2022年01月28日

投資家によるESGへの取組み~なぜESG投資に取組むのか~

金融研究部 取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長 兼 ESG推進室長   德島 勝幸

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■要旨

投資家のESGへの取組みを見る際には、アセットオーナーとアセットマネジャーとに分けて考える必要がある。アセットオーナーから運用を受託するアセットマネジャーの取組みは、あくまでもアセットオーナーの取組みを実践するためのものである。現在の日本においては、公的年金や保険会社が積極的にESG投資へ取組む姿勢を示しており、アセットマネジャーによるESG投資への取組みも急速に進んでいる。ところが、国連PRI原則の署名やスチュワードシップコードの受け入れといったESG投資の一部しか示さない指標を見ても、企業年金によるESG投資への取組みは限定的であり、否定的な見方が今でも少なくない。企業年金の運用担当者が数少ない等個々の事情があるものの、ESG投資に取組む意義やその背景を考えると、「超過収益を期待できる保障がない」といった旧態依然のESG投資に対する考え方に固執するのではなく、世のため人のため、善をなすことを目標に、ESG投資に対し取組むことが求められる。日本の企業年金が積立比率の高さは世界的に認知されているものの、ESG投資への取組みの鈍さは逆の意味で注目を集めてしまうのではなろうか。2022年が企業年金によるESG投資の大きく発展する年になることを期待したい。

■目次

1――アセットオーナーとアセットマネジャーを分けて考える
2――日本におけるアセットオーナーのESG投資への取組み
3――ESG投資に取組む意義と足並みの揃わない企業年金
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金融研究部   取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長 兼 ESG推進室長

德島 勝幸 (とくしま かつゆき)

研究・専門分野
債券・クレジット・ALM

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