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ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
ジェロントロジーを学ぼう!~人生100年時代の基礎知識
日本はこれから本格的な超高齢社会を迎えます。同時に一人ひとりの個人は“人生100年時代”とも揶揄される長寿の時代を歩んでいきます。人生の長さが延びることは本来喜ばしいことですが、安心して最期まで歩んでいくには、どちらかと言えば不安ばかりが想起されてしまうのではないでしょうか。その不安を“安心”、そして“喜びや希望”に変えていくには、個人、地域、市場、社会のあらゆる領域で、様々な見直しと新たなチャレンジを行っていくことが大事です。
このコーナー「ジェロントロジーを学ぼう」では、そうした見直しとチャレンジを後押しすべく、個人にとって「人生100年を自分らしくより良く生きていくうえで役立つ情報」、地域・市場・社会の側から「人生100年を支え、導くうえで有益な情報」を、人生100年を支える重要な柱である「健康寿命」「社会活動寿命」「資産寿命」のカテゴリーに分けてお届けします。

ジェロントロジーセミナー・シンポジウム開催実績
ジェロントロジー研究の最新動向等を学ぶために開催したセミナー・シンポジウムの概要(開催結果)を紹介します。ジェロントロジー推進室では、高齢化課題解決、安心で豊かな長寿の実現に必要な取り組みとは何か、当イベントを通じて追究していきます。
>開催結果レポート・動画はこちら
※動画は公開期間が定められています
ジェロントロジー座談会(対談)~各領域における実装へ
私たち一人ひとりが、安心して“人生100年時代”を過ごしていくためには、社会の様々な領域において、ジェロントロジーの知識や視点を活用し、制度やサービスを見直していくことが必要になります。そのため、このコーナーでは、各領域で、超高齢社会にふさわしい先進的な取り組みを行っている企業や行政、大学関係者の皆様と、ニッセイ基礎研究所の研究員が対談を実施し、新しい制度やサービス、デザイン等のあるべき姿について、考えていきます。
>座談会(対談)レポートはこちら
ジェロントロジーとは
ジェロントロジーとは、「加齢に伴う心身の変化を研究し、高齢社会における個人と社会の様々な課題を解決することを目的とした、AGING(加齢・高齢化)を科学する学問」です。日本語では、「老年学」、「加齢学」、「高齢社会総合研究学」などと訳されます。加齢や高齢化に関するあらゆる専門分野の知識を集積して、融合された新な価値・知見を社会に還元していくことがジェロントロジーの役割です。
ニッセイ基礎研究所におけるジェロントロジー研究の歩み(ジェロントロジー推進室)
ニッセイ基礎研究所では、高齢化する日本の未来を見据え、いち早くジェロントロジーの重要性を理解するなか2001年よりジェロントロジー研究に着手しました。2006年からは、日本生命・セコム・大和ハウスの3社の寄付により東京大学に設置した「東京大学総括プロジェクト機構ジェロントロジー寄付研究部門」と、2009年からは当寄付研究部門が発展した「東京大学高齢社会総合研究機構(IOG;Institute of Gerontology)」とともにジェロントロジー研究を推進してきています。
※ ジェロントロジー推進室の詳細はこちら
ジェロントロジー関連情報
■東京大学高齢社会総合研究機構HP(IOG)
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2009年04月24日
拡大する長寿リスク
日本が「世界一の長寿国」と呼ばれて久しい。将来についてはあくまで予測だが、グラフを見ると、世代(生まれ年)が進むにつれて線が右にシフトしており、長寿化の進行が読み取れる。表でも、「死亡数が最多となる年齢」「平均死亡...
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先週末17日、日本の大手製薬メーカーが、認知症治療薬となりうる候補物質「AC-3933」の開発を中止することを発表した。患者向けに実施していた治験で、想定していた薬効を確認できなかったため、とされている(同日NIK...
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今年4月、3年に1度の介護報酬改定が行われた ―――― 。わが国の社会保険制度の中でも、医療保険制度(健康保険制度)と介護保険制度はその基本的な制度骨格が近しい。被保険者からの保険料徴収と公費(税金)を財源として、治療...
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生活保護世帯が2割を占める60歳代の単身男子
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石川 達哉
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生活保護は老後の頼りになるのか
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丸尾 美奈子
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2008年10月17日
高齢者世帯の経済状況
■目次1--------はじめに2--------標準的な高齢者世帯の経済状況3--------大きな世帯間の格差4--------今後の展望5--------むすび■introduction本レポートでは、老後生...
石川 達哉
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2008年10月17日
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■目次1--------はじめに2--------わが国高齢者介護の将来ビジョン3--------進化するケア実践現場4--------地域が関わり、支えあう時代へ■introduction本稿は、介護保険制度が目...
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