- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 年金 >
- 年金資産運用 >
- 木を見て森を見ざることなかれ-基本ポートフォリオからの乖離が意味すること
木を見て森を見ざることなかれ-基本ポートフォリオからの乖離が意味すること
金融研究部 研究理事 年金研究部長 兼 年金総合リサーチセンター長 德島 勝幸
年金運用において基本ポートフォリオを設定することは、運用の起点であり根幹でもある。投資対象や中期的な観点からの運用スタンスなどは、ほぼ基本ポートフォリオにおいて規定される。実際の運用を行っていると、中期的な想定である基本ポートフォリオから環境やパフォーマンスによって、徐々に資産構成の乖離が生じることも珍しくない。想定していた配分比から著しく乖離の生じた場合には、リバランスを実施して当初の値に近づける。これは、年金運用におけるリスク管理の基本であるとされる。しかし、乖離の発生を単純に数値で捉えるだけでなく、その背景にある要因をも確認するべきである。木(「数値」)を見て、森(「背景」)の意味することを理解しなければならない。
■目次
1――はじめに
2――GPIFに見る基本ポートフォリオの例
3――乖離許容幅とリバランス
4――基本ポートフォリオと乖離許容幅の意味

03-3512-1845
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月05日
米国株式インデックス投資、どれを選べば良いのか-S&P500 vs ダウ平均 vs ナスダック100 -
2021年03月05日
外債投資のトレンド~誰が何を買ってきたのか? -
2021年03月05日
投信は低コスト化?それとも二極化?~2021年2月の投信動向~ -
2021年03月05日
基礎研REPORT(冊子版)3月号[vol.288] -
2021年03月05日
コロナ禍における少子化対策-行動経済学から考えるネット型マッチングサービスにおける3 つの意思決定先送り要因
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【木を見て森を見ざることなかれ-基本ポートフォリオからの乖離が意味すること】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
木を見て森を見ざることなかれ-基本ポートフォリオからの乖離が意味することのレポート Topへ