德島 勝幸

金融研究部 年金総合リサーチセンター 年金研究部長

德島 勝幸(とくしま かつゆき)

研究・専門分野
年金・債券・クレジット・ALM

德島 勝幸のレポート

2016年12月07日

「年金カット法案」という決め付けに、若者は怒れ!

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現在の臨時国会に付されている公的年金の改正法案(「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」)に対して、野党から「年金...

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2016年11月25日

無借金経営は、フィデューシャリー・デューティーに反すか

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ようやく企業による9月末決算の発表が終わった。各企業の経営計画・見通しを聞いていると、先行きの見通しが決して明るくなく聞こえる企業も少なくない。その一方で...

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2016年10月27日

「年金カット法案」という決め付けに、若者は怒れ!

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現在の臨時国会に付されている公的年金の改正法案(「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案」)に対して、野党から「年金...

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2016年08月03日

マイナス金利による債券パッシブ運用の終焉

マイナス金利政策は、単に金利水準を低下させ、10年を越える年限まで国債利回りをマイナスにしただけでなく、超長期債の利回りを大きく引下げフラット化させている...

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2016年04月12日

無いものねだりは国を滅ぼす~リスクなくしてリターンなし。国債ならマイナス利回り。~

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昨年度の公的年金等の運用成果について、様々な憶測が報道や政界を賑わせはじめている。市場の大きな価格変動によって年金積立金管理運用独立行政法人(以下、「GP...

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2016年02月09日

スーパーアニュエーションの動向~マイスーパーを中心としたオーストラリアの年金~

世界の確定拠出年金制度の中で、成功しているものの一つと言われるのが、オーストラリアのスーパーアニュエーションである。オーストラリアの年金制度は、老齢年金と...

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2016年02月03日

個人金融資産に何が起こっているのか

個人金融資産の動向は、国債の消化だけでなく、金融・経済全般のフローにも多大な影響がある。株価や為替による短期的な変動よりも、その底流にある動きに目を向けて...

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2015年12月22日

高齢化と政府財政と世代間格差

日本の人口高齢化が進行し、既に人口減少に陥っていることは、周知の事実である。高齢化によって生じる問題は数多くあるが、中でも、生産年齢人口に対する高齢者人口...

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2015年09月18日

日本の人口減少は主要国一!~止まらない人口減少は、経済停滞の暗い未来をもたらす!!~

7月29日に国際連合は、2015年版の世界人口推計を公表している。2012年版では、主要国の中で人口減少に転じている国として、日本以外にロシアやドイツを確...

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2015年08月05日

外国債券投資のあり方を考える

外国証券投資は為替のリスクを内包しており、実は、為替取引はデリバティブの一種である。デリバティブを活用すると、フルインベストメントへの固執から離れることが...

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2015年07月31日

“下流老人”にならないために(2)~50代では遅い? “備えあれば、憂いなし”で迎える老後~

実は、日本の公的年金制度においては、“年金保険”と呼称される制度の趣旨が必ずしも十分に理解されていないことも、公的年金に対する理解...

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2015年07月29日

“下流老人”にならないために(1)~50代では遅い? “備えあれば、憂いなし”で迎える老後~

2014年に行われた公的年金の財政検証においては、公的年金の給付による所得代替率が50%を維持できるよう制度設計されている。50%の所得代替率と「100年...

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2015年05月13日

劣後債の適合性は厳しめに

■要旨低金利が続く中で、投資家の利回りに対するニーズを満たすため、仕組み債の他、劣後債を含むハイブリッド証券に再び注目が集まっている。資金調達者である発行...

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2015年05月12日

10年国債は金利指標としてどうか

日本銀行による量的・質的金融緩和の影響は、既に円金利のイールドカーブ全体に及んでいる。それ以前から短い年限の金利はゼロに近い水準となっていたが、昨年10月...

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2015年03月31日

最近の米国PE市場の状況~マーケット環境と年金投資家の取組み例~

■要旨日本では、金融緩和が強化される中で、投資マネーの行きどころが見失われている。国内債券から株式や外国証券へという単純なポートフォリオシフトだけでは、仮...

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2015年03月10日

10年国債は金利指標としてどうか

日本銀行による量的・質的金融緩和の影響は、既に円金利のイールドカーブ全体に及んでいる。2013年4月に導入された量的・質的金融緩和の以前から、3年以内の金...

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2015年03月03日

公的年金のモデル世帯は少数派~国民の年金に対する意識を更に引上げよう~

政府は昨年に実施した財政検証に基づいて、公的年金制度に対する見直しを進めている。もっとも、当初完全実施を予定したマクロ経済スライドについて、物価下落時に発...

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2015年02月23日

国債の金利低下で生じていること

日本銀行が昨年10月31日に導入した追加の金融緩和(いわゆる“ハローウィーン緩和”)で、日本の国債金利はかつてない水準にまで低下す...

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2015年02月17日

年金が機能を発揮するには~日本の企業年金は、ほとんど年金でないかもしれない~

■要旨退職一時金の分割給付という形で制度がスタートした日本の企業年金は、現在でも、大企業中心にしか普及していない。従業員ベースでの企業年金カバー率は、4割...

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2014年12月03日

年金運用における流行と真理

年金運用の歴史を振り返ると、注目を集めるトピックが、時々に変化することを感じる。一時の流行に過ぎないものがある一方、その後に長く影響を及ぼすものも見られる...

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2014年08月05日

欧州における年金に対するソルベンシー規制の動向

日本の年金運用に対しては、5:3:3:2規制の廃止以降、基本的な資産配分等に対する規制は存在しない。オランダ等ソルベンシー型の年金運用規制を導入している国...

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2014年02月26日

東京のタクシーはなぜ高い?

仕事で海外に出かけることは、総合商社等に勤めている友人に比べると多くもないが少なくもない。特に、近年はアジア圏への出張が多くなっている。高齢化の進展を踏ま...

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2014年02月18日

オランダの企業年金規制見直し~企業年金に対する規制の導入・追加は容易でない~

■要旨オランダでは、企業年金に対してソルベンシー型の健全性規制が導入されている。今回、監督当局から規制の枠組みを見直す提案が公表された。物価水準の変化への...

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2014年01月08日

(年金運用):日本の年金について考えるポイント(欧州出張報告)

日本の年金運用の実態は、日本の環境・制度に深く根ざしたものであり、独自の進化を遂げている。一方で、決してグローバリズムを単純に信奉するつもりはないが、海外...

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2013年11月06日

高品質高価格は成長期の戦略

技術の進歩が人類の生活をより幸福にすると単純に信じられたのは、20世紀の初めまでではなかったろうか。産業革命による生産性の向上は、所得の増加を通じて庶民の...

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2013年09月26日

年金によるPE投資拡大の期待 ~ 機関投資家が成長資金の供給源となれるか~

■要旨長期資金である年金の運用対象として、上場株式のような従来の市場性ある有価証券以外に、流動性のやや劣るPrivate Equity(PE)投資が注目され...

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2013年07月03日

新しい運用対象としてのユニバーサルファンドの可能性

日銀による異次元の金融緩和の導入によって、足元こそ金利水準の変動性が増しているものの、中期的には金利水準全般を押し下げられる可能性が高い。近年、低金利に対...

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2013年05月20日

年金支給開始年齢の引上げ -財政状況を国民に的確に開示し世論の喚起を

2012年秋の三党合意に基づいて設けられた社会保障制度改革国民会議が、ようやく年金制度改革の議論に着手した。民主党政権の末期においては、最低保障年金の導入...

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2013年04月16日

低運用利回りに対する取組み-更なる金融緩和強化の中で、運用者による創意工夫を

■要旨新しい日銀執行部の導入した量的・質的金融緩和を受けて、債券市場では、更なる低金利が進み、同時に、金利水準の変動性が拡大する環境となっている。保険や年...

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2013年03月06日

AIJ事件発覚から1年 -小規模企業年金制度の将来を考える一つの視点

AIJ事件が報道によって明らかになったのは、昨年の2月末近くになってであった。かねてから同社の運用の中身について疑念を抱く声は年金関係者の中にあったが、よ...

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2013年02月22日

液晶を例に企業と経済を考える-選択と集中を誤ると、企業の収益性が低下するだけではない

近年、街を歩いて歩き難くなったと感じることはないだろうか。特に、駅のプラットフォームや歩道のような狭い通路で顕著に感じることが多い。これは、決して筆者が歳...

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2013年02月01日

企業年金の運用に対して必要な規制を考える

日本の企業年金の運用配分に関しては、運用基本方針の下、ほぼ各年金の裁量に任せられている。果たして、このままで良いのだろうか。海外の年金に対する運用規制の事...

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2013年01月11日

低利回りに苦しむ世界の年金-日本の経験が注目を集めている

欧州ソブリン危機が顕著になって以降、各国の中央銀行が積極的な金融緩和策を導入したため、米独の国債金利は大きく低下した。その他にも、欧州の財政状況の良い国で...

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2012年09月26日

年金運用における枠組みの革新~日本の企業年金運用の常識は世界の非常識か~

■見出し1―― はじめに2―― 一般的な企業年金における運用の姿3―― 日本の年金運用に見られる常識的な概念4―― 日本の年金運用に求められる革新■introdu...

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2012年06月18日

我が国の年金制度の現状と課題(下)-確定拠出年金と将来の年金のあり方に関する視点

■見出し1――はじめに2――確定拠出年金の現状と課題3――海外の動向と新しい年金制度4――矛盾の噴き出す年金制度■introduction5月21日掲載の...

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2012年02月27日

AIJ投資顧問のどこに問題があったのか

週末の様々な報道を見ると、今回の事案に関し表面的な理解に留まり根本的な問題に言及されていないケースが散見されている。現時点までに報道されていること等から、...

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2012年02月24日

運用の委託先を見る眼が必要である

年金資金から投資を受託していたAIJ投資顧問が年金資産の大部分を失っていたことが報じられている。今後、証券取引等監視委員会や金融庁、更には、司法の捜査によ...

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2012年01月11日

豹変しても良い人は誰か

日本銀行の総裁は、金融政策の変更に際して前言を容易に翻しても良いし、場合によっては、直前まで真逆のことを述べても良いとされる。一方で、政治家の場合には、前...

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2012年01月06日

右肩上がりの予想を信じるな

新しい年を迎えて、今年の景気や株価・金利等の様々な予想が語られている。例えば、「足元の景気は暫時低迷するが、その後米国の景気回復に伴い、日本経済も緩やかな...

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2011年12月01日

米国企業年金の最近の取組み(出張報告)

10月末から11月初めというタイミングで、米国東海岸において複数の年金関係者にインタビューする機会を得た。既存の各資産クラスから得られるリターンが低水準に...

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2011年09月01日

近年激変したクレジットデリバティブ市場

20世紀の終わりに大きく成長したクレジットデリバティブ(CDS)市場は、近年発生した複数のイベントによって、大きく状況が変化している。プライシングや契約内...

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2011年07月14日

カバード・ボンド研究会報告書の公表について

日本政策投資銀行が事務局を務め、メガバンクや証券会社、学識経験者等からなるカバード・ボンド研究会は、7月7日に『カバード・ボンド研究会 とりまとめ』を公表...

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2011年07月01日

英国企業年金の運用への取組み(出張報告)(2)

本年5 月号に引続き、英国における企業年金の運用動向について紹介したい。低成長経済下における運用収益の獲得は、年金に限らず運用者の頭を悩ませるところである。...

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2011年05月02日

英国企業年金の運用への取組み(出張報告)

英国において年金基金及び運用者にインタビューを実施する機会を得た。近年の日本と同様に低リターンに苦しみながらも、一定の方向性を持って運用に取組もうとする姿...

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2011年02月01日

改めてオルタナティブ投資の意味を考える

日銀による包括的な金融緩和政策の下では、低金利環境が継続し、他資産のリスクプレミアムも低水準となる可能性が高い。このような環境下では、利回りを求めオルタナ...

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2011年01月24日

包括的金融緩和下における年金資産の運用

日本銀行による包括的な金融緩和政策の導入もあって、各資産クラスの期待収益率は低下せざるを得ない。この環境が長期間継続するという前提に立つならば、基本ポート...

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2010年09月24日

魅力ある個人向け社債市場に向けて

■目次1--------はじめに2--------個人向け社債市場の現状3--------個人向け社債のリスク4--------個人向け社債への批判と今後...

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2010年08月09日

魅力ある個人向け社債市場に向けて-高齢世帯の貯蓄を投資に向かわせるための一つの取組み

■目次1――はじめに2――個人向け社債市場の現状3――個人向け社債のリスク4――個人向け社債への批判と今後の課題5――終わりに■introduction日...

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2010年08月02日

新しい債券運用の考え方

低金利が長期化し、債券のアクティブ運用による超過収益への期待可能性が減少している中、企業年金における国内債の運用について見直しが必要なのではないか。なぜア...

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2010年06月01日

国債の大量発行と一般債への影響

民主党政権下で、国債の発行額が大幅に増加している。自民党政権のツケも残っていたのであるが、景気悪化に対応した様々な施策の影響も大きい。財政プレミアムの拡大...

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2010年03月09日

全国型公募地方債の条件決定に対する新しい取組み

全国型公募地方債の起債方式には様々なものがあり、公募普通社債や財投機関債のように、ほぼ定式化された形に落ち着いていない。これは、固定された引受シンジケート...

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2010年02月19日

公募地方債の依頼格付け取得拡大に向けて~地方債市場の健全な拡大には、格付けの存在が必須~

今通常国会に提出されている来年度の地方債発行計画によると、2010年度の公募地方債発行団体は、新規に加わる三重県を含めて合計で48団体となる。そのうち、2...

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2010年01月25日

低格付け社債市場の活性化に向けて

リーマン・ショックによる金融危機から1年が経過しても、低格付け社債市場は、その機能を十分には回復していない。この背景には、日本の社債市場における構造的な課...

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2010年01月04日

長期安定的な株式投資のために

長期的な視点からの株式投資は、企業の中長期的な成長を促すため、資本主義経済の下において必須のものである。ところが、現状では、個人投資家も機関投資家も、残念...

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2009年10月01日

クレジット市場混乱期における格付けについて

■見出し1.クレジット市場の混乱と格付け2.格付けアクションの事例3.終わりに■introduction今回のクレジット市場の混乱において、格付会社のアク...

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2009年09月01日

クレジット市場の状況を見るのに、何が適切か?

マーケット・インデックスは、市場全般の動きを示すものと理解されている。しかし、構成銘柄数によっては、指数採用銘柄のみの動きを示し、必ずしも市場全体を反映し...

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2009年01月19日

2008年の起債市場に見るサブプライムショックの傷跡~リーマンブラザーズ破綻の影響~

2008年の公募普通社債市場を振り返ると、2001年のマイカル債以来となるデフォルトが6月以降3ヶ月連続で発生しただけでなく、その後もサムライ債や投資法人...

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2008年06月02日

「NOMURA-BPI総合」の指数見直し

2008年4月より、主な債券市場インデックスの一つである「NOMURA-BPI総合」に、新たにABSセクターが追加された。5年ぶりのセクター追加であり、今...

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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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