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井出 真吾のレポート
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2025年01月09日
日経平均4万円回復は?
日本企業の業績見通しが冴えない。第1四半期決算の時点では例年の1.5倍以上にあたる企業が通期見通しを引き上げたため、中間決算時点でも多...
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2024年12月23日
日経平均4万円回復は?
日本企業の業績見通しが冴えない。第1四半期決算の時点では例年の1.5倍以上にあたる企業が通期見通しを引き上げたため、中間決算時点でも多...
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2024年11月06日
「選挙は買い」は本当か
衆議院の解散総選挙が行われると株価が上昇しやすい傾向があることから「選挙は買い」とされる。過去の衆院選と株価の関係を検証したところ、解...
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2024年08月07日
新NISAスタートから半年 理想を追ったら資産が半分に!?-長期投資で大失敗しないために
新NISAスタートから半年が過ぎようとしている。これまでの運用成績は概ね良好とみられるが、日米欧金融政策が転換期にあるうえ11月には米...
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2024年06月24日
新NISAスタートから半年 理想を追ったら資産が半分に!?~長期投資で大失敗しないために~
新NISAスタートから6ヶ月が経過しようとしている。これまでの運用成績は概ね良好とみられるが、米大統領選挙を控えるなど、株式市場は不安...
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2024年05月07日
ストライクゾーン高めの日本株
日経平均は3月上旬にあっさり4万円の大台を超え、24年の株式市場は順調な滑り出しといえよう。その一方で、急ピッチな株価上昇を受けて“高...
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2024年02月07日
新NISA、「毎月投資」か「1月一括投資」か
新NISA(少額投資非課税制度)がスタートした。非課税期間の無期限化、非課税投資限度額の大幅拡大で期待が高まる一方、ネット上などでは「...
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2023年12月27日
日経平均バブル後高値更新3万5000円へ~2024年の株価見通し~
2023年の日経平均は大幅上昇した。日米の金融政策が転換点にあること、米景気の減速などで24年前半は不安定な状況が続きそうだが、日本企...
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2023年12月11日
新NISA、「毎月投資」か「1月一括投資」か~「オルカン vs S&P500論争」にも終止符を打つ~
いよいよ新NISA(少額投資非課税制度)がスタートする。非課税期間の無期限化、非課税投資限度額の大幅拡大で期待が高まる一方、ネット上な...
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2023年11月06日
日本株の“伸びしろ”
日本取引所グループが上場企業に経営改善を要請して数ヶ月、具体的な取組内容や検討状況を開示した企業は全体の3割程度に過ぎないが、裏を返せ...
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2023年08月22日
日本株に待ち受ける試練~日経平均3万円割れも~
日経平均株価は7月にバブル後の最高値を更新したものの、その後は上値の重い展開が続いている。今後は米インフレ率が鈍化しづらくなり、「AI...
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2023年05月23日
日経平均3万1,000円突破!今後の展開は?~臨時リバランスの検討を~
33年ぶりの日経平均株価3万1,000円台回復を主導したのは、海外投資家による日本株の再評価だ。景気減速が懸念される欧米と対照的に、日...
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2023年05月10日
パート賃上げと「厚生年金ハーフ」
産業別労働組合「UAゼンセン」によると、23年の春闘でパートの賃上げ率が5.68%(制度昇給、ベア等込)となった。女性や60歳代の就労...
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2023年05月08日
日本株市場を活性化する、東証の“二正面作戦”
東証が株式市場を再編した当初、「プライム市場の銘柄数が多すぎる」「経過措置の期限が不明確」などの理由から、市場再編の実効性が乏しいとの...
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2023年04月19日
パート賃上げと「厚生年金ハーフ」
産業別労働組合「UAゼンセン」によると、23年の春闘でパートの賃上げ率が5.68%(制度昇給、ベア等込)となった。女性や60歳代の就労...
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2023年04月03日
経営者と投資家が注意すべき東証のPBR改善要請~株主代表訴訟リスクも~
東京証券取引所の要請に応じて上場企業がPBR(株価純資産倍率)を改善する方法はいくつかあるが、転換社債型新株予約権付社債(CB)発行と...
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2023年02月14日
当面の株価見通しと2023年の投資戦略-レバレッジ型ETFの正しい活用法
2023年の日経平均は2万5,000円程度から2万9,000程度の範囲で上昇・下落を繰り返すレンジ相場を想定している。2022年と似た...
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2023年01月16日
もし日銀が利上げしたら日経平均はいくら下落するか
日本の金利上昇が止まらない。市場では1月17~18日に開催される金融政策決定会合で日銀が長期金利の上昇を再び容認するのではないかという...
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2022年12月05日
2023年の株価見通し~日経平均2万5000円割れも~
世界的なインフレがなかなか落ち着かない。日本株は堅調な業績と急速な円安を支えに底堅い展開を見せているが、23年は米国経済が軟着陸に成功...
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2022年10月11日
日銀ETFを活用した日本経済の底上げスキーム-今さら“無かったこと”にはできないので、日本を少しでも豊かにする活用法を考えてみよう
日本銀行が保有するETF(上場投資信託)は2022年3月末時点で51.3兆円にのぼる。法的な問題こそ無いが、この政策には否定的な意見が...
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2022年06月07日
投資家置き去りの東証プライム市場-真の「プライム企業」とは
4月4日に東京証券取引所の新市場区分がスタートした。従来の4市場(1部、2部、ジャスダック、マザーズ)を、「プライム」、「スタンダード...
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2022年05月09日
日本株の見通し~2022年内に日経平均3万円回復か~
米国の利上げ開始は金融相場の終焉と同時に、企業業績が素直に評価されやすい業績相場への移行を意味する。世界的に景気回復は続く見通しだが、...
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2022年04月11日
投資家置き去りの東証プライム市場-真の「プライム企業」とは
4月4日にスタートした東証プライム市場に期待する投資家は極めて少ない。最大の理由は「銘柄数が多すぎる」ことだ。東証1部上場企業の8割以...
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2022年01月27日
パウエル・ショックで株価急落 今後の展開は?
株価下落が止まらない。米国の金融政策を巡る不透明感が払拭されず、日経平均の昨年末からの下落率は9%を超えた。早ければ明日にも相場全体の...
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2021年12月29日
日経平均の見通し-2022年末3万2,000円を予想
2021年後半の日経平均は回復の鈍さが目立った。オミクロン株の流行などもあったが、最大の理由は日本株の魅力が薄れたことだろう。見劣りす...
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2021年12月03日
2022年の米利上げは最大1回か
米FRBがテーパリングを開始し、今後の焦点は正常化の次のステップである「利上げ」に移った。カギを握るのはインフレと雇用だ。パウエル議長...
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2021年10月25日
衆院選後の株価、明暗は2週間後?
今年の10月31日は第49回衆議院議員総選挙の投票日とハロウィンが重なる。株式市場では「ハロウィンの時期に株を買うと値上がりしやすい」...
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2021年10月19日
日経平均3万円回復は来年以降に持ち越しか
菅義偉前首相の退陣表明をきっかけに日経平均株価は一時3万円を回復したが、わずか3週間で再び3万円割れとなった。原油など資源価格の高騰や...
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2021年09月03日
米FRB緩和縮小でも日本株は底堅い展開か
パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長は講演で、量的緩和縮小(テーパリング)および利上げについて慎重姿勢を強調した。これを受け株式市...
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2021年08月02日
株価の日米格差は縮小へ ワニの口は年内に閉じる
株価の日米格差が拡大している。日経平均株価は今年2月に一時3万円を回復した後、軟調な展開が続き7月末までに約10%下落した。一方、米国...
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2021年06月12日
ソフトバンクGがカギを握る日経平均3万円回復の現実味
今年2月に30年以上ぶりに3万円を回復して話題になった日経平均株価は、5月中旬には2万7,400円台まで10%近く下落。その後も戻りが...
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2021年05月12日
日銀ETFに残された課題-出口論の前に検討すべきこと
日本銀行は上場投資信託(ETF)の買入方針を変更した。主な変更点は年間買入額のメドである「原則6兆円」を削除したことと、今後の買入対象...
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2021年05月10日
日本株の見通し~年後半は調整必至か
コロナショックからの景気回復期待と未曾有の金融緩和が世界的な株高を演出し、日本株も一時、約30年半ぶりの水準を回復した。今後はワクチン...
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2021年03月05日
日銀はETF買入を減らすか~「政策点検」の先を読む~
日銀は3月19日に「より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検」の結果を公表予定だ。株式市場では「日銀が株価を下支えしてくれ...
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2020年12月28日
世界総楽観に潜む株価急落リスクを点検~2021年の株価見通し~
各国株価はコロナショックによる急落から意外なほど順調に回復した。現在の株価はファンダメンタルズ(企業業績など)では説明できない水準に上...
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2020年12月03日
バイデン大統領なら“つまらない”相場に?
稀にみる激戦となった米大統領選はバイデン氏の勝利となりそうだ。一方、金融機関等への規制強化や大幅増税を株式市場が警戒していたブルー・ウ...
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2020年09月10日
業績見通し「未定」企業に引き続き要警戒-10月~11月の中間決算公表に向けた示唆
2020年度第1四半期(4~6月)の決算発表が一巡した。年度初めに業績見通しを「未定」としていた企業の半数弱が業績予想を公表したが、極...
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2020年08月27日
株価は一旦下落か
8月以降の株価上昇で日経平均は一時コロナショック前の水準を回復した。今回の株価上昇の背景を端的に言えば、景気の回復と超低金利の継続が「...
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2020年08月06日
「老後2,000万円」騒動から1年、コロナ襲来で「つみたて投資」はやめるべきか、続けるべきか
去年6月の「老後2,000万円」騒動をきっかけに、つみたて投資を始めた人は多い。。一念発起して投資家の仲間入りしたものの、1年も経たず...
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2020年07月24日
コロナ禍でも業績が上振れしそうな企業
まもなく2020年度第1四半期(4~6月)の決算発表が本格化する。例年このタイミングで業績予想を変更する企業は少ないが、年度末まで9ヶ...
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2020年06月22日
「老後2,000万円」騒動から1年 コロナ襲来で「つみたて投資」はやめるべきか、続けるべきか
「老後2,000万円騒動」から1年が過ぎた。騒動をきっかけに「つみたて投資」を始めた矢先のコロナ禍で株価が急落。肝を冷やした人も少なく...
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2020年06月09日
日経平均2万3000円回復 今後の展開は?
日経平均が2万3,000円を回復した。3月の最安値から3ヶ月弱で40%の急上昇だ。国内外で経済活動が段階的に再開され市場の期待は膨らん...
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2020年06月05日
「年金巨額損失」というニュースの正しい読み方
年金に関する批判的な報道が再び増えそうだ。新型コロナウイルスの影響で世界中の株価が急落し、年金積立金の運用が大幅な損失となった可能性が...
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2020年06月04日
日銀も低コスト投信にシフト!? 国民負担の軽減は極めて限定的
日本銀行がETF(上場投資信託)の買入方法を変更した。年間6兆円のうち集中的に買入れてきたETFは信託報酬率(保有コスト率)が相対的に...
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2020年05月18日
新型コロナ終息前の決算発表 業績「悪化」よりも「未定」に厳しい評価
上場企業の決算発表がピークを越えた。新型コロナウイルスが世界経済を揺さぶる中、今年度の業績予想を公表できない企業が急増するという異例の...
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2020年05月08日
GPIFの運用を考える
コロナ・ショックによる世界的な株価急落の影響で、GPIFの2019年度運用実績はリーマン・ショックが発生した2008年度に次ぐ規模の損...
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2020年04月14日
真価が問われる日銀のETF買入政策
新型コロナ・ショックを受けて日銀がETFの買入ペースを拡大させている。非常時の対応としては辛うじて正当化できるとしても、中長期的には効...
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2020年04月02日
「年金巨額損失」というニュースの正しい読み方
新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中の株価が急落し、2019年度は年金積立金の運用が大幅な損失となった可能性が高い。国民の不安を煽...
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2020年02月21日
新型肺炎拡大でも、日本株が大崩れしない3つの理由
新型肺炎の影響拡大が懸念される中、日経平均は大崩れすることなく3連休を迎えた。値下がりしたら株を買おうと思っている投資家からすれば“意...
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2020年01月30日
新型肺炎だけじゃない 株価急落の本当の理由と今後の見通し
株価急落の原因は「新型コロナウイルスの感染拡大」とされるが、本当の理由は「そもそも株価が割高だった」ことだ。昨秋以降の株価上昇は期待が...
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2020年01月28日
過去最高を更新した日本企業の自社株買い
上場企業による2019年度の自社株買いが過去最高を更新した。自社株買いは当該企業の株価やROE(自己資本利益率)にプラスに作用し、株式...
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2019年12月04日
企業価値評価を高める「株主との対話」
コーポレートガバナンス・コード、スチュワードシップ・コード、ESG経営・投資。いずれも持続的成長を可能とするための企業改革・市場改革の...
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2019年11月25日
日銀のETF買いに異変?
日銀のETF(上場投資信託)買入政策が久しぶりに話題になった。11月13日と14日に株価がやや大きく下落したにもかかわらず、日銀がET...
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2019年11月20日
中間決算から探る 銘柄選びのヒント-利益の進捗率に注目
日経平均株価は2万円~2万2,000円での一進一退が続いたが、10月上旬からの値上がりで約1年ぶりに2万3,000円を回復した。米中貿...
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2019年08月08日
貿易摩擦に負けない企業
米中の対立が泥沼化の様相を呈してきた。中東や朝鮮半島情勢など地政学リスク、イギリスがEUから強行離脱する可能性も高まっている。世界経済...
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2019年07月18日
米国株は息切れ、日経平均は2万1000円割れ
NYダウが史上初めて2万7,000ドルを超えるなど米国株は順調に値上がりしたが、そろそろ息切れしそうだ。米国企業の業績見通しが悪化傾向...
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2019年05月30日
積立投資 いつ、どうやって始める?-若い世代の資産形成 Part4
このシリーズでは「株は長期的には上がるもの」「若者こそ積立投資で時間を味方に付けよう」「投信選びはコスパで」などの話をしてきた。最後に...
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2019年05月23日
投資信託はコスパ重視で賢く選ぼう-若い世代の資産形成 Part3
前回、「株式は長期では値上がりが期待できる」と述べた。もちろんこれは一般論で、個別企業ごとに業績や株価が異なる動きをする。最悪の場合、...
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2019年05月22日
米中摩擦が業績を圧迫、日本株は一進一退が続く
10連休明けの日経平均株価は7営業日連続で下落した。2016年4月以来、約3年ぶりだ。令和の株式市場はほろ苦い幕開けとなったが、この先...
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2019年05月16日
若いほど有利、時間を味方に付ける「積立投資」-若い世代の資産形成 Part2
若い世代は仕事の“伸びしろ”も大きい。一番大事なのは本業の仕事で「稼ぐ力」を高めることだが、シリーズ第1回に述べたような社会情勢の変化...
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2019年05月09日
国の年金は実質目減り 若い世代こそ資産防衛を考えよう-若い世代の資産形成 Part1
初任給を受け取ったときに「学生時代のバイト代よりずっと多い!」と感じた人は少なくないだろう。かつて筆者もそう思った。給料やボーナスを何...
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2019年05月09日
決算発表シーズン到来、日本株は上昇基調を取り戻すか
年明け以降の日本株は反発したものの、昨年暮れの大幅下落を3月末までに埋めきれなかった。最大の要因は景気や企業業績の先行きが不透明で、中...
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2018年12月21日
日経平均2万円割れ寸前 最悪シナリオは?
世界中で株安が止まらない。日経平均は2万円割れ寸前となった。年明け以降は重要なリスクイベントが相次ぐうえ、市場心理をすぐに改善させる要...
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2018年12月20日
「健康経営」で株価も元気!Part2-連続選定企業の企業価値向上が鮮明
従業員の健康保持・増進に積極的に取り組む「健康経営銘柄」(経済産業省と東京証券取引所が選定・公表)は、従業員の活力や生産性などの改善に...
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2018年12月05日
なぜ、日経平均のPER は“15 倍が適正”なのか
株価の割安/割高の判定にはPER(株価収益率)がよく利用されるが、日経平均やTOPIXの場合、PER14 倍~16倍が割安でも割高でもな...
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2018年09月07日
日銀ETF買入れ縮小の真意-緩和縮小ではなく、緩和継続のメッセージ
日銀はETFの買入れを縮小したようだ。そのため市場では「緩和縮小か?」という声もあるが、真の狙いは黒田総裁の会見どおり“緩和継続”だろ...
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2018年06月07日
日銀の出口戦略に関する考察-ETFの含み益で個人の資産形成を
日本銀行が大規模な金融緩和策を導入して5年が経過した。緩和策の効果について様々な見方がある一方、いわゆる“出口戦略”に関しては議論が進...
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2018年05月07日
日銀がGPIFを超える日
日銀は年間6兆円ペースでETF(上場投資信託)の買い入れを続けている。黒田総裁の最近の発言からは、買入額を減らすのは早くても2020 年...
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2018年04月03日
日銀の出口戦略に関する考察-ETFの含み益で個人の資産形成を
日本銀行が大規模な金融緩和策を導入して5年が経過した。円安が企業業績を改善させ、十分とはいえないが設備投資や賃金の増加に結びつくなど一...
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2018年02月06日
ついに米国株ミニバブルが崩壊-日経平均は早期に2万3000円を回復か
米国株の急落を受けて日経平均も大幅下落となった。きっかけは米金利上昇とされるが、より本質的には米国株のミニバブルが崩壊したことだろう。...
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2018年01月30日
新たな時代に入った日本株市場-中長期株価予想~日経平均は10年後に4万円を達成か
日経平均株価は1月23日に2万4000円を回復した。26年ぶりの水準回復に、一部には値下がりを警戒する向きもあるようだが、短期的には上...
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2017年12月05日
2018年の株式市場展望 ~日経平均2万5,000円も視野に
2017年後半の日本株市場は、日経平均株価が1996 年以来の水準を回復するなど急速に活況となった。今後も世界的に堅調な景気と緩やかな円...
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2017年10月30日
日銀ETF 予算消化の「買入増額」はあるか
日銀によるETF(上場投資信託)買い入れの行方が話題のようだ。株価上昇で日銀のETF買入ペースが下がったため、今後は1回あたりの買入額...
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2017年10月19日
株式市場の展望と投資戦略-日経平均は2万2000円を無理なく達成へ
日経平均株価は10月13日に2万1,000円を超えた。終値で2万1,000円を回復するのは1996年11月29日以来の約21年ぶりとな...
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2017年08月08日
日銀のETF買い、やめるなら今が好機ー買入減額・売却時のシミュレーション
最近、日銀による金融緩和の「出口」が話題になることが増えた。出口とは金融緩和の縮小や金融政策の正常化を図ることだが、金融緩和策の目的で...
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2017年06月28日
日銀のETF買い、やめるなら今が好機-買入減額・売却時のシミュレーション
最近、日銀による金融緩和の「出口」が話題になることが増えた。出口とは金融緩和の縮小や金融政策の正常化を図ることだが、金融緩和策の目的で...
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2017年06月05日
株式市場展望~日本株が上昇基調を取り戻すカギ
16 年度の上場企業のROE は3年ぶりに改善し、17 年度もさらに改善が期待できそうだ。欧米政治や地政学リスクなど先行き不透明な中、これら...
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2017年04月11日
株式市場の展望-米政策期待の剥落で、伸び悩む日本の企業業績と株価
日経平均株価は3月下旬に2万円回復を伺う場面もあったものの、市場の期待と裏腹に下げに転じた。米政治への懸念や地政学リスクが意識される中...
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2017年03月22日
ROE至上主義の罠-短命に終わったリキャップCBブーム
2017年3月17日、東京証券取引所は、上場企業によるリキャップCB発行に関して注意喚起する文書を公表した。なぜ、金融庁・東証はこのよ...
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2017年01月11日
「日銀は株価を歪めていない」は本当か-新ルールは評価できるが歪みは拡大
日銀のETF大量購入が株価を歪めている可能性を検証したところ、日経平均レベルでの歪みは明確でないものの、個別銘柄の株価は歪んでいること...
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2016年12月05日
中期的アルファ源泉としての技術特許
特許情報が株価に織り込まれるプロセスを検証し、技術競争力の獲得は概ね3年後に自己資本利益率(ROE)を上昇させ、それを投資家が認識する...
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2016年11月07日
「日銀は株価を歪めていない」は本当か-新ルールは評価できるが歪みは拡大
日銀のETF大量購入が株価を歪めている可能性を検証したところ、日経平均レベルでの歪みは明確でないものの、個別銘柄の株価は歪んでいること...
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2016年10月12日
円高は再び株価を押し下げるか-想定為替レートの変更事例から中間決算を読む
日経平均が1万7,000円を本格的に回復できない状態が続いている。円高による今後の業績下方修正を市場は警戒しているようだが、試算による...
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2016年09月08日
日銀のETF大量購入
日銀はETFの買入枠を年間6兆円に拡大。その規模はアベノミクス始動直後の海外投資家の買い越し額に匹敵する。株価の下支え効果が期待される...
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2016年08月08日
日銀ETF大量購入の問題点-マッチポンプの日本的手法と企業経営に悪影響の懸念
日銀のETF大量購入は株価の下支え効果が期待されるが、そもそも日銀が株価を押し下げている可能性がある。日銀は市場との対話を通じてETF...
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2016年06月20日
意外と長い、自社株買いの“賞味期限”-オオカミ少年に要注意!
上場企業の自社株買いが増えている。自社株買いは株主還元強化やROE(自己資本利益率)を改善させるメリットのほか、不安定な株式市場を下支...
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2016年06月14日
投資家は賢くなったか Part2 -リキャップCBをプラス評価しなくなった株式市場
2016年2月15日付けレポート「投資家は賢くなったか~リキャップCB実施企業の株価は語る~」で、2014年以降急増している「リキャッ...
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2016年06月03日
上場企業のROEに危険信号が点灯
上場企業のROEが下がっている。15年度は目安の8%を下回り、16年度はさらに悪化する恐れも出てきた。自社株買いでROEを8%以上に回...
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2016年04月21日
上場企業のROEに黄信号-株主還元も大事だが、収益拡大期待を示すことが重要
上場企業のROEが下がっている。15年度は目安の8%を下回り、16年度はさらに悪化する恐れも出てきた。自社株買いでROEを8%以上に回...
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2016年03月04日
「健康経営」で株価も元気!
経済産業省と東京証券取引所は、従業員などの健康管理を経営的な視点でとらえ戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として選定している...
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2016年02月25日
日経平均1万3,000円台も-最大のリスク要因は米国の景気後退
米国景気の悪化が懸念され始めた。データや街の声からは現実味を帯びているように見える。実際に米国の景気後退を市場が織り込めば、米株安と円...
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2016年02月15日
投資家は賢くなったか-リキャップCB実施企業の株価は語る
リキャップCBの利用が増えている。いずれも自己資本利益率(ROE)を改善することが主な目的だが、実施した企業の株価を見る限り、市場が評...
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2015年12月18日
日銀のETF買入れ枠拡大は、株価には「実質やや縮小」
12月18日の12時30分過ぎ、日銀は金融緩和策のひとつとして実施しているETF(上場投資信託)の買入枠を現在の年間3兆円から3,00...
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2015年12月08日
レバレッジ型ETFの落とし穴
レバレッジ型ETF(上場投資信託)の人気が高まっている。個別銘柄を選ぶ手間が省けるうえ日経平均などより大きく値上がりするチャンスもあっ...
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2015年12月07日
波乱の兆し?-不透明な株式市場との向き合い方
今年8月、米国の利上げを巡る思惑や世界的な景気減速懸念から株を売る動きが加速した。足元では落ち着きを取り戻しつつあるものの、リーマンシ...
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2015年10月23日
株、上方修正銘柄をいつ買うか-早い投資判断が求められる銘柄と、じっくり吟味すべき銘柄の違い
<要約> 例年、中間決算を発表する時点で多くの企業が業績予想を上方修正するが、それが株価に織り込まれるスピードは銘柄によって異なる。発表...
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2015年10月16日
波乱の兆し?-不透明な株式市場との向き合い方
■要約株式市場の不安定な状態が続いている。背景には中国はじめ世界経済の減速懸念やアメリカの利上げ時期が依然として不透明なことがあろう。...
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2015年08月21日
株価急落、日本株に久しぶりの割安感-年内は“クジラの逆噴射”等で需給悪化するも、数年後には2万4,000円が視野に
世界中の株価が急落した。しかし、世界経済が根本的に変わったわけではなく、市場心理の悪化が主な要因と考えられる。日本企業の業績に大きく影...
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2015年08月10日
過度な業績上振れ期待は禁物-輸出企業を中心に上振れ余地が低下した一方、上方修正の常連銘柄も健在
■要旨業績予想の上方修正や期末実績の上振れは今や“恒例行事”だが、15年度は大きなサプライズを期待するのは禁物...
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2015年07月03日
2014年末の株価予想、的中までの軌跡
■要旨2014年12月末の日経平均株価は17,450円で終えた。一方、筆者が14年末の株価を最初に予想したのは年初14年1月8日付けレ...
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2015年07月01日
ギリシャ問題が混迷 それでも冷静に対処した株式市場-暗黙の”落とし所”を察したか
突然の国民投票や債務返済の不履行などギリシャ問題は混迷を深める。それにもかかわらず株価の下落は限定的だ。そもそもギリシャ問題は日本経済...
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2015年06月18日
株価2万円割れ、なぜ? この先は大丈夫?
日経平均株価が終値で2万円を割った。懸案のギリシャ問題に進展が見られないうえ、頼みの米国景気が思ったほど順調に回復していないことが確認...
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2015年06月03日
新しいROE投資の可能性
自己資本利益率(ROE)が注目されている。ROEは企業がどれだけ効率よく稼いだかを示す指標なので、企業経営はもとより株式投資にも活用す...
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2015年04月17日
新しいROE投資の可能性-ROEとは何か、本質を理解して活用する
■要約自己資本利益率(ROE)が注目されている。ROEは企業がどれだけ効率よく稼いだかを示す指標なので、企業経営はもとより株式投資にも...
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2015年04月07日
アベノミクスと日銀の金融緩和が株価を押し上げた効果の考察
日経平均株価が2万円目前まで回復した。野田前首相の衆議院解散発言から2年あまり、株価を2倍以上に引き上げた最大の要因はアベノミクスと日...
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2015年03月06日
日経平均2万円への道 キーワードは5つの“15”
1――昨年の予想を振り返る2015年の日本株市場を予想する前に、昨年を振り返ろう。14年はアメリカを襲った歴史的な寒波やウクライナ情勢...
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2015年02月20日
アベノミクスと日銀の金融緩和が株価を押し上げた効果の考察
日経平均株価が終値で1万8000円台を回復した。野田前首相の衆議院解散発言から2年あまり、株価を2倍以上に引き上げた最大の要因はアベノ...
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2015年01月22日
業績2段階アップの常連企業は買いか
2015年3月期・第3四半期の決算発表が始まった。昨年4月の消費税率引き上げ、円安進行、原油価格の急落など上場企業を取り巻く経営環境が...
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2015年01月06日
日経平均2万円への道 キーワードは“15”-目先の下値メドは16,700円
年初の株式市場は昨年に続けて軟調なスタートとなったが、好調な企業業績に支えられて年末時点では2万円台を回復するのが妥当とみる。目先は1...
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2014年12月05日
“3度目の正直”より気掛かりな、日米株価の下落リスク-バブルではないが、悪いニュースに反応しやすい
日米の株価が好調だ。円安の後押しもあって日経平均が米ダウ平均を上回る可能性も出てきた。しかし、日米ともに実力より少し高値圏にある。「衆...
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2014年10月15日
業績の上方修正、“常連企業”の特徴を探る-中間決算から半年先を読む(2)
本レポートの前半「中間決算の業績上方修正は期末に8割の自信」では、中間決算を発表するタイミングで主要上場企業の約半数が通期の業績予想を...
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2014年10月06日
中間決算の業績上方修正は期末に8割の自信-中間決算から半年先を読む(1)
まもなく2015年3月期の中間決算が発表のピークを迎える。過去10年を振り返ると、中間決算を発表する時点で年間の予想利益を増額した企業...
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2014年09月03日
スマートベータは長期投資ほどおトクです。
GPIFの採用で注目度が急速に高まったスマートベータ。長期的にはTOPIXよりも優れるとされる一方で、短期的には市場環境次第でパフォー...
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2014年08月28日
派手さはなくても、着実に株価を押し上げる政策-復興特別法人税の廃止で4%の増益効果
復興特別法人税の廃止による企業業績への影響と企業が発表した業績予想から試算すると、日経平均は17,000円が正当化される。政策が7年ぶ...
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2014年08月07日
プロの技術をご家庭へ-基礎から学ぶスマートベータ
1―はじめに近年、株式投資で急速に注目度が高まっているスマートベータは個人にも浸透する可能性がある。「もしファイナンス界に流行語大賞が...
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2014年07月16日
続・買ってはいけない!?外国人が大量に買った株 Part2:有望株の“傾向と対策”
「外国人が大量に買った株」のその後を調べると、必ずしも他の銘柄より収益率が高いとは限らず、この傾向はアベノミクス以降も変わっていなかっ...
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2014年07月08日
続・買ってはいけない!?外国人が大量に買った株 Part1:やっぱり買わなくてよかった
■勝手な思い込みは禁物 梅雨時になると「外国人が買った株はこれだ」という記事を見かける。科学的な視点を重視する筆者はこういう記事を見ても...
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2014年05月29日
プロの技術をご家庭へ 基礎から学ぶスマートベータ
<要旨>■機関投資家(プロ)の間で注目度が赤マル急上昇中のスマートベータ。今後、個人投資家にも広まる可能性があるので、その概要と使用上...
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2014年05月19日
「レリゴー!」で日経平均16,000円超え
日本の株価が冴えない。先週まで「ニューヨーク株式市場ではダウ平均が史上最高値を更新」というニュースを何度も目にする中、日経平均は概ね1...
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2014年05月09日
知って得する配当の魅力 知らなきゃ損する配当の魅力
配当を増やす企業が増加傾向株式投資では3種類の収益が期待できる。(1)株価の値上がり益、(2)配当からの収益、(3)株主優待品だ。とり...
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2014年04月24日
経営者の心理から読み解く株価の行方
2014年3月期の決算発表がピークを迎えている。アベノミクスや日銀の異次元緩和による円安効果もあって、輸出企業を中心に大幅増益を達成す...
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2014年03月18日
知って得する配当の魅力、知らなきゃ損する配当の魅力
■配当を増やす企業が増加傾向 株式投資では3種類の収益が期待できる。(1)株価の値上がり益、(2)配当による収益、(3)株主優待品の3つ...
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2014年02月04日
株価急落、なぜ?どこまで下がる?
■1ヶ月で2,000円超の急落2014年に入って株価が大きく下がっている。2月4日の日経平均は今年最大の下落幅となる610円安の14,...
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2014年01月08日
年初の株価下落をどうみるか、そして1年後の株価は?
■要約昨年は順調に上昇した日経平均株価だが、今年に入り2日連続で下落した。今後の急落を想定すべきか。その必要はなく、むしろ2014年末...
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2013年12月16日
初心者や忙しい人にオススメの株式投資-「安く買って高く売るなんてムリ!」というあなたへ
■要約株式投資は売買のタイミングが難しい。しかし、数年タームで長期投資する場合はタイミングの影響が小さくなる。NISA(ニーサ=少額投...
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2013年12月06日
ノーベル賞のシラー教授方式、日本の株価は高いか安いか?
2013年のノーベル経済学賞は米イェール大学のロバート・シラー教授など3氏が受賞することになった。シラー教授は「市場は常に教科書のよう...
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2013年11月06日
日本の株式市場でPBRが効かなくなったワケ
日本の株式市場では、以前と比べてPBRの効きが悪い状態が続いており、ファンドマネージャーを悩ます一因となっている。調べてみると外国人の...
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2013年11月05日
日銀、言葉なきメッセージ
10月31日、日本銀行は金融政策決定会合で「金融政策の維持」を決定した。市場にはETF(上場投資信託)の買入増額を期待する声もあるが、...
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2013年10月17日
ノーベル賞のシラー教授方式、日本の株価は高いか安いか?
2013年のノーベル経済学賞は米イェール大学のロバート・シラー教授など3氏が受賞することになった。シラー教授は「市場は常に教科書のよう...
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2013年09月09日
家計を守るアベノミクス対策 - アベノミクスと家計の関係を超シンプルに考えるとこうなる PART3
アベノミクスが家計にどう影響するかシンプルに考える3回シリーズ1。前回はインフレ(物価上昇)や消費税の増税が家計に与えるダメージは意外...
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2013年09月06日
買ってはいけない!? 外国人が大量に買った株
■要約「外国人が大量に株を買った企業」は、その後に経営指標が改善したり、株価が値上がりしやすい傾向があるのだろうか。調査の結果、必ずし...
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2013年09月02日
消費税増税やインフレによる家計のダメージは意外と大きい - アベノミクスと家計の関係を超シンプルに考えるとこうなるPART2
アベノミクスが家計にどう影響するのかシンプルに考える3回シリーズ1。PART1:インフレは政府が儲けるための仕掛け?では、アベノミクス...
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2013年08月26日
アベノミクスと家計の関係を超シンプルに考えるとこうなる -PART1:インフレは政府が儲けるための仕掛け?
もし、安倍政権の経済政策“アベノミクス”について聞かれたら、多くの人が思うのは、『1ドル80円くらいだった超円...
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2013年07月30日
買ってはいけない!? 外国人が大量に買った株
■要約「外国人が大量に株を買った企業」は、その後に経営指標が改善したり、株価が値上がりしやすい傾向があるのだろうか。調査の結果、必ずし...
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2013年04月05日
日銀の金融緩和策にふさわしいETFはどれか
4月4日午後、日本銀行が「大胆な金融緩和」の導入を決定したことが伝わると、日経平均株価は取引終了までの1時間強で500円近く急上昇した...
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2013年03月04日
株、なでしこ銘柄の買い方 -“投資”と“出資”を区別して考える
東京証券取引所は、女性の活用に積極的で経営効率も高い“なでしこ銘柄”として17社を選定した(文末に17社の一覧...
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2013年02月21日
ローソンに続け!中堅・中小企業も年収アップの検討を
コンビニ大手のローソンは若手と中堅社員の年収を3%引き上げると発表した(平均15万円、子育て世帯には更に上乗せあり)。作業服店チェーン...
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2013年02月04日
まちかど景気を利用すると個別株の投資成果が向上 - 投資家心理とバリュー株効果の関連性
【要約】PBR(株価純資産倍率)は株価の割安/割高を判定する代表的な指標だが、近年、その有効性が不安定になった。この背景として、投資家...
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2012年10月22日
増資インサイダーだけではない、個人投資家を遠ざける日本の株式市場
まず、図表1をご覧いただきたい。これはある企業(A社)が2012年度第1四半期決算を発表した日と、その翌日のA社の株価を示している(発...
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2012年10月01日
PBR効果は復活するか
PBRの有効性が低迷している。特にリーマンショック以降はPBRによる銘柄選択がほとんど奏功していない。その結果PBRのバラツキ度は歴史...
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2012年09月25日
先行き不安な金(GOLD)の値上がり
金(GOLD)投資の人気が高まっている。マスコミや経済雑誌では金投資を取り上げる記事が多く、投資信託など金に投資する金融商品も相次いで...
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2012年07月26日
変化の時代を生き抜く経営戦略
原油高や資源高、消費者の節約志向の高まりなど、国内物価の変化が企業の収益環境を圧迫する一つの要因となり、売上高が増えても利益は増えにく...
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2012年06月19日
AIJ社長ら逮捕を受けて-金融詐欺に騙されないために気をつけるべきこと
本日、年金の運用資金1,500億円が消失した事件でAIJ投資顧問の浅川社長ら4人が逮捕された。逮捕容疑は虚偽の運用実績を提示して顧客を...
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2012年05月14日
あってもいいんじゃない?クールビズ手当て
東京電力は先週11日、家庭向け電気料金の引き上げを経済産業省に申請した。引き上げ率は平均約10%で、申請どおりに認可されれば、標準家庭...
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2012年03月21日
AIJ問題の間違った解釈-ケイマン籍ファンド、独立系投資顧問、総合型年金基金について
AIJ問題を巡っては、毎日のように様々な報道がなされ、インターネット上などでは多くの議論が展開されている。納得できる内容も多いが、一部...
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2012年03月05日
少子高齢社会における生活水準の防衛策-ETFを活用した実質消費可能額の維持を考える
■見出し1――はじめに2――投資先候補となる主な金融商品の種類と概要3――新しい投資手段としてのETFの概要4――負担増による不足額を...
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2012年02月27日
AIJ投資顧問 脅威の運用成績と成功報酬
AIJ投資顧問が企業年金から運用を委託されていた約2,000億円の大部分が消失していた。同社が運用するエイム・ミレニアム・ファンドの投...
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2012年02月24日
「年金2,000億円 大半消失」の報道を受けて~オフショア・ファンドの実態解明を望む~
2月24日付け日本経済新聞朝刊の一面に衝撃的な記事が掲載された。ある投資顧問会社が、顧客である企業年金から運用受託していた約2,000...
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2011年11月01日
四半期キャッシュフロー計算書の省略が株価に与える影響を考える
四半期報告制度の簡素化に伴い、四半期キャッシュフロー計算書の省略等が認められた。更なる簡素化を求める声もあるが、仮に簡素化によってディ...
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2011年09月26日
下方リスクを重視した年金資産配分
公的年金・私的年金に係わらず、日本の年金基金の多くは国内外の株式や債券、不動産などに投資しているが、その配分比率(基本ポートフォリオ)...
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2011年08月19日
四半期開示の簡素化にみる企業と投資家の認識ギャップ
日本で四半期報告制度が導入されて3年が経過した。四半期報告制度とは、金融商品取引法にもとづくディスクロージャー制度で、上場会社等はその...
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2011年03月25日
10年目で100本を超えたETF
2001年6月、我が国にそれまで1本しかなかったETF(上場投資信託:Exchange Traded Funds)の追加設定を可能とする政...
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2011年03月18日
地デジとラジオと緊急地震速報
地デジといっても、今年7月に控えた地デジ対策の話ではない。地域や使用機器で異なるだろうが、地デジではアナログ放送よりも2秒ほど遅れて画...
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2010年07月01日
年金における配当指数の利用可能性を考える(2)
前回紹介した日経平均・配当指数およびTOPIX 配当指数等の先物が7月26日に東証に上場される。今回は、日本に先行して2008年6月に導...
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2010年06月01日
年金における配当指数の利用可能性を考える(1)
日本ではあまり聞きなれないが、『配当指数』が算出開始された。名前の通り、株式投資から得られる配当金を一定のルールで指数化したものだ。同...
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2010年05月24日
新興国株式投信で長期投資が大事な理由
■目次1--------資金流入が続く新興国株式投信2--------長期投資が大事な理由■introduction新興国に投資する投...
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2010年04月28日
日本の株式投資家は米国よりも臆病?
リーマン・ショックをきっかけに注目されるようになったVIX は、S&P500の今後1ヶ月の変動率を予測することから「恐怖の指数」と呼ばれ...
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2010年04月01日
逆バリの人材採用
先日、ある会社の社長が言っていた。「うちみたいな小さな会社に、こんなに優秀な人材がたくさん来てくれるものかと驚いている」。多くの企業が...
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2010年03月01日
株式投資ファクターのより効率的な利用方法
株式投資に利用されるファクターにはPBR やPER など色々とあるが、一般的な利用方法は、これらのファクター値が割安な銘柄をオーバーウェイ...
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2009年09月25日
政策アセットミックスの賞味期限と最小分散アセットアロケーションの試み
確定給付型年金の政策アセットミックス(基本ポートフォリオ)は、5年程度の間隔で見直すことが実務慣行となっているが、1年ごとに見直すとリ...
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2009年09月25日
株式市場は本格回復に入れるか
■目次1--------はじめに2--------今回は高値更新銘柄が増えていない3--------少数の銘柄に物色が集中4-----...
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2009年04月03日
電車の遅延アナウンスに思うこと
毎年のことだが、4月になり朝晩の電車で新社会人や新入生など、真新しいスーツや制服がまだ馴染んでいない人を多く見かける。彼らが夢や希望に...
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2009年01月28日
今こそ大切にしたい「直感力」
先日、あるファイナンスの論文を読んだ。『定量的な予測モデルを作成する際に、過去のデータによく適合するようにモデルを調整し過ぎると、未来...
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2008年12月01日
PBRは死んだか
株式投資の伝統的な指標の一つであるPBRは、近年その効果が薄れたと言われているが、米国における最近の理論・実証研究で、上場廃止までの“...
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2008年02月01日
ファンダメンタル・インデックスは単なるバリュー投資か
年金向け商品が複数の運用機関から提供されるなど、ファンダメンタル・インデックス(FI)への注目が高まりつつあるようだ。FIはバリュー寄...
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2007年03月01日
時価総額加重インデックスの問題点と新しい株式インデックス
米国で新たに提案されたインデックスの構築方法を日本株に適用したところ、過去の検証では、TOPIXよりもリスク・リターン効率が大幅に改善...
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2004年08月01日
浮動株修正でTOPIXの特性が変化?
東京証券取引所(以下、東証)がTOPIX(東証株価指数)の浮動株修正を検討中だ。TOPIXは年金運用の国内株式ベンチマークとして広く利...
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2004年06月25日
ついに動き出したTOPIXの浮動株化
■目次1.浮動株化とは2. なぜ浮動株化が必要か3.なぜ、いま検討しているのか4.東証試案の課題■introduction2004年2月...
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2001年02月25日
浮動株を考慮した株価指数
年金基金や生命保険会社をはじめ、多くの国内機関投資家は、東証株価指数(TOPIX)を資金運用のベンチマーク(運用目標)としている。しか...
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