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2022年度 生命保険会社決算の概要

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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2022年度の生命保険会社全42社の業績を概観する。海外金利の上昇により外貨建保険の販売が増加したことで販売業績は好調であった。一方で、外貨建債券の時価が大きく減少し、含み損となった会社も多い。基礎利益については、ヘッジコスト(今回から基礎利益に含めることになった。)の増加により利差益部分が大幅に減少した。また新型コロナ関連の入院給付金支払いの大幅な増加により、危険差益も大きく減少した。
■目次
1――保険業績(全社)
2――大手中堅9社の収支状況
1|資産運用環境と有価証券含み益
2|基礎利益は大きく減少
3|利差益も減少~算定方法の変更によるヘッジコストの負担増加~
4|当期利益も減少~内部留保の割合は高いが、配当金額は相対的に増加
5|ソルベンシー・マージン比率~高水準を維持、ESRの開示も一部の会社から始まる。
3――かんぽ生命の状況
4――トピックス
1|外貨建資産・保険の動向
2|基礎利益の算出方法の改定の中身について(補足)
(2023年07月14日「基礎研レポート」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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2025/04/11 | バミューダ金融当局の2025事業計画-今後再保険などで注目されるかもしれない。 | 安井 義浩 | 基礎研レター |
2025/03/21 | 宇宙天気現象に関するリスク-太陽フレアなどのピークに入っている今日この頃 | 安井 義浩 | 基礎研レポート |
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