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2015年07月06日
■要旨
生命保険会社42社の2014年度(2015年3月期)決算が5月下旬に出揃った。前年度に引き続き株高・円安という良好な資産運用環境だったこともあり、収益性、健全性の面で好調なものとなった。販売業績面では、新契約高は貯蓄性商品の増加などにより対前年度1.6%増加となったが、保有契約高は▲0.9%減少した。第三分野は引き続き好調である。収支面では基礎利益が7.9%の増加となった。健全性に関しては、有価証券含み益が増加したことなどからソルベンシー・マージン比率がほとんどの会社で上昇した。一方、契約者配当についても、増配する会社が昨年よりさらに増えている。
03-3512-1833
経歴
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
(2015年07月06日「基礎研レポート」)
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