2020年06月22日

「老後2,000万円」騒動から1年 コロナ襲来で「つみたて投資」はやめるべきか、続けるべきか

金融研究部 主席研究員 チーフ株式ストラテジスト 井出 真吾

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■要旨

「老後2,000万円騒動」から1年が過ぎた。騒動をきっかけに「つみたて投資」を始めた矢先のコロナ禍で株価が急落。肝を冷やした人も少なくないだろう。

幸い株価はV字回復したが、一瞬にして資産が3割も目減りする様子を目の当たりにして、今後も投資を続けるべきか悩ましいかもしれない。どう考えればよいか。
 
◆ポイント
  1. 「つみたて投資」をスタートした矢先にコロナ禍で株価が乱高下
  2. 日経平均などは長期的に緩やかな上昇が期待できる“仕組み”
  3. 今後も長期平均で3~5%の値上がりが期待できる
日経平均の“下値メド”は趨勢的に上昇した
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金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾 (いで しんご)

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴
  • 【職歴】
     1993年 日本生命保険相互会社入社
     1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
     2023年より現職

    【加入団体等】
     ・日本ファイナンス学会理事
     ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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