- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 保険会計・ソルベンシー >
- 年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要
年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要
保険研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター兼任 安井 義浩
このレポートの関連カテゴリ
■見出し
1――はじめに
2――年金基金に対する定量的調査の概要
1│これまでの経緯
2│技術的仕様書の概要—Holistic Balance Sheet
3│技術的準備金(最良推計・リスクマージン)
4│年金基金特有の項目
5│必要自己資本-ソルベンシー資本要件(SCR)と最低資本要件(MCR)
6│使用するシナリオ
3――適用する割引利率について
4――おわりに
■introduction
欧州における保険会社の健全性規制に関しては、ソルベンシーII導入の検討が進められているところであるが、一方で年金基金の健全性に関する議論も本格化してきているようである。ひとことで言えば、年金基金にもソルベンシーII相当の制度を導入しようという動きである。逆に保険・年金の全体の考え方の整合性の観点からは、保険会社のソルベンシーIIの以後の議論に跳ね返ってくる議論もあるかもしれない。また、ソルベンシーII同様、こうした議論はいずれ日本の年金の健全性規制にも影響を与えるものであり、常時、検討状況を把握しておくことが重要と思われる。当レポートではその内容につき紹介し、今後の議論を追跡するための出発点としたい。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1833
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年01月15日
EUソルベンシーIIにおけるLTG措置等の適用状況とその影響(6)-EIOPAの2020年報告書の概要報告- -
2021年01月15日
新型コロナによる都道府県別の個人消費減少額を試算-緊急事態宣言の再発令でさらなる落ち込みは不可避 -
2021年01月14日
さくらレポート(2021年1月)~景気は持ち直しているが、先行きに慎重 -
2021年01月14日
企業物価指数(2020年12月)―前年比でマイナス幅は徐々に縮小へ -
2021年01月13日
ポストコロナの韓国版ニューディールは成功するか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
-
2020年06月25日
News Release
【年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
年金基金の健全性規制の動向 - 欧州で行われている定量的調査の概要のレポート Topへ