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EU内で統一された、保険会社の再建と破綻処理の検討の方向性-予防計画から破綻処理のバリエーション等まで、EIOPAが今後の方針に関する文書を公表

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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EIOPAが「保険会社の再建と破綻処理指令に関する提案の概要」と題する検討文書を公表した。まずは予防的な計画を、あらかじめ多くの保険会社に求めることから始められ、保険事業特有の事情を考慮しながら破綻処理方法のバリエーションを増やすこと、また各国当局間の調整や協力にも焦点をあてていくこと、などが重要とされている。今後、具体的な規定の整備や、それがうまく機能するかチェックする仕組みの構築など、技術的な問題の検討を、EIOPAが進める予定とされている。
■目次
はじめに
1――(背景)整然とした再生と破綻処理の必要性
2――文書の内容
1|全体の枠組み
2|予防のための計画
3|破綻処理のための専門機関の設置
4|破綻処理の目的
5|破綻処理に取り掛かる条件
6|破綻処理の方法
7|破綻処理における各国の協力
8|IRRDの理論的根拠
9|銀行における再建と破綻処理の仕組みとの関係
3――おわりに~EIOPAの役割
(2022年09月14日「基礎研レター」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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