日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査(3)-2割に睡眠6時間未満、3割が痩せ体型、4割に運動不足とファストフード摂取傾向、月経随伴症状の下腹部痛へはBMIと運動習慣が有意に影響- | ニッセイ基礎研究所
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日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査(3)-2割に睡眠6時間未満、3割が痩せ体型、4割に運動不足とファストフード摂取傾向、月経随伴症状の下腹部痛へはBMIと運動習慣が有意に影響-
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生活研究部 研究員・ジェロントロジー推進室・ヘルスケアリサーチセンター 兼任 乾 愛
本稿では、日本の15歳から19歳女性における睡眠時間・BMI・生活習慣の実態を調査した結果を示した。 その結果、全体の2割が睡眠時間6時間未満であり、また、全体の3割がBMI18.5未満の痩せ体型であること、さらに、全体の4割が運動不足とファストフード摂取傾向がある実態が明らかとなった。 また、統計学的な分析の結果、月経随伴症状の7割を示す「下腹部痛」については、BMI及び運動習慣が有意な影響を与えていることが明らかとなった。 今回、日本の10歳代女性における月経に伴う諸症状に関する実態調査の結果を第1稿から第3稿を通じて報告してきた。これらの報告を通じて示唆された内容を、以下に整理する。
1――はじめに
2――分析方法
3――10歳代における睡眠時間・BMI・生活習慣の実態
1|日本の15歳から19歳の睡眠時間
2|日本の15歳から19歳のBMI
3|日本の15歳から19歳の生活習慣
4――睡眠時間・BMI・生活習慣による月経随伴症状(下腹部痛)への影響
5――睡眠時間・BMI・生活習慣によるPMS症状(イライラする)への影響
6――まとめ
(2023年03月14日「基礎研レポート」)
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03-3512-1847
- 【職歴】
2012年 東大阪市 入庁(保健師)
2018年 大阪市立大学大学院 看護学研究科 公衆衛生看護学専攻 前期博士課程修了
(看護学修士)
2019年 ニッセイ基礎研究所 入社
2019年~大阪市立大学大学院 看護学研究科 研究員(現:大阪公立大学 研究員)
【資格】
看護師・保健師・養護教諭一種・第一種衛生管理者
【加入団体等】
日本公衆衛生学会・日本公衆衛生看護学会・日本疫学会
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