
金融研究部 企業年金調査室長 年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任
梅内 俊樹(うめうち としき)
研究・専門分野
リスク管理、年金運用
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | リスク管理、年金運用 |
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自己紹介 |
従来、企業年金は長期投資とされてきました。しかし、年金を取り巻く環境が大きく変化する中で、一定水準以上の運用利回りを中長期的に確保するだけではなく、多様な課題への対応も求められる時代へと変化してきています。年金制度の成熟化により、目先の年金支払いに備える必要性が高まっています。会計基準が改正され、年金運用の巧拙が母体企業の財務に与えるインパクトが強まっています。年金運用においては、こうした課題に対応するため、単年度でのリスク管理も重要となりつつあるのです。不安定な市場環境の継続により唯でさえ難しい舵取りが求められる状況ですが、十数年にわたる運用経験により培った知見を活かし、難題を抱える年金運用やリスク管理の在り方に関して、効果的なソリューションの提供に努め、退職後の所得保障において重要性の増す企業年金の持続性の向上に貢献したいと考えております。 |
経歴 |
【職歴】 1988年 日本生命保険相互会社入社 2009年4月より現職 |
梅内 俊樹のレポート
2020年12月25日
DC拠出限度額の見直しで重要性が高まる企業の取り組み

確定給付企業年金などの給付建ての年金制度(以下、DB)を実施する場合の企業型DCの拠出限度額は、企業型DCのみを実施する場合の拠出限度額の一律半額とされて...
2020年10月27日
投資信託とは?~品揃えが豊富な金融商品

投資信託は、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、資産運用の専門家が株式や債券などに投資する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に...
2020年10月27日
つみたてNISAとiDeCoとは?~長期・積立・分散投資が可能な2つの非課税制度

つみたてNISAは、日本在住の20歳以上の方を対象とする少額から始められる積立投資の非課税制度です。毎年40万円を上限に投資信託を購入することができ、積み...
梅内 俊樹のパブリシティ
著書
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日本の年金制度―そこが知りたい39のポイント
- 著者:
- ニッセイ基礎研究所(編・著)
- 出版社:
- 一般社団法人金融財政事情研究会
- 発行年月:
- 2012年10月
- 定価:
- ¥1,470
当研究所、德島勝幸・梅内俊樹・新美隆宏・中嶋邦夫・片山ゆきが執筆。
わかりにくい「年金制度」を誰もがわかるように、基本情報や知識をわかりやすく・コンパクトに解説。
老後に重大な影響を与え、すべての国民の生活に直結する年金制度。年金資産の運用や年金財政の実態などを、専門家でなくても理解できるように39の論点に整理、詳説。
公的年金のほか、確定給付企業年金や確定拠出年金などの企業年金の概要や特徴、資産の運用・リスク管理まで、1項目ずつ丁寧に解説。
専門家や実務家のみならず、一般社会人・主婦・学生など、いままで年金制度にかかわる機会の少なかった方々が、理解し関心を高めることができる情報・知識が満載。
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2012年03月20日 | 日本経済新聞 朝刊 35面 | 【ゼミナール】 矛盾噴き出す年金制度(6) 運用不振で積み立て不足拡大 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2020年09月号 | 月刊企業年金 28-29P | 成熟度の高まりを考慮したDB運営 |
2018年06月号 | JA金融法務 4-8P | 少子高齢化の現状と高齢者の金融資産保有の傾向 |
2017年07月号 | 年金と経済 34-41P | 実質価値の維持に着目したデフォルト商品選定について |
所属部署
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保険研究部
中嶋 邦夫 -
ウィズコロナの時代における年金運用
(2020/07/03)
金融研究部
德島 勝幸
コンテンツ紹介
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レポート
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パブリシティ
お知らせ
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2021年01月21日
News Release
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2020年10月15日
News Release
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2020年07月09日
News Release
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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