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保険会社を対象としたストレステストの開始(欧州)-地政学的な懸念を想定した、EIOPA等のシナリオに基づいて

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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EIOPA(欧州保険・企業年金監督機構)が、保険会社を対象とした、2024年のストレステストを開始する。金融経済状況として、あり得そうな悲観シナリオを設定し、そうしたショックに保険会社が耐えられるものかどうかに関する情報を、各国保険監督当局等に提示することになる。今年は特に、地政学的な緊張の激化や、さらなる長期化を想定したものとなる。結果は12月に公表される予定とされている。
■目次
1――保険セクターを対象としたストレステストの実施
2――ストレステストの内容
1|設定されるシナリオ
2|対象となる保険会社
3|結果の評価とその後の対話
3――おわりに
(2024年05月13日「基礎研レター」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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2025/07/31 | 2024年度生命保険決算の概要-利差益増により基礎利益は増加、国内債券は含み損だがほぼ問題なし | 安井 義浩 | 基礎研レポート |
2025/07/04 | 金融安定性に関するレポート(欧州)-EIOPAの定期報告書の公表 | 安井 義浩 | 基礎研レター |
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