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日経平均の見通し-2022年末3万2,000円を予想
金融研究部 主席研究員 チーフ株式ストラテジスト 井出 真吾
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2021年後半の日経平均は回復の鈍さが目立った。オミクロン株の流行などもあったが、最大の理由は日本株の魅力が薄れたことだろう。見劣りする成長戦略、相変わらず分配重視の日本の政治に海外投資家だけでなく国内投資家も呆れているように見える。
原材料価格などの高騰は企業収益を圧迫するが、世界的な景気拡大の恩恵を受け22年度も日本企業の業績改善は続く見通しだ。仮に米FRBの金融政策を巡って株価が乱高下する場面があっても、実体経済の回復に伴い日経平均の下値が徐々に切り上がるだろう。
半導体やデジタル関連企業は堅調な業績を維持するとみられ、経済活動の再開に伴う消費関連企業の業績回復も期待できる。さらに、日本株のけん引役として期待されるのが、生産が急回復している自動車関連だ。
◆ポイント
- 日本企業の純利益は2022年度に5~10%増える見通し
- 半導体不足の緩和で自動車生産が急回復、相次ぐ業績見通し引き上げ
- 22年末の日経平均は3万2,000円程度を予想
(2021年12月29日「基礎研レポート」)
03-3512-1852
- 【職歴】
1993年 日本生命保険相互会社入社
1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
2023年より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会認定アナリスト
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