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保険会社の人工知能(AI)ガバナンスに向けた意見(欧州)-欧州保険協会の回答書より

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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EUにおいてはAI規制法が2024年に発効している。また、保険会社等に対するAI関係のガバナンスとリスク管理のあり方については、2025年2月10日、EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)によって、提案文書が公表されている。これに対して、欧州保険協会(Insurance Europe)が5月12日に意見を公表した。この中で、規制の適用範囲などを明確にしてほしいといったこと、あるいは他の法律によるAI規制との重複を避け、整合性をもったものにすべきといった要望が示されている。
■目次
1――はじめに
2――意見書の内容
1|提案の背景と目的について
2|提案の適用範囲について
3|リスクベースアプローチとプロポーショナリティについて
4|AIを利用したリスク管理システムについて
5|AI利用の公平性と倫理面について
6|データガバナンスについて
7|文書化と記録保管について
8|透明性と説明可能性について
9|人間による監視について
10|精度・堅牢性、サイバーセキュリティについて
3――おわりに
(2025年06月20日「基礎研レター」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/06/20 | 保険会社の人工知能(AI)ガバナンスに向けた意見(欧州)-欧州保険協会の回答書より | 安井 義浩 | 基礎研レター |
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