2023年09月15日

生物多様性の定義・意義などを復習-今後の本格的な企業の開示基準の提示に向けて

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩

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■要旨

「生物多様性」については、現在様々な切り口からいろいろな検討組織があり、何をみればいいか実状がわかりにくい。ここではまず、生物多様性の定義を確認しておく。また、生物多様性は人間の生存そのものの基礎であり、企業活動も生物多様性に配慮したものになる必要があると認識されている。その考え方が世の中に浸透するならば、企業がこれに取り組む姿勢を示すことが重要になる。

■目次

はじめに
1――生物多様性の定義と実態
2――なぜ生物多様性を守らなければならないのか
  1|人間の生存そのものが生物多様性に依存している
  2|人間の経済活動や居住環境もそうである
  3|企業活動もそうである
  4|世の中に企業活動を受入れてもらうにも必要
3――おわりに
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保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1987年 日本生命保険相互会社入社
     ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
     2012年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員
     ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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