2024年04月02日

自然災害保険の普及に向けた方策(顧客サイドの事情)(欧州)-EIOPAの検討文書(2024年2月)の紹介

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩

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■要旨

欧州においても大規模な自然災害が増加しているが、その一方で、自然災害を補償する保険の普及率は低く、いわゆる「保険ギャップ」が拡大している。この点に関して、様々な立場(顧客、保険会社、保険監督など)からみた方策が検討されてきている。EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)は、2024年2月29日、そのうちの顧客サイドの事情(リスクの正しい認識や、保険料負担の受け止め方など)から見た対応の検討文書を公表したので、その内容を紹介する。

■目次

1――はじめに
2――報告書の内容
  1|自然災害保険に加入しない諸事情
  2|考えられる対応策など
3――おわりに
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保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1987年 日本生命保険相互会社入社
     ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
     2012年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員
     ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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レポート紹介

【自然災害保険の普及に向けた方策(顧客サイドの事情)(欧州)-EIOPAの検討文書(2024年2月)の紹介】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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