2024年11月22日

保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2024.10)-EIOPAが公表した報告書(2024年10月)の紹介

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩

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■要旨

EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)から、ほぼ四半期に一度のペースでリスクダッシュボードが発表されている。2024年10月30日に年金基金分野、10月31日に保険分野についてそれぞれ公表された。これはその時々のソルベンシーII関連データに基づいて、EU内の年金基金と保険それぞれにおける主なリスクと脆弱性を要約したものである。現時点の状況は比較的安定しており、目だった変化はないようだが、継続してみていく必要があろう。


■目次

1――はじめに
2――各リスクの状況
  1|保険分野
  2|年金基金分野
3――おわりに

(2024年11月22日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1987年 日本生命保険相互会社入社
     ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
     2012年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員
     ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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【保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2024.10)-EIOPAが公表した報告書(2024年10月)の紹介】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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