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2024年06月17日
将来世代の給付低下を抑えるため少子化や長寿化に合わせて調整-2024年度の年金額と2025年度以降の見通し (2)
03-3512-1859
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■要旨
6月14日は、2024年度で最初の公的年金(4~5月分)の支給日である。本稿では、年金額改定のルールのうちマクロ経済スライドによる調整(年金財政健全化のための調整)について、意義や経緯を確認する。
■目次
1 ―― 本稿の問題意識:年金額改定の本来の意義を確認する
2 ―― 改定ルールの全体像
:本来のルールと年金財政健全化のための調整ルールの2つを適用
3 ―― 年金財政健全化のための調整ルール(いわゆるマクロ経済スライド)
1|導入の経緯:2004年改正で保険料の引上げ停止とセットで導入
2|仕組みの概略
:少子化や長寿化という人数の変化の影響を、毎年の年金額(単価)の見直しで吸収
3|仕組みの詳細
:年金財政を単純化して考えると、改定率=賃金変動率+調整率となる
4|もう1つの効果:世代間の不公平を改善
4 ―― 特例ルール(いわゆる名目下限ルール)
:当面の受給者に配慮しつつ、将来の受給者へも配慮
1|特例創設時の考え方:特例該当はまれと考え、当面の受給者の生活に配慮
2|特例見直し時の考え方(2016年改正)
:特例該当の頻発に対処するため、未調整分を繰越し
3|特例見直しの意義と課題
:将来の給付水準の低下を抑えるが、繰越が溜まった場合に政治リスク
5 ―― 総括
:将来世代の給付低下を抑えるために、少子化や長寿化に合わせて当面の年金額を調整
6月14日は、2024年度で最初の公的年金(4~5月分)の支給日である。本稿では、年金額改定のルールのうちマクロ経済スライドによる調整(年金財政健全化のための調整)について、意義や経緯を確認する。
■目次
1 ―― 本稿の問題意識:年金額改定の本来の意義を確認する
2 ―― 改定ルールの全体像
:本来のルールと年金財政健全化のための調整ルールの2つを適用
3 ―― 年金財政健全化のための調整ルール(いわゆるマクロ経済スライド)
1|導入の経緯:2004年改正で保険料の引上げ停止とセットで導入
2|仕組みの概略
:少子化や長寿化という人数の変化の影響を、毎年の年金額(単価)の見直しで吸収
3|仕組みの詳細
:年金財政を単純化して考えると、改定率=賃金変動率+調整率となる
4|もう1つの効果:世代間の不公平を改善
4 ―― 特例ルール(いわゆる名目下限ルール)
:当面の受給者に配慮しつつ、将来の受給者へも配慮
1|特例創設時の考え方:特例該当はまれと考え、当面の受給者の生活に配慮
2|特例見直し時の考え方(2016年改正)
:特例該当の頻発に対処するため、未調整分を繰越し
3|特例見直しの意義と課題
:将来の給付水準の低下を抑えるが、繰越が溜まった場合に政治リスク
5 ―― 総括
:将来世代の給付低下を抑えるために、少子化や長寿化に合わせて当面の年金額を調整
(2024年06月17日「基礎研レポート」)
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