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暗号資産への投資に対する警告文書の発出(欧州)-欧州金融監督当局から公表された文書の紹介

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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欧州の金融監督当局は、2022年3月17日、多くの暗号資産は非常にリスクが高く、投機的であると消費者に警告する文書を公表した。その中で、暗号資産に関しては仕組みが複雑で投機的な側面が強いことから、個人の投資者には適しておらず、現時点では欧州の金融当局による保護の範囲外にあることから、消費者自身で十分気をつけるべき、と警告している。
■目次
1――はじめに
2――暗号資産への投資に対する警告に至る背景
3――警告の具体的内容
4――暗号資産の様々なリスク
1|極端に大きな価格変動
2|誤解を招くような宣伝や不充分な情報開示
3|消費者保護の仕組みの欠如
4|商品の仕組みの複雑さ
5|詐欺や悪意のある活動に巻き込まれるおそれ
6|相場操縦、価格形成プロセスの透明性の欠如、流動性が低いこと
7|ハッキング、オペレーシャナルリスク、セキュリティの問題
5――おわりに
(2022年04月14日「基礎研レター」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
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