2017年03月28日

地震保険の改定-保険料値上げが続く?

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩

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■要旨

地震保険は、1966年の創設以来、常に内容が見直されてきている。2017年1月には、損害区分の細分化と保険料率の改定が行なわれた。最新の危険度を反映した保険料率に向けて、今回を第1回として3段階での改定が予定されているが、あと2回は改定率・次期とも未定である。進化していく制度を背景に、保険者サイドのさらなる普及努力が望まれる一方、加入者も、災害への備えの一つとして、有効に活用したい。

■目次

1――地震保険とは
2――常に見直されている地震保険の内容
3――おわりに
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保険研究部   主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任

安井 義浩 (やすい よしひろ)

研究・専門分野
保険会計・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1987年 日本生命保険相互会社入社
     ・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
     2012年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員
     ・日本証券アナリスト協会 検定会員

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【地震保険の改定-保険料値上げが続く?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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