2010年05月24日

新興国株式投信で長期投資が大事な理由

金融研究部 主席研究員 チーフ株式ストラテジスト 井出 真吾

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■目次

1--------資金流入が続く新興国株式投信
2--------長期投資が大事な理由

■introduction

新興国に投資する投資信託への資金流入が続いている。図表-1(本文中)は、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)及び日本の株式を投資対象とする公募投信への資金流入額の推移(推計値)を示しているが、2006年以降の累計でBRICs合計が1兆円を超えたのに対し、流出が続く日本は5,000億円以上の純流出となったようだ。各国の債券やアジアなど他の新興国に投資する投信、機関投資家向けの私募投信も含めると、より顕著な流入傾向が見られるだろう。
これは、日本を含む先進国経済の先行き不透明感や低金利の長期化などを背景に、金融機関(投信の運用会社や販売会社)の商品開発や営業戦略と、リスクは高くてもより高い収益が期待できる新興国に投資したいという投資家ニーズがマッチしたことが最大の理由と考えられる。

(2010年05月24日「基礎研マンスリー」)

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金融研究部   主席研究員 チーフ株式ストラテジスト

井出 真吾 (いで しんご)

研究・専門分野
株式市場・株式投資・マクロ経済・資産形成

経歴
  • 【職歴】
     1993年 日本生命保険相互会社入社
     1999年 (株)ニッセイ基礎研究所へ
     2023年より現職

    【加入団体等】
     ・日本ファイナンス学会理事
     ・日本証券アナリスト協会認定アナリスト

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