
生活研究部 主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任
前田 展弘(まえだ のぶひろ)
研究・専門分野
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)、超高齢社会・市場、QOL(Quality of Life)、ライフデザイン
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | ジェロントロジー(高齢社会総合研究)、超高齢社会・市場、QOL(Quality of Life)、ライフデザイン |
---|---|
自己紹介 |
日本は超高齢・長寿社会の最先進国であり、世界がこれからの日本の動向に注目しています。人生100年時代に相応しい生き方、超高齢化に対応した社会づくりに向けては課題が山積しています。これらの課題を解決し、新たな未来社会を切り拓いていくには「ジェロントロジー」が不可欠です。民間シンクタンクとして唯一ジェロントロジー研究に取り組むわが研究所は、東京大学高齢社会総合研究機構及び未来社会共創センターとともに様々なジェロントロジー研究を推進しています。私はその中で地域(自治体)や企業、また生活者とつながりながら、(1)生涯現役社会の実現(高齢者のセカンドライフ支援)、(2)人生100年時代に求められる高齢者市場開拓、(3)地域包括ケアをはじめ産官学民が共創する社会システムに関する研究に取り組んでおります。さらに、(4)ジェロントロジーの知識を広めるための「高齢社会検定」事業、(5)慶応義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターの一員としても「金融ジェロントロジー」の研究も深めております。これらを通じて、人生100時代を誰もが“より良く”生きていける未来社会の実現に貢献して参りたいと考えております。 |
経歴 |
2004年 :ニッセイ基礎研究所入社 2006~2008年度 :東京大学ジェロントロジー寄付研究部門 協力研究員 2009年度~ :東京大学高齢社会総合研究機構 客員研究員 2021年度~ :慶応義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター・訪問研究員 内閣官房「一億総活躍社会(意見交換会)」招聘(2015年度) 財務省財務総合政策研究所「高齢社会における選択と集中に関する研究会」委員(2013年度)、「企業の投資戦略に関する研究会」招聘(2016年度) 東京都「東京のグランドデザイン検討委員会」招聘(2015年度) 神奈川県「かながわ人生100歳時代ネットワーク/生涯現役マルチライフ推進プロジェクト」代表(2017年度~) 生協総研「2050研究会(2050年未来社会構想)」委員(2013-14、16-18年度) 全労済協会「2025年の生活保障と日本社会の構想研究会」委員(2014-15年度) 一般社団法人未来社会共創センター 理事(全体事業統括担当、2020年度~) 一般社団法人定年後研究所 理事(2018-19年度) 【資格】 高齢社会エキスパート(総合)※特別認定者、MBA 他 |
前田 展弘のレポート
2021年02月18日
令和2年度 兵庫県「介護予防・生活支援マッチング事業」
ニッセイ基礎研究所では今年度、兵庫県からの委託を受けて、「介護予防・生活支援マッチング事業」を進めています。以下、当事業の概要等をご案内いたします。
2020年12月08日
ジェロントロジーとは?-人生100年時代の基礎知識

近年、“ジェロントロジー”という言葉を見聞きする機会が増えていないだろうか。ニッセイ基礎研究所は2001年から、民間シンクタンクとしては唯一、ジェロントロ...
2020年11月27日
地域で高齢者のつながりをどう作るか?~柏市「生きがい就労事業」の事例~

人生100年を歩んでいく上で、人や社会とのつながりは重要です。しかし、高齢期は退職や友人らとの永遠の別れ(死別)などで、そのつながりを失う機会は少なくあり...
前田 展弘のパブリシティ
著書
-
東大がつくった高齢社会の教科書-長寿時代の人生設計と社会創造
- 著者:
- 東京大学高齢社会総合研究機構 編著(編集協力:ニッセイ基礎研究所)
- 出版社:
- (株)ベネッセコーポレーション
- 発行年月:
- 2017年3月
- 定価:
- ¥1,800(税抜き)
※当研究所の前田展弘が、1~3章、4・5・8・13章を改訂するとともに全体の監修を行った。
「高齢化最先進国」である日本。この人生100年時代に人生設計をどうするか、社会システムの構築をいかに行うか。健康、就労、お金、介護、年金、テクノロジー、まちづくり…高齢化に関わる基礎知識を学び、安心で活力ある未来をめざすための一冊。ビジネス、行政、NPO、大学、そしてあらゆる個人に必携。「高齢社会検定」公式テキスト。『東大がつくった 確かな未来視点を持つための 高齢社会の教科書』(ベネッセコーポレーション、2013年3月刊)の改訂版であり、2017年1月までの最新の情報をもとに新たに作成した。
-
未来がみえた! ―10人のメンバーがみた地域発「チーム力」
- 著者:
- 日本生命保険相互会社 代表取締役社長 筒井 義信(編著)
- 出版社:
- プレジデント社
- 発行年月:
- 2016年10月
- 定価:
- ¥1,200(税抜き)
※当研究所、加藤えり子・塩澤誠一郎・竹内一雅・谷本忠和・前田展弘・宮垣淳一・矢嶋康次・薮内哲・吉本光宏が執筆。
「閉塞感が漂う日本だからこそ、明るい未来がみえた全国各地の取り組みを世の中に伝えよう!」という本書の企画に賛同した、ニッセイ基礎研究所研究員が中心の、10人の有志一同。
-
2025年の日本 破綻か復活か
- 著者:
- 駒村 康平(編著)
- 出版社:
- 株式会社勁草書房
- 発行年月:
- 2016年9月
- 定価:
- ¥2,500(税抜き)
※当研究所の前田展弘が第8章「高齢者が活躍する地域コミュニティづくり」を執筆。
現在、日本社会は急激な高齢化・人口減少の進行により、医療・介護・福祉の社会保障、地域福祉の問題だけではなく、生活をめぐるさまざまな保障面についてどのような社会づくりを進めていくのかが問われている。本書は、これからの日本および地域社会を構想し、あるべき政策を体系的に提唱する。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
---|---|---|
2021年11月29日 | 令和3年度「かながわ人生100歳時代ネットワーク」全体会議 「人生100歳時代、生涯現役社会実現に向けた課題提起」 | かながわ人生100歳時代ネットワーク |
2021年11月26日 | 日立保険リスクマネジメントセミナー 「人生100年時代!将来不安(リスク)への対応策は?」 | 株式会社日立保険サービス |
2021年11月05日 | 2021年度日本アクチュアリー会年次大会 「人生100年時代のライフデザイン~将来不安を払拭するには~」 | 公益社団法人日本アクチュアリー会 |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
---|---|---|
2022年01月23日 | 長寿と経済成長 | 文化放送 「ハート・リング健康Radio」 |
2020年04月19日 | ジェロントロジーと認知症 | 文化放送 「ハート・リング健康Radio」 |
2020年04月12日 | ジェロントロジーと認知症 | 文化放送 「ハート・リング健康Radio」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2022年01月07日 | 日本経済新聞 朝刊 1面 | 成長の未来図 高齢化の不安 乗り越える センテナリアンの挑戦 |
2018年04月02日 | 北海道新聞 朝刊 10面 | くらし ミドル世代 「地域参加など多様な生き方を」 |
2017年08月22日 | 読売新聞 朝刊 12面 | 人手不足 高齢者の出番 シルバー人材センター 仕事の依頼続々 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2021年09月 | 生命保険論集 第216号 31-46P | 人生100年時代における生命保険事業の新たな取組視点 |
2021年05月06日 | 東京大学高齢社会総合研究機構 | 東京大学ジェロントロジー・アカデミー 第1回 「「生涯現役サポートビジネス」を考える」 |
2021年04月 | NHK厚生文化事業団創設60周年記念冊子 「未来展望 どうする!?2030」1-5P | データでみる超高齢社会~ジェロントロジーでわかるよりよい人生設計の基礎知識 |
受託実績
年度 | タイトル |
---|---|
2017年度 |
多様な社会資源を活かした「地域包括ケア推進」環境づくりに関する調査研究事業(略称:地域包括マッチング事業) 厚生労働省
|
2015年度 |
地⽅の⼈⼝減少を勘案した将来の⼈⼝動向等の分析に関する調査 東京都
|
2015年度 |
活力あふれるビンテージ・ソサエティの実現に向けた取組みに関する基礎調査 株式会社電通 |
所属部署
関連カテゴリ
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
1221件
- コロナ禍で低下した高齢者の外出頻度~「第8回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査...
- 夏の参院選に思う~次の世代により良い社会を引き継ぐために~
- 医師の需給バランス 2022-医師偏在是正のためにどのような手立てが講じられているか?
- 2021年 都道府県・人口動態解説(中)-沈む名古屋・大阪圏、東京圏の一強止まらず
- 2022年度診療報酬改定を読み解く(上)-新興感染症対応、リフィル処方箋、オンライン診...
- 高齢化問題(全般)(561件)
- 高齢者市場・マーケット(143件)
- 高齢者のQOL(生活の質)(322件)
- 高齢者の医療・介護(424件)
- 認知症介護(88件)
- 高齢者の雇用・就労(525件)
- 高齢者世帯の家計・資産(171件)
- ジェロントロジー総論(5件)
- 健康寿命 (9件)
- 資産寿命(12件)
- 社会活動寿命(7件)
同じ領域の研究員紹介
-
コロナ禍で低下した高齢者の外出頻度~「第8回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」より
(2022/05/23)
生活研究部
坊 美生子 -
米国の不妊治療の現状とは?-米国の生産性が日本と比べて10.1%ポイントも高く、35歳未満での治療が12.2%ポイントも高い特徴-
(2022/05/20)
生活研究部
乾 愛
コンテンツ紹介
-
レポート
-
パブリシティ
お知らせ
-
2022年05月17日
News Release
-
2022年04月21日
News Release
-
2022年04月04日
News Release
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ページTopへ戻る