2019年11月11日

人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」(下)-女性人口を東京へ一体なにが引き寄せるのか

生活研究部 人口動態シニアリサーチャー   天野 馨南子

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■要旨

人口減少社会データ解説「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」は3回シリーズで、少子化が叫ばれる日本において、東京都だけが子ども人口を20年以上増加させ続けている理由を計量分析結果によって説明することを目的として執筆した。

まず、もはや都道府県の子どもの数の増減推移を「都道府県出生率では説明することが出来なくなっている」ことを、国内最低出生率を続ける東京都がこの20年間子どもを増加させ続けて多子化している状況、ならびに都道府県平均出生率と都道府県子ども数増減の10年間推移の相関分析結果によって示した。

さらに、10年間の都道府県の子どもの数の増減は、出生率の高低ではなく、女性人口の社会移動数増減に強く相関するとの分析結果を示した。

当シリーズの(下)では、都道府県の子ども人口増減の決定要因である女性の社会移動が一体何によって引き起こされているのか、直近の2018年の女性人口増減との関係性から統計的に読み解く。

「ふるさとの子どもの数」の行方を掌握する重要指標「女性の人口移動」。

都道府県のふるさと人口の未来を占う当指標への社会の気づきの一助となることを願いたい。

■目次

はじめに-少子化なのに20年以上子どもが増え続ける「多子化エリア」へ変貌した東京都
1――2018年の「女性人口は何を誘因として動いたのか」
  1-1 分析の前提 (解釈上の注意)
  1-2 社会生活統計指標と女性人口移動数の相関結果
2――「なぜ東京都の子ども人口だけが増加するのか」 おわりに
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生活研究部   人口動態シニアリサーチャー

天野 馨南子 (あまの かなこ)

研究・専門分野
人口動態に関する諸問題-(特に)少子化対策・東京一極集中・女性活躍推進

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