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年金基金の流動性リスクの監督についての動き(欧州)-EIOPAからの意見募集が始まる
保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
年金基金のリスク管理の中でも資金流動性の管理・監督について、2024年9月下旬に、EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)が、監督方針の案を表明し、同時に利害関係者に2024年12月を期限とした意見募集を行なっている。これらを踏まえて、2025年中にEIOPAの最終意見が公開される予定となっている。
■目次
1――はじめに
2――意見募集の対象となるEIOPA意見
1|定義
2|(年金基金の監督者の対応)年金基金の流動性リスク管理を将来に向けて監督すること
3|(年金基金自身の対応)年金基金の流動性リスク管理とガバナンス
3――今後の動きについて
(2024年10月18日「基礎研レター」)
03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/11/29 | 保険業界における、サステナビリティリスクの取扱いの検討(欧州)-EIOPAの報告書の紹介 | 安井 義浩 | 基礎研レター |
2024/11/22 | 保険と年金基金における各種リスクと今後の状況(欧州 2024.10)-EIOPAが公表した報告書(2024年10月)の紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2024/11/19 | 2047年までに、すべての人に保険を(インド)-インドの保険監督当局(IRDAI)の検討状況を紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
2024/11/01 | 汎欧州年金商品の将来に向けた改定の方向性(欧州)-EIOPAの提案書の紹介 | 安井 義浩 | 保険・年金フォーカス |
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