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乾 愛のレポート
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2025年03月04日
女性の月経関連症状に関する実態調査2024-現在月経がある者のうち3割ほどに「イライラする」と「下腹部痛」が出現、対処行動に世代間格差の可能性、配慮措置の拡充を-
本稿では2024年3月に弊社が実施した「女性の健康に関する調査」のデータを用いて、女性の月経関連症状に関する実態を調査した結果を紹介す...
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2025年02月10日
新設された5歳児健診とは?-法定健診から就学までの期間における発達障がいや虐待リスクに対応、その後のフォローアップ体制には課題も-
2023年12月に閣議決定された「子ども未来戦略」における、今後3年間の集中的な取り組みである「加速化プラン」の具体的な施策のひとつと...
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2024年12月24日
日本の無痛分娩の現状と課題-無痛分娩割合は増加傾向も、追加の費用負担や産科麻酔科医の不足等に課題か-
本稿では、母子保健領域の専門家であり実際に無痛分娩を経験した筆者が、日本の無痛分娩を取り巻く現状を整理し、利用促進に向けての課題を提示...
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2024年12月17日
生理を止めるという選択肢-低用量ピルからディナゲストへのパラダイムシフト、積極的に子宮や卵巣を守る時代へ-
本稿では、月経困難症や子宮内膜症の機序とその要因、治療トレンドの変遷や治療薬に関する最新知識について概説する。月経困難症とは、月経に付...
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2024年12月11日
ノンメディカルな卵子凍結-東京都では計4千5百人が卵子凍結を実施済、現在パートナーがいない健康な30歳~40歳代が将来に備える傾向-
本稿では東京都が取りまとめた貴重な卵子凍結の実態調査結果について概説した。2023年5月末時点における東京都内の生殖補助医療機関104...
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2024年10月10日
日本の不妊治療動向2022-2022年の総治療周期数は543,630件と、前年より45,490件の増加、治療ピークは42歳で保険適用年齢の制限が影響か-
2022年の不妊治療実績件数(年別治療周期総数 )は、543,630件(前年差:+45,490 件)であり、治療法別では体外受精を示すIV...
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2024年08月06日
日本の不妊治療動向2021-2021年の不妊治療周期総数は498,140件と、前年より48,240件の増加、治療ピークは39歳と2020年より1年前倒し-
2021年の不妊治療実績件数(年別治療周期総数 )は、498,140件(前年差:+48,240件)であり、治療法別では体外受精を示すIV...
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2024年06月21日
24年夏も猛暑予想、適切な熱中症対策を!-梅雨明け後は猛暑予想、暑さ指数を注視し、暑さ回避とこまめな水分・塩分補給を-
2024年6月17日に九州北部が梅雨入りした。これは、平年より11日遅く、昨年とは19日遅い記録的な梅雨入りとなった。気象庁では、今年...
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2024年03月21日
少子化日本で、子どもをもつ(もった)意味とは?-全体の3割超が「特に理由はない」と回答、日本では家族計画にあまり関心がない傾向-
本稿では、弊社が毎年実施している全国の18~64歳の被用者(公務員もしくは会社に雇用されている人)の男女を対象としたインターネット調査...
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2024年02月01日
日本の母子保健 低出生低体重児(2)-出生体重2,500g未満の低出生体重児は、男児よりも女児、単産よりも複産、母親の年齢45歳以上で高い割合-
本稿では、低出生体重児の現状及び属性別の特徴を明らかにすることを目的に、厚生労働省の人口動態統計のデータを基に整理した。その結果、男児...
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2024年01月30日
日本の母子保健 低出生低体重児(1)-2019年の低出生体重児が占める割合は9.4%、1975年から4.3%ptも上昇-
本稿では、低出生体重児の現状を明らかにすることを目的に、定義と最新データを示した。低出生体重児の分類法では、出生体重児2,500g以下...
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2023年10月10日
月経関連症状の自覚に影響する要因とは?-学歴や喫煙・朝食欠食習慣、出産経験が有意に影響、若年期での受診行動の促進や生活習慣を大事に-
本稿では、弊社の「被用者の働き方と健康に関する調査」の結果を活用し、就労中の女性2,289人のうち、現在月経関連症状が出現していると想...
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2023年09月14日
就労者の疲労、頭痛、肩こり、腰痛と座位時間~座位時間が5時間を超えると頭痛、肩こりが増加。立ち仕事で腰痛が増加。
就労者の肩こり、腰痛などの筋骨格系の症状は、メンタル面の不調と並んで、プレゼンティーズムに影響を与える要因の1つとして課題となっている...
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2023年09月07日
日本の不妊治療動向2020-2020年の不妊治療件数は約45万件で、40歳が実施件数・流産数ともにトップ、流産率は36歳で20%超え一気に上昇
2022年4月より不妊治療の保険適用が開始され、早1年が経過した。今回、新たに2020年ARTデータ(日本産科婦人科学会より)が公表さ...
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2023年08月31日
働く男性の自覚症状(健康問題)-就労男性は「ストレスを感じる」が、自覚症状、仕事へ最も影響する症状ともに高い割合に-
本稿では、弊社の「被用者の働き方と健康に関する調査」の結果を用いて、働く男性に焦点を当て、自覚症状(健康問題)について調査した結果を整...
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2023年08月29日
働く女性の自覚症状(健康問題)-4人に1人が「慢性的な肩こり」を自覚、「精神的なストレス」が仕事へ最も影響、月経関連症状は1割未満-
本稿では、弊社の「被用者の働き方と健康に関する調査」の結果を用いて、働く女性に焦点を当て、自覚症状(健康問題)について調査した結果を整...
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2023年07月25日
令和5年全国将来推計人口値を用いた全国認知症推計(全国版)-65歳以上の高齢者層がピークとなる2040年には46.3%が認知症の可能性、共生社会の実現を-
本稿では、超高齢社会を迎える日本において切り離せない「認知症」数の推移について、国立社会保障・人口問題研究所の令和5年全国将来推計人口...
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2023年07月18日
日本の不妊治療動向2020-2020年の不妊治療件数は約45万件で、40歳が実施件数・流産数ともにトップ、流産率は36歳で20%超え一気に上昇-
本稿では、日本産科婦人科学会が公表する2020年(最新版)ARTデータを用いて日本の不妊治療の特徴を整理した。その結果、2020年の不...
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2023年07月03日
妊娠・出産の高齢化が及ぼす生物学的な影響とは?-女性の初産年齢は6. 5歳も遅くなり、婦人科系疾患や不妊症のリスクが大幅に上昇、卵子・精子の劣化は子どもにも影響-
本稿では、日本の少子化を取り巻く諸課題の中で、筆者の専門領域である生物学的・医学的な視点から、妊娠・出産年齢が及ぼす生物学的な視点に立...
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2023年06月13日
身近に潜む子どもの事故(3)-日米ともに0歳は窒息に注意、15歳以上では日常生活で曝露可能性のある有害物質による中毒やレジャーでの溺死に要注意-
本稿では、「不慮の事故(傷害)」の内訳に関する統計データを用いて、日米で比較し分析した。その結果、人口動態統計から捉える日本の不慮の事...
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2023年06月08日
身近に潜む子どもの事故(2)-2021年米国における「不慮の事故(傷害)」での死亡数は22万人超、夏季にリスク増大、1歳-24歳で死因順位第1位-
本稿では、CDCが公表する傷病レポートから、米国の不慮の事故(傷病)における特徴を分析した。その結果、米国の「不慮の事故」を死因とする...
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2023年06月06日
身近に潜む子どもの事故(1)-2021年日本では「不慮の事故」による死亡者数が3万8千人、男性は要注意!0歳~19歳の死因4位以内に「不慮の事故」-
本稿では、厚生労働省の令和3年度の人口動態統計データを用いて、日本の子どもにおける不慮の事故の特徴を概観した。 その結果、不慮の事故に...
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2023年05月31日
日本の子どもの性被害(3)-児童ポルノ事犯では女児がターゲット、SNSに起因する事犯での性被害は1700人超で、スマホのフィルタリングなしが8割強-
本稿では、警察庁が公表している罪種別の子ども性被害の統計データを用いて、子どもの性被害の実態を分析した。その結果、児童ポルノ事犯の検挙...
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2023年05月29日
日本の子どもの性被害(2)-2022年の児童買春事犯等の被害児童は1400人超、被害の5~6割が高校生、室内や限定的な空間に注意!-
本稿では、警察庁が公表している罪種別の子ども性被害の統計データを用いて、子どもの性被害の実態を分析した。その結果、2022年には146...
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2023年05月26日
日本の子どもの性被害(1)-児童買春や淫行罪は懲役と罰金の併科あり、居住自治体の青少年保護条例は要チェック!性被害によるPTSDは生涯続く-
本稿では、子どもの性被害に関する定義を関連法令や条例を用いて整理し、子どもの性被害による身体的、精神的影響についてまとめた。子どもの性...
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2023年05月18日
「政府の少子化対策への期待」に影響する要因とは?-婚活機会の提供と育児協力者の確保策は期待大、男性への理解醸成と若者の経済的支援で失望回避策を-
本稿では、2022年度特別調査「第12回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 のデータを用いて、日本の少子化に対する意識調査を実...
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2023年04月27日
「第12回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
マスクの着用が個人の判断にゆだねられるようになり、コロナ禍明けが見えてきた今回の調査では、これまで見られてきた「買い物手段のデジタルシ...
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2023年03月28日
育児は何がしんどいのか?(2)-育児の負担感と肯定感には、「夜間起床回数」と「育児協力者の有無」が有意に影響-
本稿では、対児感情尺度からみえる育児負担感についての要因分析を実施した。その結果、「夜間起床回数」は、「子育てへの束縛による負担感」、...
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2023年03月24日
育児は何がしんどいのか?(1)-完全母乳5割強、同室就寝・育児協力9割強も、睡眠は最短2時間、育児負担感は「育児への束縛による負担感」と「育て方への不安感」がカギ-
本稿では、自治体の乳幼児健診で取得した育児中の保護者への質問紙調査のデータを、統計学的分析した。その結果、育児の状況として、完全母乳が...
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2023年03月14日
日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査(3)-2割に睡眠6時間未満、3割が痩せ体型、4割に運動不足とファストフード摂取傾向、月経随伴症状の下腹部痛へはBMIと運動習慣が有意に影響-
本稿では、日本の15歳から19歳女性における睡眠時間・BMI・生活習慣の実態を調査した結果を示した。その結果、全体の2割が睡眠時間6時...
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2023年03月07日
日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査(2)-月経随伴症状「下腹部痛」「眠気」「イライラ」と、PMS症状「イライラ」「食欲亢進」は、全体の6割近くが日常生活に影響あり-
本調査は、日本の10歳代女性における月経随伴症候群の実態を明らかにすることを目的に、インターネット調査を実施し、440名より回答を得た...
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2023年02月28日
日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査(1)-月経不順や無月経は全体の3割近く、月経前はイライラが2割強、月経中は下腹部痛が7割も出現、対処行動は「我慢」が4割近く-
本調査は、日本の10歳代女性における月経随伴症候群の実態を明らかにすることを目的に、インターネット調査を実施し、440名より回答を得ら...
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2022年12月22日
男性の育児休業取得に向けた「企業」に必要な視点-企業は就業規則における制度設計や職場内理解の醸成を、男性も育児知識の必要性、育児時間は労働時間の抑制がカギ-
本稿では、育児・介護休業法の改正に伴い、新設された産後パパ育休と男性の育児休業制度について概説し、現状と課題を整理し、企業に求められる...
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2022年10月31日
“プレコンセプションケア”とは? (3)-日本では成育医療等基本方針で初明記、不妊症・妊娠間隔の視点を-
本稿では、日本の成育医療等基本方針に明記されたプレコンセプションケアの特徴を、諸外国と比較しながら検証した。その結果、日本のプレコンセ...
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2022年10月24日
“プレコンセプションケア”とは? (2)-WHOは、生涯の健康に影響する思春期の健康課題を背景に提唱-
本稿では、“プレコンセプションケア”を提唱したWHOの内容を概説した結果、先進国や発展途上国を問わず、様々な健康リスク要因が頻発してい...
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2022年10月17日
“プレコンセプションケア”とは? (1)-起源はCDC、10歳代の望まない妊娠や早産・乳幼児死亡率などが背景に-
本稿では、プレコンセプションケア提唱の起源となったCDCの プレコンセプションヘルス と プレコンセプション・ヘルスケア について概説した結果...
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2022年08月17日
不妊治療を支える国の施策とは?-中小企業への助成金や、不妊治療と仕事の両立支援を後押しする認定制度も開始-
本稿では、不妊治療と仕事の両立体制を支える国の施策を整理した。その結果、2022年4月から、不妊治療と仕事の両立サポートに取り組む企業...
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2022年08月10日
不妊治療を取り巻く企業の実態とは?-制度導入企業は19%、治療内容や利用目的を限定しない休暇・休業制度の導入を-
本稿では、不妊治療を取り巻く企業の実態について明らかにし、企業側に必要な制度について考察した。その結果、不妊治療と仕事の両立体制に関す...
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2022年07月21日
不妊治療にかかる期間とは?-約2年超で最大5年超、早くから自分の身体に関心を-
本稿では、不妊治療にかかる期間を、不妊症の検査や治療のスケジュール等から試算した。その結果、基本検査で原因不明とされた場合に、不妊治療...
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2022年06月27日
不妊症につながる男性疾患とは?(2)-約3割を占める男性不妊のリスク低減には精索静脈瘤の早期発見と、生活習慣病予防が重要-
本稿では、不妊治療を受ける必要がある「不妊症」はなぜ引き起こされるのか。加齢に伴う妊孕性の低下が不妊症に及ぼす影響のほか、不妊症につな...
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2022年06月27日
不妊症につながる女性疾患とは?(1)-約6割を占める女性不妊のリスク低減には、月経不順、性感染症、子宮内膜症等への早期対応が重要-
本稿では、不妊治療を受ける必要がある「不妊症」はなぜ引き起こされるのか、加齢に伴う妊孕性の低下が不妊症に及ぼす影響のほか、不妊症につな...
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2022年06月06日
イギリスの不妊治療の現状とは?-イギリスの生産性は日本と比べて高く、特に35歳未満では13%ポイントの差-
本稿では、イギリスの不妊治療に関する経済的支援体制や治療実績件数の年次推移、生産率の差異について日英比較しながら現状と課題を整理したも...
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2022年05月20日
米国の不妊治療の現状とは?-米国の生産性が日本と比べて10.1%ポイントも高く、35歳未満での治療が12.2%ポイントも高い特徴-
本稿では、米国の不妊治療に関する経済的支援体制や治療実績件数の年次推移、生産率の差異について日米比較しながら現状と課題を整理したもので...
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2022年03月01日
日本の不妊治療の現状とは?-ここ数年特定不妊治療実績数はほぼ横ばい、従来の助成事業では34歳から妊娠率が低下、37歳から流産率が上昇-
本稿では、2022年4月から開始される不妊治療の保険適用に伴い、現行の特定不妊治療助成事業の変遷をたどり、不妊治療の実績件数の推移や制...
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2022年01月06日
コロナ禍における保健所の機能と課題(3)-コロナ対策特有の保健所業務2-
前稿では、「コロナ禍における保健所の機能と課題(2)-コロナ対策特有の保健所業務1-」 について概説した。本稿では、前稿に引き続き、コロ...
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2021年12月28日
コロナ禍における保健所の機能と課題(2)-コロナ対策特有の保健所業務1-
前稿では、「コロナ禍における保健所の役割と課題(1)-保健所の機能と平常時の感染症対策-」について概説した。本稿では、平常時の感染症対...
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2021年11月05日
コロナ禍における日本の感染予防行動の実態とは?-マスクの着用、手洗いうがい、ソーシャルディスタンスの実施率は7割超、体温計測は3割近くが未実施-
現在、新型コロナウイルス感染症は、第5波のピークを過ぎ、終息傾向にある。その一要因として、行動抑制を含む感染予防行動があげられているが...
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2021年07月09日
コロナ禍における保健所の機能と課題(1)-保健所の機能と通常時の感染症対策-
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、保健所が土日や深夜まで業務に従事しているにも関わらず、濃厚接触者の特定や入院調整に課題を抱える実...
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2021年04月27日
SARS-CoV-2のウイルス学的特徴及び感染予防対策
現在、猛威をふるう新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、複数のウイルス型が認められており、その型により威力や感染傾向が異なる。...
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2020年07月09日
2020-2022年度特別調査:新型コロナによる暮らしの変化に関する調査
ニッセイ基礎研究所では、新型コロナウイルスの感染拡大によって暮らしが激変する中で、全国の20~74歳の男女約2,500名に対して、消費...
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2019年11月12日
令和元年度 静岡県「生活支援・介護予防マッチング事業」マッチング会の申込方法のご案内
ニッセイ基礎研究所では、静岡県からの委託を受けて、「生活支援・介護予防マッチング事業」を進めています。本事業の中で行ったアンケート結果...
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2019年09月06日
令和元年度 静岡県「生活支援・介護予防マッチング事業」
ニッセイ基礎研究所では今年度、静岡県からの委託を受けて、「生活支援・介護予防マッチング事業」を進めています。以下、当事業に関連する調査...
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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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