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天野 馨南子のレポート
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2025年03月24日
若い世代が求めている「出会い方」とは?-20代人口集中が強まる東京都の若者の声を知る
筆者は研究テーマの関係上、2024年も青森県から山口県まで東奔西走した。その中で、20代人口の就職期の流出が地方の社会減(転入―転出<...
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2025年03月07日
若い世代が結婚・子育てに望ましいと思う制度1位は?-理想の夫婦像激変時代の人材確保対策を知る
統計的には日本の少子化は未婚化(初婚同士婚姻減)とパラレルに進行し、1970年の出生数・初婚同士婚姻数は193万・103万だったが、2...
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2025年02月05日
【地方創生・人口動態データ速報】2024年 社会減(国内移動純減)都道府県ワーストランキング-日本人と外国人の合計で移動純減は40エリア-
2024年の住民基本台帳人口移動報告の年報が1月31日に発表された。都道府県の「今の世代からの人気度」は、そのエリアへの転入数から転出...
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2025年01月16日
若い世代が結婚・子育てに望ましいと思う制度1位は?-理想の夫婦像激変時代の人材確保対策を知る
統計的には日本の少子化は未婚化(初婚同士婚姻減)とパラレルに進行している。1970年の出生数・初婚同士婚姻数は193.4万・91.5万...
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2025年01月09日
2013~23年 都道府県出生減(少子化)ランキング/合計特殊出生率との相関は「なし」
9月に公表された厚生労働省「人口動態調査」2023年出生数確定値によって、2013年から2023年の10年間で見た都道府県の出生数の減...
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2024年11月05日
【少子化対策・人口動態データ報】2013~23年 都道府県出生数減少率(少子化)ランキング-合計特殊出生率との相関は「なし」-
本稿では、9月に公表された厚生労働省「人口動態調査」2023年出生数確定値によって、2013年から2023年の10年間で見た都道府県の...
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2024年07月11日
【地方創生・人口動態データ報】2023年 都道府県転入超過ランキング~勝敗を決めたのはエリアの「雇用力」~
1月30日に公表された総務省「住民基本台帳人口移動報告」2023年年報によって、2022年に再度転入超過数(転入数―転出数)1位に返り...
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2024年07月08日
【人口戦略会議レポート解説】消滅可能性自治体割合都道府県ランキング-勝者に学ぶ。そして勝者は世界を目指せ-
2024年4月に人口戦略会議より「自治体持続可能性レポート2024」が発表された。10年前にも同様の発表があったものの「消滅可能性自治...
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2024年06月07日
2023年20代人口流出率にみる「都道府県人口減の未来図」-大半が深刻な若年女性人口不足へ
エリアの人口の未来を考える場合は、統計的に見て人口再生産にこれ以上寄与しない中高年人口を含む「総数」で見ていても何もわからない。移民比...
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2024年04月08日
2023年20代人口流出率にみる「都道府県人口減の未来図」(1)-大半が深刻な若年女性人口不足へ-
人口問題を考える時、国であれ市町村であれ、そのエリアの20代未婚男女が流出してしまうことは、エリアのこれからの人口再生産力を失うことに...
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2024年03月11日
【社会増減データ報】2023年「日本人」社会増減・47都道府県ランキング-地方大都市圏の「雇用人口ダム機能崩壊」が原因
なぜここまで「東京圏に」人口が集中しているのか。本稿では、自治体政策において「人手不足だから移民」議論の前にまず考えるべき、社会減エリ...
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2024年02月05日
【地方創生・人口動態データ報】2023年 都道府県転入超過ランキング-勝敗を決めたのはエリアの「雇用力」-
総務省から2023年の住民基本台帳人口移動報告「年報」が1月30日に公表された。本稿ではその分析結果をもとに、人口が社会増(転入超過)...
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2024年01月04日
【地方創生・人口動態データ速報】2023年1月~11月都道府県転入超過ランキング-転入超過僅か6エリア・さらなる局所集中へ
東京一極集中は単に地方の社会減(移動による人口減)をもたらすだけではない。もっと問題なのは、出生能力の高い若年女性の流出がメインである...
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2023年10月02日
【未婚化社会の背景を探る】「男性の婚期」最新データ解説-50歳時未婚男性割合3割をもたらす婚期の誤解
日本の人口減少問題を科学的に考察するならば、未婚化に関する考察は最優先であることをこれまでのレポートで示してきた。しかし未婚化というと...
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2023年09月11日
【少子化社会データ詳説】日本の未婚化を正しく解釈する-若者の希望と違った応援議論はなぜおこるのか
基礎研レポート7月24日の「【少子化社会データ詳説】日本の人口減を正しく読み解く-合計特殊出生率への誤解が招く止まらぬ少子化」において...
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2023年08月28日
「専業主婦世帯は子どもが多い」という誤解―アンコンシャス・バイアスが招く止まらぬ少子化
平成27年国勢調査(2015年)、令和2年国勢調査(2020年)ともに、「共働き世帯」の方が「専業主婦世帯」よりも子どもの数が多い、と...
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2023年07月24日
【少子化社会データ詳説】日本の人口減を正しく読み解く-合計特殊出生率への誤解が招く止まらぬ少子化
残念ながら日本の人口減少に関する議論において、統計的にみると誤解に基づく議論が多い感をぬぐえない。その最も大きな原因と筆者が考えている...
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2023年06月12日
出生「数」変化で知る都道府県の「本当の少子化」(2)-東京一極集中が示唆する出生減の理由-
日本の合計特殊出生率(以下、出生率)が2022年は1.26であると発表されたことで、出生率に関する記事が増えている。しかし、いまだに「...
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2023年05月22日
出生「数」変化で知る都道府県の「本当の少子化」(1)-出生率比較の迷走からの脱却を-
日本が先進国の中でもトップクラスのスピードで人口減の未来を迎えざる得ないことを知らない読者はもはやいないだろう。半世紀で6割減という激...
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2023年03月06日
2021年/2000年 都道府県の「赤ちゃん数維持力」-圧倒的維持力の東京都・女性移動が生み出すエリア人口の未来-
2023年2月末に厚生労働省より人口動態統計速報として2022年12月月報が公開され、2022年の出生数が80万人割れとなったことが話...
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2023年02月13日
2022年 東京一極集中・「人口属性別」ランキング-統計的実態に即した科学的人口政策を-
1月末の総務省住民基本台帳の年報の公表前後、筆者に取材が殺到した。このままでは、この国の文化が消滅するかのごとく加速する人口減少問題へ...
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2023年01月31日
東京一極集中、女性主導で復活へ-2022年・東京都は男性の1.6倍の女性増、男女減少格差27倍のエリアも
総務省より2022年の住民基本台帳の年報が公開された。今回は速報的なランキングレポートであるので、2019年以降の詳細は、昨年秋までの...
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2022年12月12日
東京一極集中、ほぼ完全復活へ(2)-2022年10月まで社会減37エリア、男性の1.4倍の女性減で出生の未来に暗雲
前回は2022年第3四半期までの時点で、都道府県別の男女合計の転入超過数(転入数―転出数=人口移動による純増減)がプラスとなった「人口...
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2022年11月14日
東京一極集中、ほぼ完全復活へ(1)-2022年1-9月「住民基本台帳」転入超過人口都道府県ランキング
2020年4月に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令され、都道府県間の移動を含むさまざまな行動制限がかかることとなった「コロナ禍...
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2022年10月03日
激変した「ニッポンの理想の家族」-第16回出生動向基本調査「独身者調査」分析/ニッポンの世代間格差を正確に知る
日本の人口構造はこの半世紀で激変した。しかしながら、超高齢社会、少子化といった言葉だけが一人歩きし、その具体的なイメージを明確に持てて...
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2022年09月12日
都道府県の合計特殊出生率、少子化度合いと「無相関」-自治体少子化政策の誤りに迫る-
合計特殊出生率を「出生率」(Total Fertility Rate:以下、TFRと表記)として認知・報道・政策指標として使用されるこ...
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2022年09月09日
若年層へのハラスメント社会の危機-人口動態が示すアンコンシャス・バイアスの影-
出生数が激減していく日本。最新の国勢調査は2020年に実施されているが、日本の出生数は、さかのぼること半世紀前となる1970年の193...
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2022年08月01日
2021年 都道府県・人口動態解説(下)-男女移動純減差が示す「ニッポン労働市場の大きな課題」
2021年の移動による都道府県間の人口移動を解説したシリーズ「2021年 都道府県・人口動態解説」最終稿(下)では、コロナ禍長期化によ...
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2022年07月15日
東京一極集中で激変した「出生地図」-都道府県4半世紀出生数減少率ランキングは何を示すのか
「東京都は全国一低出生率。わがエリアより少子化度合いは酷いだろう」という理解は統計的に誤解釈である。自治体外との人流を考慮に入れない域...
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2022年05月23日
「ニッポンの再婚」最新データ紹介-2020年婚姻統計分析結果から-
読者の周辺でも再婚者同士、または片方が再婚者となる結婚報告を耳にすることが多くなったのではないだろうか。今や結婚は必ずしも初婚同士の結...
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2022年05月16日
2021年 都道府県・人口動態解説(中)-沈む名古屋・大阪圏、東京圏の一強止まらず
前回のレポート(上)では、コロナ禍の中で、都道府県の間でどのような人口移動が発生したかを47エリアをベースに解説した。バブル期からのこ...
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2022年05月09日
2021年47都道府県・人口移動解説(上)-コロナ禍の長期化で人口移動はどう変わったのか
人口動態を追う研究者として感じるのは、地方創生、SDGsといったキャッチ―な言葉が独り歩きしている、という現状である。そのエリアが活性...
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2022年02月08日
東京一極集中で激変した「出生地図」-都道府県4半世紀出生数減少率ランキングは何を示すのか
「東京都は全国一低出生率。わがエリアより少子化度合いは酷いだろう」という理解は統計的に誤解釈である。自治体外との人流を考慮に入れない域...
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2021年12月20日
東京一極集中で激変した「出生地図」―都道府県4半世紀出生数減少率ランキングは何を示すのか/ニッポンの人口動態を正確に知る(2)
「東京都は出生率が低くて未婚率も高いから、わがエリアよりももっと少子化度合いがひどいだろう」もし、そう考えている自治体があるならば、早...
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2021年10月18日
1970年から2020年の半世紀でみる出生数減少率・都道府県ランキング-ニッポンの人口動態を正確に知る(1)
SDGsという言葉を聞くたびに胸が苦しくなるのは筆者だけであろうか。持続可能な開発目標、という言葉が独り歩きしている気がしてならない。...
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2021年09月13日
「男女減少格差、最高エリアは10.5倍」新型コロナ禍2年目上半期、人口の社会減はどこで起こったのか(下)―新型コロナ人口動態解説(11)
新型コロナ人口動態解説シリーズ(11)では、新型コロナ禍2年目となる2021年上半期の人口移動によって、人口を減少させている40のエリ...
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2021年08月30日
新型コロナ禍2年目上半期、人口の社会減はどこで起こったのか(上)―新型コロナ人口動態解説(10)
新型コロナ人口動態解説シリーズ(10)では、新型コロナ禍2年目となる2021年上半期の人口移動によって、人口を減少させているエリアにつ...
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2021年08月16日
2021年上半期・転入超過都道府県ランキング/神奈川県が社会純増トップエリアへ―新型コロナ人口動態解説(9)
新型コロナ人口動態解説シリーズ(9)では、新型コロナ禍2年目となる2021年上半期の人口移動による47都道府県の人口純増減の現状を解説...
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2021年07月07日
人口動態データ解説-東京一極集中の「本当の姿」
「若い人が東京に出て行ってしまって、地方の過疎と都市の過密が加速化している」数年前、まだ小学生だったわが子が、進学塾で「カソトカミツ!...
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2021年06月14日
2021年 1~4月転入超過都道府県ランキング/コロナ禍2年目の人口集中状況―新型コロナ人口動態解説(8)
新型コロナ人口動態解説シリーズ(8)では、2021年6月現在において判明している最新データをもとに、コロナ禍2年目となる2021年の人...
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2021年06月07日
2020年 20代前半女性転出超過ランキング/人口移動の「主役」はどう動いたか―新型コロナ人口動態解説(7)
新型コロナ人口動態解説シリーズにて繰り返しお伝えしてきたが、今や日本の都道府県間人口移動における主役は、統計上「20代前半女性」である...
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2021年04月26日
2020年 東京一極集中「増加人口年齢ゾーン分析」/圧倒的1位が示す人口集中の実態―新型コロナ人口動態解説(6)
新型コロナ感染拡大による人口動態の変化を解説するシリーズコラムの第6弾では、シリーズ第1弾の解説からお伝えしてきた「都道府県間人口移動...
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2021年04月12日
えひめ結婚支援センターにおけるイベント成婚「年の差」分析結果-「年の差婚」の正しい認識が成功のカギ-
東京圏への20代人口を中心とした男女アンバランスな人口集中が10年以上続く中、転出超過エリアにおける未婚化問題の深刻化が予想される。愛...
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2021年03月22日
2020年 都道府県人口移動「男女バランス・ランキング」/平均1.4倍の女性が転出超過という事実―新型コロナ人口動態解説(5)
新型コロナ感染拡大による人口動態の変化を解説するシリーズコラムの第5弾では、これまでにも当シリーズならびに過去のレポートで伝えてきた、...
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2021年03月08日
2020年大阪府/転入超過数は前年の1.7倍 転入超過貢献エリアはどこなのか?―新型コロナ人口動態解説(4)
新型コロナ感染拡大による人口動態の変化を解説するシリーズコラムの第4弾では、これまでの3回のコラムの内容についてメディアからのお問合せ...
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2021年02月22日
2020年都道府県人口社会増減ランキング(下)/鍵を握る「リモートワーク」―新型コロナ人口動態解説(3)
前回の新型コロナ人口動態解説(2)では、コロナ禍の2020年において、人口移動によって人口を増加させた「転入超過」8エリアの解説を行っ...
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2021年02月15日
2020年都道府県人口社会増減ランキング(上)/人口増加8エリアは不動―新型コロナ人口動態解説(2)
新型コロナウィルスによる感染対策の長期化から、漠然としたイメージで「緊急事態宣言元年は、転居等による大移動が起こったに違いない。わがエ...
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2021年02月01日
新型コロナ人口動態解説(1)-対男性223%増、強まる東京都の女性偏在
新型コロナウィルスによる過密回避、リモートワークの促進等によって、2020年5月、1996年以降続いていた東京都への人口の転入超過(転...
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2021年01月18日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(5)―2018年婚姻届全件分析(再婚女性&総括編)―
本レポートは、これまで4回のシリーズで詳説してきた「ニッポンの結婚適齢期」の最終稿となる。金融工学分野などと異なり、誰でも自分の立場か...
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2021年01月04日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(4)―2018年婚姻届全件分析(初婚女性その2)―
本レポートは日本の男女の結婚適齢期を婚姻届全件分析によって詳説するシリーズレポートの第4弾である。第1弾は初婚男性の初婚女性・再婚女性...
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2020年12月07日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(3)―2018年婚姻届全件分析(初婚女性その1)―
本レポートは、日本において統計的な事実と一般の感覚との間に大きな格差がある、と強く感じる「結婚年齢(結婚適齢期)」について、婚姻届全件...
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2020年11月20日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(2)―2018年婚姻届全件分析(再婚男性編)―
本稿は、日本において感覚論が先行しがちである人口問題について、国の大規模データを用いて丁寧な解説を行うシリーズレポートの第2弾となる。...
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2020年11月16日
「ニッポンの結婚適齢期」男女の年齢・徹底解剖(1)―2018年婚姻届全件分析(初婚男性編)―
日本において、特に人口問題に関しては感覚論が先行しがちである。感覚論先行による、ライフデザインや政策の迷走を防止するために、国の統計デ...
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2020年11月09日
東京一極集中の「次世代ループ構造」―出生人口定着率に大きな地域格差―
新型コロナウィルスによる過密回避、リモートワークの促進によって、今年5月、1996年以降続いていた東京都への人口の転入超過(転入する人...
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2020年09月28日
人口動態データ解説-合計特殊出生率誤用による少子化の加速に歯止めを-自治体間高低評価はなぜ禁忌か
「わが県はまだまだ出生率が高いほうだ。だから少子化対策では遅れていないのだ」わが市は出生率が下がっていないので、出生率が下がったあの市...
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2020年08月17日
人口動態データ解説-東京一極集中の「本当の姿」(下)-なぜ「子育て世帯誘致」では奏功しないのか
東京一極集中問題に関しては、よく聞いてみると「本当にそうだろうか」「根拠の妥当性はあるのだろうか」と思わざるをえない意見を耳にすること...
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2020年08月03日
人口動態データ解説-東京一極集中の「本当の姿」(上)
「若い人が東京に出て行ってしまって、地方の過疎と都市の過密が加速化している」数年前だっただろうか。東京都の小学生が進学塾で「カソトカミ...
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2020年05月18日
ニッポンの離婚はいつ起こっているのか?(2)-同居期間分析/5年未満離婚は3割超-
前回の「ニッポンの離婚はいつ起こっているのか?(1)」においては、短期でみても長期でみても、年間の婚姻届件数に対する離婚届件数のボリュ...
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2020年04月27日
ニッポンの離婚はいつ起こっているのか?(1)-離婚統計2018年齢ゾーン考察
婚姻届の分析結果から、50歳以降において初婚の男女が結婚することは発生確率的にみればほぼゼロに近いが、その50歳時点で結婚歴がない男女...
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2020年04月13日
強まる東京一極集中(総数編)社会純減2019都道府県ランキング分析-最新純減ランキングにみる新たな動向-
これまでのコラムで、人口移動について最も注目すべきは「グロスでみた流出数、流入数の大きさ」ではなく、その差としての「ネットの純増減であ...
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2020年03月23日
第2子希望を叶える「健康経営」とは?-脱少子化経営をデータより考察する
ワークライフバランス、女性活躍推進、子育て支援、そして、健康経営、と、社員の「ライフ」に着眼した経営用語が注目されている。急速な出生数...
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2020年03月09日
強まる「女性」東京一極集中(2)~転出男女アンバランス 都道府県ランキング-高まる地方男性の未婚化環境-
強まる「女性」東京一極集中(1)でも結果を示したが、全国的には男性の1.31倍、女性が多く都道府県間で入れ替っている、という結果となっ...
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2020年02月25日
令和元年2019人口動態データ分析-強まる東京「女性」一極集中(1)~追い上げをみせる大阪府、愛知県は社会減エリアへ
2014年末、地方創生に関する閣議決定が行われ地方創生に財政投入が行われているものの、東京都への人口流入と定着は2015年以降、さらに...
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2020年01月29日
2017年婚姻届における初婚男女の年齢組み合わせランキング(4)-なぜ結婚希望が叶わないのか-40代男性編/妻の年齢ゾーン別分布状況
本シリーズでは、2017年に婚姻届が提出された初婚同士の結婚のうち、同年内に生活を開始した36万件のカップルについて、夫婦の年齢ゾーン...
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2019年12月16日
2017年婚姻届における初婚男女の年齢組み合わせランキング(3)-なぜ結婚希望が叶わないのか-30代男性編/妻の年齢ゾーン別分布状況
前回のコラムでは、10代から20代男性の成婚状況について婚姻届の分析結果を紹介した。20代男性は20代女性との成婚しかほぼ発生しない、...
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2019年12月09日
2017年婚姻届における初婚男女の年齢組み合わせランキング(2)-なぜ結婚希望が叶わないのか-10・20代男性編/妻の年齢ゾーン別分布状況
前回のコラムでは、「2017年に婚姻届を出し、結婚生活を開始した」36万件の初婚同士のカップルについて、男女の年齢の組み合わせの多い順...
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2019年12月02日
2017年婚姻届における初婚男女の年齢組み合わせランキング(1)-なぜ結婚希望が叶わないのか-令和時代の男女年齢ゾーン別組み合わせ発生状況
団塊ジュニアである筆者が生まれた手前頃である1970年の国の統計では、1年間の婚姻数が103万件であった。それに対し、公開されている最...
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2019年11月11日
人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」(下)-女性人口を東京へ一体なにが引き寄せるのか
人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」は3回シリーズで、少子化が叫ばれる日本において、東京都だけが子ども人...
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2019年07月16日
人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」(中)-女性人口エリアシャッフル、その9割を東京グループが吸収-
当シリーズレポートの(上)では、都道府県ごとの次世代人口育成(子ども人口増減)に都道府県出生率はもはや相関を持つことが出来ず、社会流出...
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2019年06月10日
人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」(上)-10年間エリア子ども人口の増減、都道府県出生率と相関ならず-
2015年(実績値)と2045年(推計値)の人口比較において101%の増加に転じた東京都人口。この東京都の次世代人口の鍵を握るのが、東...
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2019年06月07日
データで見る「エリア出生率比較」政策の落とし穴~超少子化社会データ解説-エリアKGI / KPIは「出生率」ではなく「子ども人口実数」~
1995年以降20年以上、日本の合計特殊出生率は継続的に1.5を下回り、超低出生率社会が続いている。日本国外から大量移民が発生しない限...
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2019年05月13日
データで知る、「本当の少子化」の震源地-47都道府県 子ども人口の推移(2)~子ども人口シリーズ 四半世紀・25年間でみた子ども人口の推移
前回の研究員の眼においては、1950年~2015年戦後の超長期間でみた47都道府県子ども人口の変化を俯瞰した。超長期でみると、国全体と...
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2019年04月26日
データで知る、「本当の少子化」の震源地-47都道府県 子ども人口の推移(1)~子ども人口シリーズ 戦後65年・超長期でみた真の勝ち組エリアとは?
今月発表した基礎研レポート において、「地域(以下、エリアと表記)少子化」におけるエリア出生率比較の計算上の意味を考察し、エリア出生率高...
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2019年04月22日
データで見る「エリア出生率比較」政策の落とし穴-超少子化社会データ解説-エリアKGI/KPIは「出生率」ではなく「子ども人口実数」
2045年には総人口が2015年の83%に減少すると推計される日本。しかし、この総人口にはまだ、1年間に200万人も生まれていた団塊ジ...
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2019年02月25日
シリーズ・AI/IT婚時代の「運命の人の探し方」-第5回 情報オーバーロードが生み出す、ネット婚活樹海に打ち勝つためには?
筆者の周りでも、結婚相談所・アプリ利用などアクセス方法は色々あるものの、ネット検索によって結婚相手探しに成功し、真剣な交際や成婚に移行...
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2019年01月07日
データで見る「夫婦の働き方」と子どもの数-超少子化社会データ考-変わる時代の家族の姿
1980年代以降、非農林業において日本の夫婦の働き方は大きな変貌を遂げた。本レポートは、データによって夫婦の働き方の変化、そしてそのこ...
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2018年12月21日
シリーズ・IT婚時代の「運命の人の探し方」-第4回 「完璧な普通」 追求からの脱却
少子高齢化が進行する中で人口構造が逆ピラミッド化し、メディアの利用者である平均読者層が年々高齢化している。そんな中、「もはや人口マイノ...
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2018年11月22日
シリーズ・IT婚時代の「運命の人の探し方」-第3回 「検索不安恋愛モンスター」にならないために
当シリーズでは、情報化の進展によって近年大きく変容しつつあるパートナー探しの方法について、情報技術は人々の活動様式を変えるだけではなく...
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2018年11月07日
データで見る「ニッポンの独身者は誰と暮らしているのか」-「結婚のメリットがわからない」独身者の世帯(居場所)のカタチとは。
筆者が日本の未婚化(2015年50歳時点婚歴なし:男性の約1/4、女性の約1/7)分析を行うようになってから、海外のメディアの問合せも...
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2018年10月25日
シリーズ・IT婚時代の「運命の人の探し方」-第2回 「フィルターバブル」の罠
当シリーズでは、近年、大きく変容しつつある婚活のスタイルについて、情報技術は人々の活動様式を変えるだけではなく「結婚への価値観」にも影...
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2018年09月25日
シリーズ・IT婚時代の「運命の人の探し方」-第1回 意味づけ「単純化」の罠
近年、ITによる情報技術が、人々の行動様式に変化をもたらす事例が増えてきている。個人のパートナー探し(婚活というとキャッチーではあるも...
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2018年09月12日
データで見る「ニッポンの独身者は誰と暮らしているのか」-「結婚のメリットがわからない」独身者の世帯(居場所)のカタチとは-
日本の急速な未婚化について、海外メディアからの問い合わせも少なくなくなった。その中で、未婚化自体は「結婚形態の多様性」という視点から疑...
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2018年08月13日
データで見る「東京一極集中」東京と地方の人口の動きを探る(下・流出編)-人口デッドエンド化する東京の姿-
前レポートの「上・流入編」では東京都への人口一極集中(地方の人口減少)が加速化している状況を示すとともに、東京都への46道府県からの最...
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2018年08月06日
データで見る「東京一極集中」東京と地方の人口の動きを探る(上・流入編)-地方の人口流出は阻止されるのか-
今年発表された地域人口推計結果をその5年前に発表された推計結果と比較すると、メディア等ではあまり取り上げられなかったが「ある注視すべき...
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2018年07月02日
データで見る47都道府県「児童虐待」防衛の姿-もう1つの少子化対策-授かりし命を守りぬくために
2018年3月に東京都目黒区で発生した児童虐待事件。わずか5歳の少女の壮絶な最後に涙を禁じえない。子を持つ親でもある筆者としては、様々...
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2018年06月18日
見た目のケアと恋愛・結婚に関する一考察~未婚化社会データ考察:乾癬(2)
国の大規模調査では18歳から34歳の男女の約9割が結婚したいと希望しているその一方で、50歳時点で婚歴がない男女が1990年以降急増し...
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2018年05月28日
初婚・再婚別にみた「年の差婚の今」(下)-未婚少子化データ考-変わり行く2人のカタチ
日本が第2次世界大戦に敗戦した1945年から約70年。女性に財産権さえなかった戦前から、敗戦という形で、日本の結婚のカタチは改革を迫ら...
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2018年05月14日
初婚・再婚別にみた「年の差婚の今」(上)-未婚少子化データ考- 平成ニッポンの夫婦の姿
1990年の国勢調査以降、日本において未婚化が急激に進行したことから、未婚者の意識調査、実態調査が様々なところで行われている。国の大規...
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2018年04月23日
「妊娠順番制」にみる授からない社会がもつ誤解-少子化データ再考-順番さえくれば、授かるのか
保育士女性を妻に持つ28歳の男性の全国紙への投書記事がネット等で大きな議論を呼んでいる。妻が働く愛知県の私立保育園では、保育園運営を円...
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2018年04月09日
消え行く日本の子ども-人口減少(少子化)データを読む-わずか半世紀たたず、半減へ
少子化が叫ばれる中、多方面から人口問題に関する講演の話を頂くようになった。それくらい今の日本に住む人々にとって人口減少問題は注目の的で...
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2018年03月05日
「妻の就業」×「家事・育児分担」男性の意識47都道府県マトリクス分析-未婚少子化データ考-男性の本音にみるエリア特性
「イクメン」という言葉だけは非常に有名になったものの、日本における男性の育児休業取得率はわずか100人に3人、というレベルであり、「日...
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2018年02月13日
「多子化する東京都」-少子化データを読む-大都会型子ども政策に、エリア少子化政策を重ねる危険性(1)
東京で子どもの中学校・高校の有名校への受験を考える親ならその名前を知らない人がいない大手進学塾の某塾長の言葉が胸に響いた。「東京都の進...
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2017年12月25日
「夫は仕事、妻は家庭」エリア支持率 47都道府県価値観ランキング(2)-未婚社会データ検証「ふたりの居場所はどこにある?」
前回の繰り返しになるが、個人の恋愛・結婚行動において希望が叶わないケースにおける大きな原因のひとつは、「目的と行動が一致していない」で...
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2017年12月11日
「夫は仕事、妻は家庭」が理想の男性比率 47都道府県価値観ランキング(1)-未婚化データ検証「理想の彼はどこにいる?」
個人の恋愛・結婚行動において希望が叶わないケースにおける大きな原因のひとつは「目的と行動が一致していない」である。例えば、野球をする男...
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2017年11月20日
女性労働力率M字カーブの底上げだけが問題の本質なのか。-女性活躍推進データ再考:「補助人材」としての女性活躍推進にならないために
日本の女性活躍推進がいかに遅れているかということを顕著に示す国際比較データとしてよく提出される「年齢階層別女性労働力率のM字カーブ」デ...
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2017年10月16日
日本国内における「国際結婚・この20年の推移」-未婚化社会データ考察-「その先に在る運命の人」
学際的な少子化対策研究のひとつとして結婚に関する研究も行っている立場上、「国際結婚ってどうなっているのでしょうか」という質問を受けるこ...
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2017年09月19日
「えひめ方式」未婚化への挑戦(3)-小規模運営で大きな効果へ・結婚支援IT化への決断
前回のコラム「えひめ方式」未婚化への挑戦(2)-未婚化・少子化社会データ再考-「高卒後男女エリア外流出」の現実において、18歳を皮切り...
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2017年08月28日
夫婦調査に見る「学歴上位妻の台頭」-生涯未婚データ考-男性が背負わない結婚、という選択
筆者が2017年2月に発表した「年の差婚」の希望と現実-未婚化・少子化社会データ検証-データが示す「年の差」希望の叶い方、では、今や初...
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2017年08月14日
データ分析結果が示す「大都市・東京都の出生率支配要因」とは-少子化対策・印象論合戦に終止符をうつために-
日本に住む人口の10人に1人が集まる大都市・東京都の出生率の真の支配要因は何か。少子化対策を含め社会問題分野においては、事例紹介・印象...
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2017年06月26日
「専業母と兼業母の出生力」-少子化・女性活躍データ考察-女性労働力率M字カーブ解消はなぜ必要なのか
「女性は子どもが生まれたら仕事をやめて、育児に専念する。その方が、日本の少子化は止まるのではないか」「専業主婦の方が子育てに専念できる...
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2017年05月15日
「えひめ方式」未婚化への挑戦(2)-未婚化・少子化社会データ再考-「高卒後男女エリア外流出」の現実
先月のコラム「えひめ方式」未婚化への挑戦(1)-世界ランキングお年寄り大国第1位日本・少子化社会データ再考-地方を揺るがす「後継者問題...
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2017年05月01日
2015年最新国勢調査結果・都道府県別生涯未婚率データが示す「2つのリスク」-お年寄り大国世界ランキング1位・少子化社会データ再考-
平成27年(2015年)国勢調査の結果をもとに都道府県別の男女別生涯未婚率(50歳時点で1度も結婚経験がない人の割合)が発表された。未...
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2017年04月10日
「えひめ方式」未婚化への挑戦(1)-世界ランキングお年寄り大国第1位日本・少子化社会データ再考-地方を揺るがす「後継者問題」
平成27年国勢調査の速報集計結果で日本は今や「世界一のお年寄り大国」であることが示された。1950年からの人口に占める65歳以上人口の...
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2017年04月07日
「年の差婚」の希望と現実-未婚化・少子化社会データ検証-データが示す「年の差」希望の叶い方
昨今、年の差婚についてはメディア等で様々に取り上げられているところである。そこで本稿では、国の大規模データ分析により、日本における未婚...
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2017年03月21日
親と子どもの「結婚希望時期のズレ」の壁-未婚化・少子化社会データ検証:子の希望に立ちはだかる親の意識
前回のコラム 「年の差婚」の希望と現実-未婚化・少子化社会データ検証-データが示す「年の差」希望の叶い方 では、34歳までの未婚男女の...
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2017年02月20日
「年の差婚」の希望と現実-未婚化・少子化社会データ検証-データが示す「年の差」希望の叶い方
20代中盤の男性から「今はまだ、結婚はいいです。40歳くらいになったらでいいかな。」という言葉を最近、筆者は耳にした。40歳、という設...
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2017年01月23日
長期少子化社会に潜む負のループ「赤ちゃんを知らない」子どもたち-未婚化・少子化社会データ検証:「イマジネーション力欠如」への挑戦-
日本において少子化社会が進行していることを知らない人は少ないであろう。小学生が授業で「日本は少子化だから」などと話す風景も見られるよう...
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2016年12月26日
2つの出生力推移データが示す日本の「次世代育成力」課題の誤解-少子化社会データ再考:スルーされ続けた次世代育成の3ステップ構造-
いまや日本において少子化が進んでいることを知らない人はほとんどいなくなった。しかしその状況を正確に把握しているかといわれれば、漠然と把...
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2016年11月14日
都道府県別結婚式費用とそのエリアの結婚事情の関係性-少子化社会データ再考:エリアの派手婚・地味婚度合いは「結婚力」に関係するか-
1年以内に結婚するとしたらその最大の障壁は「結婚資金」であるという回答が2015年の国の調査で未婚男女ともトップとなった。結婚の意志の...
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2016年10月17日
データが示す「ニッポンの母の就業の現状」とその問題点-少子化社会・女性活躍データ再考:「働く母」の活躍の道はどのように開かれるのか-
6月2日に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」において「三本の矢」とされる中心となる政策の柱の2本目である「夢をつむぐ子育て支援...
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2016年09月20日
「脱・産みの苦しみ出産社会」を目指して-少子化社会データ再考:国際的に見た女性活躍と脱少子化に不利な日本のある特徴とは-
医療関係者はさておき一般的には、日本が国際的に見て「出産に関して非常に独特な先進国」であることはあまり知られていないかもしれない。そし...
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2016年09月15日
都道府県別出生率が浮き彫りにする日本の課題
1970年代以降、沖縄が日本の合計特殊出生率(TFR)の首位を独走しています。2015年のTFRを見ると、沖縄は1.94、70年代後半...
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2016年09月05日
未婚の原因は「お金が足りないから」という幻想-少子化社会データ検証:「未婚化・少子化の背景」は「お金」が一番なのか-
本稿の執筆のための分析は、これから結婚を考える男女だけでなく、その家族や職場など彼らをとりまく社会全体も「お金が足りないから結婚できな...
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2016年07月11日
生涯未婚率と「持ち家」の関係性-少子化社会データ再考:「家」がもたらす意外な効果-
6月の研究員の眼「未婚化と少子化に立ちはだかる『まだ若すぎる』の壁-少子化社会データ検証:『逆ロールモデルの罠』」では、日本において生...
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2016年06月20日
未婚化と少子化に立ちはだかる「まだ若すぎる」の壁-少子化社会データ検証:「逆ロールモデルの罠」-
「生涯未婚率」という統計上の言葉がある。単に「未婚率」であれば、結婚していない男女の割合であろうというなんとなくの予想はできるが、生涯...
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2016年05月16日
子どもの数と「世帯主の勤務先」-少子化社会データ再考・親の勤務先はどう影響するか-
前回執筆した「父親・母親の年齢と出生率」に引き続き、今回も日本の国が実施している大規模データを分析することによって、出生率上昇のための...
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2016年05月09日
「父親・母親の年齢」と出生率 - 脱少子化へ・都道府県別データが示す両者の関係性 -
2015年10月に発足した現内閣によって発表された「一億総活躍社会」宣言。急速に進行する少子高齢化に歯止めをかけ、50年後も人口1億人...
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2016年03月14日
「放課後の居場所」の行方(3)- さまよえる子どもたち・学童保育所待機児童 -
前回までの「放課後の居場所」の行方(1)ならびに(2)では、急速に学童保育の利用が伸びてきている状況、「小1の壁」と総称される学童保育...
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2016年02月08日
フランスにおける少子化社会脱却への道程の段階的考察-出生率2.0を早期達成したフランスの少子化対策を日本に活かすことは出来るのか-
少子化を経験した先進国の中で、最速で合計特殊出生率(以下、出生率)を2006年に2.0にまで押し上げあげ、いまだ出生率をキープしている...
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2015年12月14日
「放課後の居場所」の行方(2)- 学童保育利用最新状況からの考察 -
前回の「放課後の居場所」の行方(1)では、学童保育の利用が急速に伸びてきている推移、そして「小1の壁」問題がメディアで顕在化するまでに...
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2015年11月30日
「放課後の居場所」の行方(1)-学童保育利用最新状況からの考察-
「保育問題」というとまず真っ先に「保育園が足りない。乳幼児の待機児童問題がなかなか解決しない。」そう思い描く方が一般的であろう。しかし...
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2015年09月28日
犯罪抑止という「子育て支援」- 少子化社会再考・犯罪データからの考察 -
【はじめに】今年3月には少子化社会対策基本法(2003年成立)に基づき、3回目の「少子化対策大綱」が閣議決定された。平成27年少子化対...
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2015年08月10日
女性管理職登用の「壁」- 採用段階で生じる「女性活躍」の足かせとは -
大企業に女性登用の行動計画づくりを求める(300人以下の中小企業は努力義務とする)女性活躍推進法案が、国会で審議されている。女性管理職...
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2015年07月13日
都道府県別出生率と「女性活躍」- データ分析が示す都道府県別出生率と働く女性の関係性 -
【はじめに】厚生労働省が2014年の人口動態統計を発表した。 残念ながらわが国の合計特殊出生率(以下、出生率)は1.42と9年ぶりに0....
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2015年06月15日
卵子凍結すれば、心おきなく働ける? - 母子の明るい笑顔に立脚した女性活躍社会を -
【はじめに】筆者は少子化問題について、子どもを持つ・持たない、何人欲しいなどは全て個人のライフプランだという意見はその通りであると思っ...
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2015年05月18日
第一子出産年齢上昇はそんなに問題なのか? - データでみる少子化との関係性 -
【どうして「データで見る」のか?】筆者は女性活躍と少子化の関係について昨年5つのレポートを発信iした。その中で、少子化の進行を阻止する...
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2015年02月23日
「女性活躍推進」=「少子化推進」の失敗を繰り返さないために - 超少子化社会、脱却への一処方箋 -
■要旨日本で最初に合計特殊出生率(以下、出生率)が2.0をきったのは1961年、今から半世紀も前のことである。1995年には恒常的に出...
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2015年01月19日
妊産期を逃さない女性活用を。- 未来へ続く、限りある時間を知るために
【人口減少→労働力減少→女性活用→人口減少、では意味がない】総務省の人口推計をもとに厚生労働省が作成した...
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2014年11月04日
まずは「良妻賢母」好きを、やめてみる。 - 「女性活用」と「少子化対策」、どうしたらいいの?
【諸外国と比べても、女性の社会進出アンチ社会な日本】グローバルなマーケティングリサーチ会社IPSOSが9月に発表した世界調査Globa...
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2014年09月01日
「男性の妊活適齢期」の周知を-生まれくる子どもたちの未来のために-
■要旨本稿では、社会学的・経済学的な観点からのみ論じられやすい日本の少子化問題に、新たに医学的な研究結果を交え、「男性の妊活適齢期」に...
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2014年07月14日
「女性活用」は、食育から。- 男性が家事しない国ランキング第3位の日本。わが国の人々が「日本らしく」幸せに生きるために
【女性が社会で活躍する時間が、ない】経済協力開発機構(OECD)は、今年3月8日の国際女性デーを前に、加盟国の家事時間に関する調査結果...
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2014年06月10日
「女性活用・女性活躍」で女性が苦しまないために - 女性が真に幸せなキャリアデザインを描くため、私たちが本当に知らなくてはならないこと。
【フランス女性から見た日本の女性の不思議】少子化が進む先進国の中で最も高い出生率を誇るフランス。世界保健機関(WHO)のWorld He...
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2009年11月25日
改正育児・介護休業法の意義と「3歳の壁」
少子化に歯止めがかからない社会情勢を背景に、2009年7月1日に育児・介護休業法の4回目の改正が行われた。本稿では育児・介護休業法の育...
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2009年09月11日
子ども手当26000円を上回る「経済支援」-待機児童問題と女性の就労継続
2009年9月7日の厚生労働省の発表によると、待機児童問題がこれだけ騒ぎになっているにもかかわらず、認可保育園の待機児童数(2009年...
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2009年08月26日
女性の労働力率と労働生産性
日本の女性の労働力率グラフはM字カーブとよばれる特殊な形状を示す。他の先進諸国の女性労働力率のグラフが逆U字型を描き、出産・育児が女性...
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2009年08月05日
少子化政策マニフェスト、経済支援のその前に。
2009年7月31日、8月の衆院選に向けた自民党のマニフェストが発表され、各党のマニフェストが出揃った。各党がさまざまなマニフェストを...
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2009年07月08日
「小1の壁」 ~その先のワーク・ライフ・バランス~
2009年7月1日、厚生労働省に「少子化対策統括本部」が設置され、同日第1回会合が開催された。これまでの厚生労働省の少子化対策について...
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2009年06月18日
「育休切り」を斬る-社会がワーク・ライフ・バランスを勝ち取るために
3歳未満の子どもを持つ従業員に対する1日6時間の短時間勤務制度の導入、従業員が希望した場合の残業免除、共働きの両親が育休を取る場合の取...
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2009年06月04日
幼児教育無償化議論の問題点 - 少子化支援の無償化?その前に・・・
2009年5月18日、文部科学省の有識者研究会が、3歳から5歳児の教育の無償化について中間報告をまとめた。3歳から5歳児の幼児教育費用...
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2009年05月21日
ワーク・ライフ・バランスは3歳まで?~子育て支援の時限
先月4月21日、通称「育児・介護休業法」(正式には「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の...
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2009年05月01日
「待ったなし」の少子化政策、「待てない」国民の叫び
4月17日に閣議決定されたばかりの平成20年度版少子化社会白書。その中で大きく取り上げられている『「待ったなし」の少子化社会対策の推進...
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2009年04月23日
進化する東大のワーク・ライフ・バランス ~保育支援編
東京大学がワーク・ライフ・バランス(以下WLB)にアグレッシブだ。今月、東京大学が発表した男女共同参画加速のための宣言の中ではなんと「...
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2006年10月25日
企業の育児支援、男性社員への効果
本論は、2005年10月に実施した企業アンケート調査「仕事と家庭の両立支援策に関する調査」の結果をもとに、企業の育児支援政策やワーク・...
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2006年05月25日
男性の育児休業をめぐる課題
■目次1.次世代育成支援対策推進法は有効か2.取得者の部門に偏り3.立ちはだかる「評価」の壁4.想定外に高い「認知」の壁5.働き方の見...
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2006年01月25日
職業で見るわが国の自殺
■目次1.1998年の自殺者急増の背景2.職業別自殺者数の推移3.仕事がもたらす自殺■introduction2005年8月の当レポー...
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2005年09月25日
中高年男性の仕事とメンタルヘルスの構造 -働き方の見直しを迫る心の病-
1.日本はWHO(世界保健機構)「世界自殺地図」において「高自殺率国」に指定されている国である。特にバブル崩壊後、景気低迷が本格化した9...
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2005年07月25日
世界最高水準の自殺率の構造を探る
1998年、日本の自殺者数は過去に類を見ない対前年40%の増加を示した。この98年の大幅増加以降、自殺者数は毎年年間3万人を超え、6年...
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2004年01月25日
ヘルスケアサービスの新たな流れ-「総合医療」
先進諸国に共通の「少子高齢化社会の課題」。最大のテーマともいえるのは、医療費の増大と医療費を支える「健康な」人口の減少、である。わが国...
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