- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 暮らし >
- 消費文化 >
- 「ラブブ」とは何だったのか-SNS発の流行から考える“リキッド消費”
2025年11月20日
「ラブブ」とは何だったのか-SNS発の流行から考える“リキッド消費”
03-3512-1776
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
============================================
※ 当レポートは、基礎研REPORT(冊子版)1月号[vol.346] に要約版を掲載しております。
============================================
■要旨
本稿は、中国発のキャラクター「ラブブ(Labubu)」のブームを事例に、現代における消費の流動化――リキッド消費(liquid consumption)――の構造を考察するものである。
ラブブは、ハイブランドとの共演やインフルエンサーによる拡散を通じて、SNS上のトレンドの象徴となった。
その過程で投機や転売の対象へと変化し、一般消費者が実際に手にすることは難しくなった結果、「SNSでは誰もが知っているのに、現実では誰も持っていないキャラクター」という矛盾を生み出した。
本稿では、この現象をリキッド消費のうち、とくに短命性(ephemerality)の観点から捉え、SNSが生み出す「可視化された欲望」の連鎖と、それに伴う過熱的短命性の構造を明らかにする。
ラブブの流行は、人々の関心・共感・欲望が瞬間的に立ち上がり、同じ速さで消費されるという現代的リズムを示しており、本稿はこの事例を通じて、現代消費社会における「流行の寿命」と「欲望の可視化」がいかに消費文化の構造を変化させているのかを考察する。
■目次
1――「ラブブって、もう流行ってないよね」
2――カルチャーアイコンから“投資対象”へ
3――誰もが知っているのに、誰も持っていない
4――祭りの屋台に並ぶ偽物たち
5――希少性と大衆化のジレンマ
6――二つのトレンドの波
7――リキッド消費
8――「いま、それに参与していること」そのものが価値化されるSNS社会
9――リキッド消費の時代における消費文化
(2025年11月20日「基礎研レター」)
03-3512-1776
新着記事
-
2026年01月20日
IMF世界経済見通し-またも世界成長率見通しを上方修正 -
2026年01月20日
トランプ2.0始動から1年-米欧関係の現在地と日本への示唆 -
2026年01月20日
国内外の社会変化は、サステナ行動にどう表れたのか-「できそう」という感覚が分けた、20代のサステナ行動の差(1) -
2026年01月20日
保険金受取人と税金-個人保険契約における取扱い -
2026年01月20日
今週のレポート・コラムまとめ【1/13-1/19発行分】
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【「ラブブ」とは何だったのか-SNS発の流行から考える“リキッド消費”】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
「ラブブ」とは何だったのか-SNS発の流行から考える“リキッド消費”のレポート Topへ









