金融研究部 取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長 兼 ESG推進室長
德島 勝幸(とくしま かつゆき)
研究・専門分野
債券・クレジット・ALM
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 債券・クレジット・ALM |
---|---|
自己紹介 |
年金は全国民の老後に関係するテーマであり、様々な制度が複線的に存在するため、複雑な論点が何層にも絡みあっています。少子高齢化によってますます厳しくなる年金に関して、金融のプロという視点から鋭く斬り込み、解決策を導きます。 |
経歴 |
【職歴】 ・1986年 日本生命保険相互会社入社 ・1991年 ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA ・2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社に出向 ・2008年 ニッセイ基礎研究所へ ・2021年より現職 【加入団体等】 ・日本証券アナリスト協会検定会員 ・日本ファイナンス学会 ・証券経済学会 ・日本金融学会 ・日本経営財務研究学会 |
德島 勝幸のレポート
-
2024年07月03日
見直しを迫られる国内債券パッシブ運用
市場インデックスに連動させる国内債券のパッシブ運用は、今後の国債の発行計画次第では、金利の上昇を受けて好ましくないパフォーマンスになる... -
2024年06月07日
アセットオーナー・プリンシプルへの期待-資産運用高度化の要
政府は昨年12月に資産運用立国実現プランを公表した。日本の資産運用業が必ずしも世界の最先端を走っているとは言えないだろう。アセットマネ... -
2024年05月27日
アセットオーナー・プリンシプルへの期待-資産運用高度化の要
政府は昨年12月に資産運用立国実現プランを公表した。日本の資産運用業が必ずしも世界の最先端を走っているとは言えないだろう。アセットマネ... -
2023年07月05日
公的年金の「100年安心」は制度について
2004年に実施された公的年金の制度見直しによって、公的年金は「100年安心」な制度であると言われた。しかし、その後の人口減少の開始と...
德島 勝幸のパブリシティ
著書
-
図解入門 よくわかる 最新 年金の傾向と対策
- 著者:
- ニッセイ基礎研究所 年金総合リサーチセンター(著)
- 出版社:
- 秀和システム
- 発行年月:
- 2018年02月
- 定価:
- ¥1,300(税抜き)
※当研究所、中村亮一・德島勝幸・中嶋邦夫・安井義浩が執筆。
老後の生活は、誰もが不安に思っています。その原因は、年金制度が複雑で直観的に理解することが難しいからです。本書は、老後の所得に不安を抱いているあなたのために、公的年金制度の基礎から老後のための資産運用まで最新の情報を図解でわかりやすく解説した入門書です。公的年金制度の仕組みや、年金額の確認方法、働き方で変わる加入タイプ、投資による資産運用、NISAやiDeCoで資産形成など、年金と運用のすべてがわかります!
-
マイナス金利と年金運用
- 著者:
- 宮井 博/鈴木 誠/米澤 康博/山本 零/柳瀬 典由/徳島 勝幸/大野 早苗(著)
- 出版社:
- きんざい
- 発行年月:
- 2017年12月
- 定価:
- ¥2,000(税抜き)
※当研究所の德島勝幸が、第6章「マイナス金利による債券市場のゆがみと円金利資産投資への影響 」を執筆。
マイナス金利下での年金運用のあるべき姿を提言!
日本の確定給付型の企業年金は、一定の年金額を従業員に対して約束している。したがって、企業・従業員が支払う掛金を積み立てた年金資産はその負債を上回るように運用されなければならない。低金利環境の継続、マイナス金利への移行は、確定給付型の企業年金の運営に対して深刻な問題を突き付けている。
本書では、日本の企業年金制度の現状、企業年金財政の現状、海外におけるマイナス金利化に伴う年金資産運用の変化、ファイナンス理論に基づいた年金財政の運営モデルの提示、マイナス金利下での資産構成割合に応じた年金財政のシミュレーション、母体企業の経営者の行動についての実証研究、マイナス金利政策による日本の債券市場の変化といった論点が幅広く取り上げられている。
さらに、マイナス金利への対応として広がった円債からヘッジ付き外債投資へのシフトについては、とくに米ドルと日本円の間において、理論的には内外金利差によって規定されるはずのヘッジコストが実際には金利平価よりも高止まりしているという事実に注目し、その要因を統計的な手法を用いて分析している。日本の企業年金の現在および将来の姿を知りたい人にとって必読の文献である。 -
証券事典
- 著者:
- 証券経済学会(編著)/公益財団法人日本証券経済研究所(編)
- 出版社:
- きんざい
- 発行年月:
- 2017年6月
- 定価:
- ¥15,000(税抜き)
※当研究所の德島勝幸が、第1編と第3編の一部を執筆。
ダイナミックに変貌する証券市場を読み解く!
斯界の研究者が総力を結集した体系的大事典
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
---|---|---|
2016年09月19日 | 証券経済学会全国大会 「マイナス金利による債券市場の歪みと投資家への影響 ~主に生保・年金の観点から~」 | 証券経済学会 |
2016年06月08日 | Collateral Management Japan 2016 「日本国債の担保価値を探る」 | Collateral Management Japan 2016 「日本国債の担保価値を探る」 |
2016年05月17日 | QUICK特別セミナー 資産運用討論会 「マイナス金利下の資産運用」 | QUICK |
イベント シンポジウム
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
---|---|---|
2024年10月22日 | 年金制度の行方とシニアの活躍意義 | 株式会社ニッセイ基礎研究所│後援:日本生命保険相互会社、大樹生命保険株式会社 |
2012年10月01日 | 日本のビジネスリスク - 自然災害と財政・年金 - |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
---|---|---|
2012年02月24日 | AIJ投資顧問の虚偽報告事件について | NHK総合 「ニュースウォッチ9」 |
2012年02月24日 | AIJ投資顧問の虚偽報告事件について | テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」 |
2009年03月23日 | 個人向け社債の発行増加について | テレビ東京 「NEWS FINE」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2012年03月23日 | 日本経済新聞 朝刊 35面 | 【ゼミナール】 矛盾噴き出す年金制度(9) 海外では税制で自助努力促す |
2012年03月22日 | 日本経済新聞 朝刊 31面 | 【ゼミナール】 矛盾噴き出す年金制度(8) 確定拠出型へのシフト進む |
2012年03月21日 | 日本経済新聞 朝刊 25面 | 【ゼミナール】 矛盾噴き出す年金制度(7) 企業年金の運用体制、強化急務 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2018年06月号 | 証券アナリストジャーナル 49-54P | 展望:なぜ日本にハイイールド債市場は生まれないのか |
2018年05月号 | 月刊企業年金 4-7P | 改めて考えるオルタナティブ投資の意義と在り方 |
2016年11月22日号 | 週刊エコノミスト 30-31P | 4割保有する日銀の独壇場、投資家退出、金利形成損なう |
所属部署
同じ領域の研究員紹介
-
2025年度の年金額の見通しは1.9%増で、年金財政の健全化に貢献 (後編)-2025年度の見通しと注目点
(2024/12/02)
保険研究部
中嶋 邦夫 -
持続的な発展に向けて-SDGsの先を見据えた継続的な取組が必要か?
(2024/09/06)
金融研究部
梅内 俊樹
コンテンツ紹介
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ページTopへ戻る