- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険会計・ソルベンシー >
- 年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要
■見出し
1――はじめに
2――年金基金に対する定量的調査の概要
1│これまでの経緯
2│技術的仕様書の概要—Holistic Balance Sheet
3│技術的準備金(最良推計・リスクマージン)
4│年金基金特有の項目
5│必要自己資本-ソルベンシー資本要件(SCR)と最低資本要件(MCR)
6│使用するシナリオ
3――適用する割引利率について
4――おわりに
■introduction
欧州における保険会社の健全性規制に関しては、ソルベンシーII導入の検討が進められているところであるが、一方で年金基金の健全性に関する議論も本格化してきているようである。ひとことで言えば、年金基金にもソルベンシーII相当の制度を導入しようという動きである。逆に保険・年金の全体の考え方の整合性の観点からは、保険会社のソルベンシーIIの以後の議論に跳ね返ってくる議論もあるかもしれない。また、ソルベンシーII同様、こうした議論はいずれ日本の年金の健全性規制にも影響を与えるものであり、常時、検討状況を把握しておくことが重要と思われる。当レポートではその内容につき紹介し、今後の議論を追跡するための出発点としたい。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要のレポート Topへ