- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険会社経営 >
- 海底火山噴火の軽石漂着被害-こんな被害が起きると想定されていたか?~災害・防災、ときどき保険(17)
海底火山噴火の軽石漂着被害-こんな被害が起きると想定されていたか?~災害・防災、ときどき保険(17)

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
海底火山である福徳岡の場は、8月13日に噴火が確認された。その際噴出した大量の軽石が、黒潮に乗るなどして遠く離れた沖縄県などの沿岸に漂着し、生態系へのダメージ、あるいは船舶の運航への支障などの被害が生じている。また今後本州にも被害が拡がるとの予測もあり、引き続き注意が必要である。国も漁業などの経済的な損失を補填するなどの動きを始めている。こうした状況を受けて、火山噴火被害の想定と対策をさらに高めるような検討が行われるのではないか。
■目次
1――わが国の最近の火山活動
2――軽石漂着被害の状況
1|被害の様相
2|被害への対応と今後の見通し
3|今回の被害に何を学ぶのか
3――おわりに~民間の保険は何かの役にたつか
(2021年11月17日「基礎研レター」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/05/30 | 自然災害保険の補償内容を理解しているか?(欧州)-保険商品情報文書の充実に向けたEIOPAの報告書 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2025/05/27 | 保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2025.4)-EIOPAが公表している報告書(2025年4月)の紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2025/05/23 | 金融システムの安定性に関わる人工知能(AI)の利点とリスク(英国)-イングランド銀行金融安定政策委員会の公表資料より | 安井 義浩 | 基礎研レター |
2025/05/09 | 宇宙天気現象に関するリスク-太陽フレアなどのピークに入っている今日この頃 | 安井 義浩 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年06月13日
インド消費者物価(25年5月)~5月のCPI上昇率は+2.8%、食品価格の低下が続いて6年ぶりの低水準に -
2025年06月13日
年齢制限をすり抜ける小学生たち -
2025年06月13日
欧州保険会社が2024年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(2)-SCRの算出(内部モデルの使用状況と分散効果の状況等)- -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来 -近年のAI進化の背景とは -
2025年06月13日
株主提案による役員選任議案-フジメディア・ホールディングス
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【海底火山噴火の軽石漂着被害-こんな被害が起きると想定されていたか?~災害・防災、ときどき保険(17)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
海底火山噴火の軽石漂着被害-こんな被害が起きると想定されていたか?~災害・防災、ときどき保険(17)のレポート Topへ