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2025年07月01日

国際的に注目を集めるAsset-Intensive Reinsurance(AIR)を巡る動向

保険研究部 主任研究員・気候変動リサーチセンター兼任 植竹 康夫

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■要旨

資産集約型再保険(Asset-intensive Reinsurance:AIR)について、その規制の在り方やシステミック・リスクへの影響など、規制の在り方などをはじめとして国際的に注目が集まっている。

今回のレポートでは、2025年3月にIAISの公開草案と、その公開草案に対するいくつかの意見について紹介する。

■目次

1――AIR(Asset-Intensive Reinsurance)とは何か
2――IAISの懸念(2025年3月)
3――バミューダ金融庁(BMA)の弁明(2025年3月)
4――GFIAによる見解(2025年6月)(2025年6月)
  1│既存の監督枠組みで基本的に対応可能
  2│監督の焦点は「原則ベース」かつ「比例的」であるべき
  3│AIRは長期責任に対応する重要な金融手段
  4│国際的な対話とエビデンスベースの政策形成を重視
5――今後の展望と注視点

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年07月01日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   主任研究員・気候変動リサーチセンター兼任

植竹 康夫 (うえたけ やすお)

研究・専門分野
保険計理・保険会計

経歴
  • 【職歴】
    2007年 日本生命保険相互会社入社
    2024年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
    ・日本アクチュアリー会 正会員
    ・年金数理人

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レポート紹介

【国際的に注目を集めるAsset-Intensive Reinsurance(AIR)を巡る動向】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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