2015年08月10日

過度な業績上振れ期待は禁物-輸出企業を中心に上振れ余地が低下した一方、上方修正の常連銘柄も健在

金融研究部 主席研究員 チーフ株式ストラテジスト 井出 真吾

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■要旨

業績予想の上方修正や期末実績の上振れは今や“恒例行事”だが、15年度は大きなサプライズを期待するのは禁物だ。その理由として期初予想が例年よりも高かったことが挙げられる。過去を振り返ってみても期初予想が保守的でない年度は実績の上振れ幅が小さかった。

個別企業でも同様の傾向がみられ、15年度は輸出関連セクターを中心に業績見通しの保守的な企業が減った。これらの事実は日経平均株価の上値が限定的であることと同時に、投資妙味のある個別銘柄が減ったことを意味する。しかし眼を凝らすと、上方修正の常連で15年度も保守的な銘柄はある。

(2015年08月10日「基礎研レター」)

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金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾 (いで しんご)

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴
  • 【職歴】
     1993年 日本生命保険相互会社入社
     1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
     2023年より現職

    【加入団体等】
     ・日本ファイナンス学会理事
     ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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