2025年04月01日

APRAによるガバナンス強化の提言について-オーストラリアの健全性規制

保険研究部 主任研究員・気候変動リサーチセンター兼任 植竹 康夫

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■要旨

オーストラリア健全性規制庁(APRA)は、3月6日に金融機関のガバナンス強化を目的とした「Governance Review - Discussion Paper(ガバナンスの見直し - ディスカッション・ペーパー)」を発表した。当レポートでは、このディスカッション・ペーパーの内容について報告する。

■目次

1――概要
  1|はじめに
  2|8つの提言の概要
  3|提言の背景
2――提言の詳細
  1|取締役会に求められるスキルと能力について
  2|適合性と適正性について
  3|利益相反管理について
  4|独立性(銀行と保険会社のみ)について
  5|取締役会のパフォーマンス評価について
  6|役割の明確化について
  7|取締役会委員会について
  8|非常勤取締役の任期と取締役会メンバーの刷新について
3――さいごに

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年04月01日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   主任研究員・気候変動リサーチセンター兼任

植竹 康夫 (うえたけ やすお)

研究・専門分野
保険計理・保険会計

経歴
  • 【職歴】
    2007年 日本生命保険相互会社入社
    2024年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
    ・日本アクチュアリー会 正会員
    ・年金数理人

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レポート紹介

【APRAによるガバナンス強化の提言について-オーストラリアの健全性規制】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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