2025年03月25日

ヘルスケアサービスのエビデンスに基づく「指針」公表

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

近年、予防医療や健康管理の重要性が高まり、多様なヘルスケアサービスが提供されている。しかし、その効果や信頼性を評価する仕組みは十分に確立されておらず、サービスの選択や提供に課題がある。こうした状況を踏まえ、経済産業省と日本医療研究開発機構(AMED)は2022年度からエビデンス構築を推進し、2024年度には高血圧や糖尿病、認知症など7分野に関する指針を策定・公表した。

本稿では、ヘルスケアサービスのエビデンス構築に関する指針の公表についてまとめた。

■目次

1――はじめに
2――ヘルスケアサービスをとりまく環境
  1|個人・企業や自治体における健康意識の高まり
  2|健康サービス利用の実態
  3|PHRシステムの民間利用
  4|ヘルスケアサービス市場の規模拡大
3――エビデンス構築に向けた「指針」策定
  1|指針策定の背景
  2|1次予防に関する7疾患の指針は、2024年度中に発表
4――おわりに

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年03月25日「基礎研レポート」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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【ヘルスケアサービスのエビデンスに基づく「指針」公表】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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