦夫(なかしま くにお)
研究・専門分野
公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動 |
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自己紹介 |
公的年金制度にとって、財政の健全性と国民の信頼や納得は車の両輪のようなものだと思います。財政が健全でなければ信頼や納得は得られないでしょうし、信頼や納得を得られなければ財政の健全性は保ちにくくなるでしょう。年金財政は社会の映し絵ですので、状況に合わせて制度の見直しが必要になります。 |
経歴 |
【職歴】 1995年 日本生命保険相互会社入社 2001年 日本経済研究センター(委託研究生) 2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る) (2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】 ・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度) ・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度) ・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度) ・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~) ・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~) 【加入団体等】 ・生活経済学会、日本財政学会、ほか ・博士(経済学) |
中嶋 邦夫のレポート
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2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響
2024年4月12日に、新しい公的年金の将来見通し(財政検証)に用いられる経済前提が公表された。本稿では、経済前提が将来見通しに影響す... -
2024年04月12日
2024年度の年金増額は6月支給分から-知っておきたい 年金ミニ知識
「新年度から、こう変わる」という内容の記事で年金の支給額も取り上げられることが多いが、新年度の年金額となるのは6月支給分からである。そ... -
2024年04月09日
株高で、公的年金の将来見通しの発射台はどうなるか?~年金改革ウォッチ 2024年4月号
2023年度末の日経平均株価は4万円を超えた。本稿では、公的年金の積立金の状況や、今夏の将来見通しから変更される見込みとなった積立金の... -
2024年03月12日
週20時間未満のパート労働者等を厚生年金の対象にするかも論点に~年金改革ウォッチ 2024年3月号
本稿では、短時間労働者(パート労働者)への厚生年金の適用拡大の経緯を確認し、今後の論点を展望する。
中嶋 邦夫のパブリシティ
著書
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シリーズ超高齢社会のデザイン 高齢者法:長寿社会の法の基礎
- 著者:
- 樋口 範雄(編)/関 ふ佐子(編)
- 出版社:
- 東京大学出版会
- 発行年月:
- 2019年08月
- 定価:
- ¥4,900(税抜き)
※当研究所の中嶋邦夫が第4章・第1節「高齢者の経済的基盤――主要なもの」を執筆。
医療・介護・福祉、住まい、経済的基盤、財産管理、家族・相続、虐待・犯罪、裁判制度――高齢者をめぐる法的課題を広範囲にわたって整理し、その解決方法に重要な視角を提供するとともに、高齢者法の具体像を解説する。高齢者の抱える問題に対処するための法的プランニングにも役立つ一冊。
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図解入門 よくわかる 最新 年金の傾向と対策
- 著者:
- ニッセイ基礎研究所 年金総合リサーチセンター(著)
- 出版社:
- 秀和システム
- 発行年月:
- 2018年02月
- 定価:
- ¥1,300(税抜き)
※当研究所、中村亮一・德島勝幸・中嶋邦夫・安井義浩が執筆。
老後の生活は、誰もが不安に思っています。その原因は、年金制度が複雑で直観的に理解することが難しいからです。本書は、老後の所得に不安を抱いているあなたのために、公的年金制度の基礎から老後のための資産運用まで最新の情報を図解でわかりやすく解説した入門書です。公的年金制度の仕組みや、年金額の確認方法、働き方で変わる加入タイプ、投資による資産運用、NISAやiDeCoで資産形成など、年金と運用のすべてがわかります!
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日経ホームマガジン 老後貧乏にならない! サラリーマンのための退活読本
- 著者:
- 日経マネー(編)
- 出版社:
- 日経BP社
- 発行年月:
- 2016年9月
- 定価:
- ¥1,000(税抜き)
※当研究所の中嶋邦夫が「専門家の金言 (1)年金 -年金破綻の心配より、将来の稼ぎを考えて」を執筆。
≪実例満載!≫ 退職までにやっておくべきこと。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2024年04月02日 | 年金シニアプランフォーラム2024 老後資産形成を巡る諸課題 報告会第3部 「資産形成・管理にかかる知識・理解の向上 総括」 | 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構 |
2023年08月01日 | 公開WEBセミナー 「ここが知りたい!新しい将来推計人口と次期年金改革のポイント」 | ニッセイ基礎研究所 |
2023年07月07日 | 講演 「新しい将来推計人口を読む~少子化・長寿化・国際移動の仮定と影響~」 | 富山県議会 自民党議員会 人口減少問題調査会 人口減少下における成長戦略ワーキンググループ |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
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2024年02月21日 | 年金真相・物価高に負け目減り・今後の支給額・どうなる | テレビ朝日 「羽鳥慎一モーニングショー」 |
2024年01月19日 | 年金支給額 ことし4月から伸び率2.7% バブル期以来最高も 実質目減り | NHK(総合) 「ニュース」 |
2023年12月19日 | 今年最後の年金支給日 高齢者の現実 | テレビ朝日 「羽鳥慎一モーニングショー」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2024年04月13日 | 日本経済新聞 朝刊 5面 | 公的年金見直し 識者の声 / 厚生年金 適用拡大進む |
2024年04月03日 | 日本経済新聞 朝刊 5面 | 働き方と年金 広がるズレ(中) 「会社勤め」前提に限界 |
2024年02月10日 | 日本経済新聞 朝刊 21面 | 年金「目減り」、就労で補う 繰り下げ併用で月35万円も |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2024年05月号 | 日経マネー 2-7P | 別冊付録 ◆ 知って得する!年金丸わかりガイド |
2024年03月26日号 | 週刊エコノミスト 13-14P | 出生数「75万人ショック」 目減りが続く年金受給額 「逆進性」解消も急務に |
2024年04月号 | 月刊激流 50P | 【年金基礎知識】支給額は増加するも物価上昇には追いつかず |
所属部署
同じ領域の研究員紹介
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公的年金の「100年安心」は制度について
(2023/07/05)
金融研究部
德島 勝幸 -
私的年金の拠出枠組みについての更なる検討が必要
(2024/04/03)
金融研究部
梅内 俊樹
コンテンツ紹介
お知らせ
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2024年04月02日
News Release
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2024年02月19日
News Release
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2023年07月03日
News Release
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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