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德島 勝幸のレポート
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2024年07月03日
見直しを迫られる国内債券パッシブ運用
市場インデックスに連動させる国内債券のパッシブ運用は、今後の国債の発行計画次第では、金利の上昇を受けて好ましくないパフォーマンスになる...
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2024年06月07日
アセットオーナー・プリンシプルへの期待-資産運用高度化の要
政府は昨年12月に資産運用立国実現プランを公表した。日本の資産運用業が必ずしも世界の最先端を走っているとは言えないだろう。アセットマネ...
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2024年05月27日
アセットオーナー・プリンシプルへの期待-資産運用高度化の要
政府は昨年12月に資産運用立国実現プランを公表した。日本の資産運用業が必ずしも世界の最先端を走っているとは言えないだろう。アセットマネ...
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2023年07月05日
公的年金の「100年安心」は制度について
2004年に実施された公的年金の制度見直しによって、公的年金は「100年安心」な制度であると言われた。しかし、その後の人口減少の開始と...
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2022年12月07日
EだけではないESG-気候変動は重要なテーマであるが
ESGに取り組むのに際して、その理由を考えることは重要である。ブームだからとか、横並びで求められるからなど曖昧に取り組むべきではない。...
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2022年10月17日
EだけではないESG~気候変動は重要なテーマだけど~
これまで、ESGに取り組む際に、なぜ取り組むのかを考えることが重要であり、一時のブームだからとか、横並びで必要と思えるからなどの曖昧な...
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2022年10月06日
グリーンウォッシュを乗り越える-ESGを単なるブームにしないために
近年の世界的なESGの盛り上がりについては、手放しで喜んで良いことだけではない。本能的な反発や的外れな批判も少なくなく、よく耳を傾ける...
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2022年08月15日
グリーンウォッシュを乗り越える~ESGを短期のブームにしないために~
ESGやSDGsに人々の注目が集まれば集めるほど、取り組みが表層的なものになり、それらの本質を十分に理解しないものが表に出て来てしまい...
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2022年07月12日
ESG投資の意義-何のためにESGを意識するのか
近年の日本におけるESG投資を推進する流れは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の積極的な取り組みに加えて、金融庁や東京証券取...
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2022年07月05日
オルタナティブ投資の見直しを
かつての企業年金にとって、オルタナティブ投資≒ヘッジファンド投資であったかもしれない。内外の金利上昇が確実視される状況において、伝統的...
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2022年06月15日
企業にとってのESGへの取組み~ESGは外部不経済を抑制する~
企業にとってESGやSDGsに対して取り組むことは、コストでしかないという見方がある。短期的に見れば、経営資源を「余分な」行動に投入す...
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2022年06月07日
時を駆けるか中高年-時間は夢を裏切らないか
自分が年を重ねるにつけ、身につまされて感じる変化が幾つかある。まず、記憶力の衰えが顕著である。先日も趣味を同じくする友人と話している際...
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2022年05月26日
時を駆けるか中高年-時間は夢を裏切らないか
自分が年を重ねるにつけ、身につまされて感じる変化が幾つかある。まず、記憶力の衰えが顕著である。先日も趣味を同じくする友人と話している際...
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2022年04月11日
誰のためにESGへ注力するのか~ESGは人のためならず~
ESGは誰のために取組んでいるのだろうか。投資家は、株主や加入者等のためであろうし、企業ならば株主のためだろう。ここで地球環境を改善す...
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2022年01月28日
投資家によるESGへの取組み~なぜESG投資に取組むのか~
投資家のESGへの取組みを見る際には、アセットオーナーとアセットマネジャーとに分けて考える必要がある。アセットオーナーから運用を受託す...
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2021年11月29日
SDGs債への取組みに際して~様々なラベルの意義などを考える~
ESGやSDGsといった概念を前面に持って来た債券の募集が増えている。世界的には、発行体は国、地方公共団体、金融機関、民間企業など様々...
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2021年09月28日
アセットオーナーとESG投資~GPIFのESG活動報告を読む~
日本の年金運用において自家運用は限定的であり、ほとんどがアセットマネジャーに対する委託運用の形態で行われている。そのため、エンゲージメ...
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2021年07月12日
株式以外のESG投資~ESG投資を全資産で考える~
ESG投資は、必ずしも株式投資の領域のみに限定されるものではない。債券領域においては、グリーンボンド等SDGs債券の発行が増加している...
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2021年07月07日
ESG投資の意義~何のためにESGを意識するのか~
近年の日本におけるESG投資の流れは、公的年金の積極的な取組みに加え、金融庁や東京証券取引所が二つのコードを提唱したことで、急速に拡大...
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2021年07月05日
ESGへの取組みは不可避である
ESGへの取組みは、企業にとっても、投資家にとっても、社会から求められる極めて重要な課題になっている。しかし、何も考えず闇雲に猛進する...
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2021年05月11日
ESG投資の意義-何のためにESGを意識するのか
ESG投資は決して一過性のブームではない。企業と投資家とが各々ESGへの取組みに真摯に向き合う必要がある。それは年金等の加入者のためで...
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2020年07月03日
ウィズコロナの時代における年金運用
日本での新型コロナウイルスによる感染症の影響は、緊急事態宣言の解除に見られるように、ある程度収まったかに見える。しかし、雇用や所得、消...
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2019年07月03日
本物のESG投資を見極めよう
黎明期にある日本のESG投資においては、様々なものがESGを“売り”にしている。「ESGファンド」や「グリーンボンド」には、そういった...
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2019年03月07日
ESG投資について振り返るー単なる流行に終わらせないために考えてみる
日本のESG投資の流れは、近年、急速に拡大しつつある。その流れに抗するべきではなく、個々の企業・団体では、どう流れに乗るかを考える必要...
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2018年12月27日
ESG投資について振り返る-単なる流行に終わらせないために考えてみる
日本のESG投資の流れは、GPIF(年金資金運用管理積立行政法人)の積極化に加えて、金融庁や東京証券取引所が二つのコード(スチュワード...
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2018年08月23日
木を見て森を見ざることなかれ-基本ポートフォリオからの乖離が意味すること
年金運用において基本ポートフォリオを設定することは、運用の起点であり根幹でもある。投資対象や中期的な観点からの運用スタンスなどは、ほぼ...
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2018年07月04日
多くの人の確定拠出年金は、ほとんどをリスク性資産に
企業型DCや個人型DC(iDeCo)の平均的な資産配分では、預金や保険といった元本確保型商品が5 割以上を占めている。しかし、世帯の保有...
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2018年04月06日
世界はキャッシュレスに向うー日本への観光来客数を維持するために必要なことを考えよう
出張で4年数ヶ月ぶりに英国のロンドンを訪れたところ、移動や食事の際に、以前との違いを明確に感じた。ネットで知らされていた以上に、キャッ...
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2018年02月23日
世界はキャッシュレスに向う-日本の観光来客数を維持するために必要なことを考えよう
ほぼ14ヶ月ぶりに出張で英国を訪れた。と言っても、前回はスコットランドに行ったので、首都であるロンドンを訪れるのは、4年数ヶ月ぶりであ...
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2018年02月05日
これからの年金運用を展望する
日本銀行の金融緩和政策に対して、緩和内容の一部変更を期待する声が高まっている。しかし、仮に金利が少し上昇したとしても、10年国債利回り...
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2017年10月30日
さらばNOMURA-BPI総合-浮動債比率を考慮すると見え方が変わる
日本の債券市場において一般的に用いられているインデックスは、NOMURA-BPI総合である。代表的なところでは、GPIF(年金積立金管...
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2017年08月10日
監査法人の適正意見とは-“お墨付き”という表現を、早急に改めた方が良いのでは
新聞やテレビのニュース報道で、上場企業等の有価証券報告書に対して監査法人が発する適正意見を“お墨付き”と説明する事例を見ることがある。...
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2017年08月09日
戦力の逐次投入とムービング・ゴールポスト
戦力の逐次投入を愚策と評価するのは、古典から現代までの戦史を通じた鉄則の一つであると考えられる。巷間良く挙げられる代表例としては、太平...
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2017年08月03日
NOMURA-BPI総合は年金にとって適切なインデックスなのか
株式や外債においては、時価加重平均型インデックスに対する批判が強くなっている。スマートベータの流行も、単に有効なアクティブ運用が見出せ...
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2017年07月20日
マイナス金利政策による市場変化と成長-巨大な買い手の存在が金融市場の機能を低下させているか
日本銀行は2016年1月29日の金融政策決定会合において、マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入を決定し、即日、公表した。金融機関等...
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2017年07月13日
資本主義で容認される価格統制-政策目的の市場介入は、違法な相場操縦と何が異なるのか
輸出入の量をコントロールするなどの目的から、人為的に市場に介入し為替レートを適切と考えられる水準に導くことは、“為替介入“として先進国...
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2017年06月19日
あなたもESGに帰依しませんか-ついに日本でも本格的な流れが加速している
ESG投資とは、機関投資家や個人の投資家が投資を実行するのに際して、E(Environmental)・S(Social)・G(Gove...
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2017年05月08日
猫も杓子も、門前に市をなすのは、投資の基本に反する
日本銀行によるイールドカーブコントロールでも、引続き、短い年限の国債はマイナス利回りのままにある。国内債投資による利回り獲得を期待でき...
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2017年03月22日
金融緩和による市場変化と成長~巨大な買い手の存在が金融市場の機能を低下させているか~
日本銀行による強力な金融緩和の実施は、債券市場において投資家構造や価格体系にも大きな影響を与えており、流通市場の機能度低下を懸念する声...
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2016年12月07日
「年金カット法案」という決め付けに、若者は怒れ!
現在の臨時国会に付されている公的年金の改正法案(「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」)に対...
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2016年11月25日
無借金経営は、フィデューシャリー・デューティーに反すか
ようやく企業による9月末決算の発表が終わった。各企業の経営計画・見通しを聞いていると、先行きの見通しが決して明るくなく聞こえる企業も少...
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2016年10月27日
「年金カット法案」という決め付けに、若者は怒れ!
現在の臨時国会に付されている公的年金の改正法案(「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」)に対...
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2016年08月03日
マイナス金利による債券パッシブ運用の終焉
マイナス金利政策は、単に金利水準を低下させ、10年を越える年限まで国債利回りをマイナスにしただけでなく、超長期債の利回りを大きく引下げ...
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2016年04月12日
無いものねだりは国を滅ぼす~リスクなくしてリターンなし。国債ならマイナス利回り。~
昨年度の公的年金等の運用成果について、様々な憶測が報道や政界を賑わせはじめている。市場の大きな価格変動によって年金積立金管理運用独立行...
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2016年02月09日
スーパーアニュエーションの動向~マイスーパーを中心としたオーストラリアの年金~
世界の確定拠出年金制度の中で、成功しているものの一つと言われるのが、オーストラリアのスーパーアニュエーションである。オーストラリアの年...
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2016年02月03日
個人金融資産に何が起こっているのか
個人金融資産の動向は、国債の消化だけでなく、金融・経済全般のフローにも多大な影響がある。株価や為替による短期的な変動よりも、その底流に...
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2015年12月22日
高齢化と政府財政と世代間格差
日本の人口高齢化が進行し、既に人口減少に陥っていることは、周知の事実である。高齢化によって生じる問題は数多くあるが、中でも、生産年齢人...
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2015年09月18日
日本の人口減少は主要国一!~止まらない人口減少は、経済停滞の暗い未来をもたらす!!~
7月29日に国際連合は、2015年版の世界人口推計を公表している。2012年版では、主要国の中で人口減少に転じている国として、日本以外...
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2015年08月05日
外国債券投資のあり方を考える
外国証券投資は為替のリスクを内包しており、実は、為替取引はデリバティブの一種である。デリバティブを活用すると、フルインベストメントへの...
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2015年07月31日
“下流老人”にならないために(2)~50代では遅い? “備えあれば、憂いなし”で迎える老後~
実は、日本の公的年金制度においては、「年金保険」と呼称される制度の趣旨が必ずしも十分に理解されていないことも、公的年金に対する理解を妨...
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2015年07月29日
“下流老人”にならないために(1)~50代では遅い? “備えあれば、憂いなし”で迎える老後~
2014年に行われた公的年金の財政検証においては、公的年金の給付による所得代替率が50%を維持できるよう制度設計されている。50%の所...
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2015年05月13日
劣後債の適合性は厳しめに
■要旨低金利が続く中で、投資家の利回りに対するニーズを満たすため、仕組み債の他、劣後債を含むハイブリッド証券に再び注目が集まっている。...
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2015年05月12日
10年国債は金利指標としてどうか
日本銀行による量的・質的金融緩和の影響は、既に円金利のイールドカーブ全体に及んでいる。それ以前から短い年限の金利はゼロに近い水準となっ...
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2015年03月31日
最近の米国PE市場の状況~マーケット環境と年金投資家の取組み例~
■要旨日本では、金融緩和が強化される中で、投資マネーの行きどころが見失われている。国内債券から株式や外国証券へという単純なポートフォリ...
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2015年03月10日
10年国債は金利指標としてどうか
日本銀行による量的・質的金融緩和の影響は、既に円金利のイールドカーブ全体に及んでいる。2013年4月に導入された量的・質的金融緩和の以...
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2015年03月03日
公的年金のモデル世帯は少数派~国民の年金に対する意識を更に引上げよう~
政府は昨年に実施した財政検証に基づいて、公的年金制度に対する見直しを進めている。もっとも、当初完全実施を予定したマクロ経済スライドにつ...
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2015年02月23日
国債の金利低下で生じていること
日本銀行が昨年10月31日に導入した追加の金融緩和(いわゆる“ハローウィーン緩和”)で、日本の国債金利はかつて...
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2015年02月17日
年金が機能を発揮するには~日本の企業年金は、ほとんど年金でないかもしれない~
■要旨退職一時金の分割給付という形で制度がスタートした日本の企業年金は、現在でも、大企業中心にしか普及していない。従業員ベースでの企業...
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2014年12月03日
年金運用における流行と真理
年金運用の歴史を振り返ると、注目を集めるトピックが、時々に変化することを感じる。一時の流行に過ぎないものがある一方、その後に長く影響を...
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2014年08月05日
欧州における年金に対するソルベンシー規制の動向
日本の年金運用に対しては、5:3:3:2規制の廃止以降、基本的な資産配分等に対する規制は存在しない。オランダ等ソルベンシー型の年金運用...
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2014年02月26日
東京のタクシーはなぜ高い?
仕事で海外に出かけることは、総合商社等に勤めている友人に比べると多くもないが少なくもない。特に、近年はアジア圏への出張が多くなっている...
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2014年02月18日
オランダの企業年金規制見直し~企業年金に対する規制の導入・追加は容易でない~
■要旨オランダでは、企業年金に対してソルベンシー型の健全性規制が導入されている。今回、監督当局から規制の枠組みを見直す提案が公表された...
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2014年01月08日
(年金運用):日本の年金について考えるポイント(欧州出張報告)
日本の年金運用の実態は、日本の環境・制度に深く根ざしたものであり、独自の進化を遂げている。一方で、決してグローバリズムを単純に信奉する...
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2013年11月06日
高品質高価格は成長期の戦略
技術の進歩が人類の生活をより幸福にすると単純に信じられたのは、20世紀の初めまでではなかったろうか。産業革命による生産性の向上は、所得...
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2013年09月26日
年金によるPE投資拡大の期待 ~ 機関投資家が成長資金の供給源となれるか~
■要旨長期資金である年金の運用対象として、上場株式のような従来の市場性ある有価証券以外に、流動性のやや劣るPrivate Equity(...
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2013年07月03日
新しい運用対象としてのユニバーサルファンドの可能性
日銀による異次元の金融緩和の導入によって、足元こそ金利水準の変動性が増しているものの、中期的には金利水準全般を押し下げられる可能性が高...
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2013年05月20日
年金支給開始年齢の引上げ -財政状況を国民に的確に開示し世論の喚起を
2012年秋の三党合意に基づいて設けられた社会保障制度改革国民会議が、ようやく年金制度改革の議論に着手した。民主党政権の末期においては...
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2013年04月16日
低運用利回りに対する取組み-更なる金融緩和強化の中で、運用者による創意工夫を
■要旨新しい日銀執行部の導入した量的・質的金融緩和を受けて、債券市場では、更なる低金利が進み、同時に、金利水準の変動性が拡大する環境と...
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2013年03月06日
AIJ事件発覚から1年 -小規模企業年金制度の将来を考える一つの視点
AIJ事件が報道によって明らかになったのは、昨年の2月末近くになってであった。かねてから同社の運用の中身について疑念を抱く声は年金関係...
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2013年02月22日
液晶を例に企業と経済を考える-選択と集中を誤ると、企業の収益性が低下するだけではない
近年、街を歩いて歩き難くなったと感じることはないだろうか。特に、駅のプラットフォームや歩道のような狭い通路で顕著に感じることが多い。こ...
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2013年02月01日
企業年金の運用に対して必要な規制を考える
日本の企業年金の運用配分に関しては、運用基本方針の下、ほぼ各年金の裁量に任せられている。果たして、このままで良いのだろうか。海外の年金...
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2013年01月11日
低利回りに苦しむ世界の年金-日本の経験が注目を集めている
欧州ソブリン危機が顕著になって以降、各国の中央銀行が積極的な金融緩和策を導入したため、米独の国債金利は大きく低下した。その他にも、欧州...
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2012年09月26日
年金運用における枠組みの革新~日本の企業年金運用の常識は世界の非常識か~
■見出し1―― はじめに2―― 一般的な企業年金における運用の姿3―― 日本の年金運用に見られる常識的な概念4―― 日本の年金運用に求められる...
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2012年06月18日
我が国の年金制度の現状と課題(下)-確定拠出年金と将来の年金のあり方に関する視点
■見出し1――はじめに2――確定拠出年金の現状と課題3――海外の動向と新しい年金制度4――矛盾の噴き出す年金制度■introducti...
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2012年02月27日
AIJ投資顧問のどこに問題があったのか
週末の様々な報道を見ると、今回の事案に関し表面的な理解に留まり根本的な問題に言及されていないケースが散見されている。現時点までに報道さ...
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2012年02月24日
運用の委託先を見る眼が必要である
年金資金から投資を受託していたAIJ投資顧問が年金資産の大部分を失っていたことが報じられている。今後、証券取引等監視委員会や金融庁、更...
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2012年01月11日
豹変しても良い人は誰か
日本銀行の総裁は、金融政策の変更に際して前言を容易に翻しても良いし、場合によっては、直前まで真逆のことを述べても良いとされる。一方で、...
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2012年01月06日
右肩上がりの予想を信じるな
新しい年を迎えて、今年の景気や株価・金利等の様々な予想が語られている。例えば、「足元の景気は暫時低迷するが、その後米国の景気回復に伴い...
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2011年12月01日
米国企業年金の最近の取組み(出張報告)
10月末から11月初めというタイミングで、米国東海岸において複数の年金関係者にインタビューする機会を得た。既存の各資産クラスから得られ...
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2011年09月01日
近年激変したクレジットデリバティブ市場
20世紀の終わりに大きく成長したクレジットデリバティブ(CDS)市場は、近年発生した複数のイベントによって、大きく状況が変化している。...
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2011年07月14日
カバード・ボンド研究会報告書の公表について
日本政策投資銀行が事務局を務め、メガバンクや証券会社、学識経験者等からなるカバード・ボンド研究会は、7月7日に『カバード・ボンド研究会...
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2011年07月01日
英国企業年金の運用への取組み(出張報告)(2)
本年5 月号に引続き、英国における企業年金の運用動向について紹介したい。低成長経済下における運用収益の獲得は、年金に限らず運用者の頭を悩...
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2011年05月02日
英国企業年金の運用への取組み(出張報告)
英国において年金基金及び運用者にインタビューを実施する機会を得た。近年の日本と同様に低リターンに苦しみながらも、一定の方向性を持って運...
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2011年02月01日
改めてオルタナティブ投資の意味を考える
日銀による包括的な金融緩和政策の下では、低金利環境が継続し、他資産のリスクプレミアムも低水準となる可能性が高い。このような環境下では、...
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2011年01月24日
包括的金融緩和下における年金資産の運用
日本銀行による包括的な金融緩和政策の導入もあって、各資産クラスの期待収益率は低下せざるを得ない。この環境が長期間継続するという前提に立...
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2010年09月24日
魅力ある個人向け社債市場に向けて
■目次1--------はじめに2--------個人向け社債市場の現状3--------個人向け社債のリスク4--------個人向...
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2010年08月09日
魅力ある個人向け社債市場に向けて-高齢世帯の貯蓄を投資に向かわせるための一つの取組み
■目次1――はじめに2――個人向け社債市場の現状3――個人向け社債のリスク4――個人向け社債への批判と今後の課題5――終わりに■int...
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2010年08月02日
新しい債券運用の考え方
低金利が長期化し、債券のアクティブ運用による超過収益への期待可能性が減少している中、企業年金における国内債の運用について見直しが必要な...
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2010年06月01日
国債の大量発行と一般債への影響
民主党政権下で、国債の発行額が大幅に増加している。自民党政権のツケも残っていたのであるが、景気悪化に対応した様々な施策の影響も大きい。...
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2010年03月09日
全国型公募地方債の条件決定に対する新しい取組み
全国型公募地方債の起債方式には様々なものがあり、公募普通社債や財投機関債のように、ほぼ定式化された形に落ち着いていない。これは、固定さ...
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2010年02月19日
公募地方債の依頼格付け取得拡大に向けて~地方債市場の健全な拡大には、格付けの存在が必須~
今通常国会に提出されている来年度の地方債発行計画によると、2010年度の公募地方債発行団体は、新規に加わる三重県を含めて合計で48団体...
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2010年01月25日
低格付け社債市場の活性化に向けて
リーマン・ショックによる金融危機から1年が経過しても、低格付け社債市場は、その機能を十分には回復していない。この背景には、日本の社債市...
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2010年01月04日
長期安定的な株式投資のために
長期的な視点からの株式投資は、企業の中長期的な成長を促すため、資本主義経済の下において必須のものである。ところが、現状では、個人投資家...
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2009年10月01日
クレジット市場混乱期における格付けについて
■見出し1.クレジット市場の混乱と格付け2.格付けアクションの事例3.終わりに■introduction今回のクレジット市場の混乱にお...
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2009年09月01日
クレジット市場の状況を見るのに、何が適切か?
マーケット・インデックスは、市場全般の動きを示すものと理解されている。しかし、構成銘柄数によっては、指数採用銘柄のみの動きを示し、必ず...
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2009年01月19日
2008年の起債市場に見るサブプライムショックの傷跡~リーマンブラザーズ破綻の影響~
2008年の公募普通社債市場を振り返ると、2001年のマイカル債以来となるデフォルトが6月以降3ヶ月連続で発生しただけでなく、その後も...
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2008年06月02日
「NOMURA-BPI総合」の指数見直し
2008年4月より、主な債券市場インデックスの一つである「NOMURA-BPI総合」に、新たにABSセクターが追加された。5年ぶりのセ...
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