新着レポート
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1992年02月01日
投資促進策の国際波及メカニズム
■見出し1.はじめに2.投資政策分析の課題3.モデル:Abel型関数の一般均衡分析4.シミュレーション分析5.結び■はじめに経済の発展を可能にする原動力の一つとして、企業の行なう設備投資の重要性が、古くから指摘され...
竹中 平蔵
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1992年02月01日
経済の動き
<米国経済>91年7-9月期の実質GDP(確定値)は前期比年率1.8%のプラス成長となった。プラス成長に寄与した項目としては、(1)在庫投資、(2)個人消費、(3)住宅投資が挙げられる。但し、在庫投資を...
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1992年02月01日
92年度主要産業見通し
<要旨>I.産業経済全般の動向わが国経済は景気減速傾向が強まっている。堅調だった個人消費には陰りが見られ、住宅建設も当面底這い状態が続こう。こうした中、企業の設備投資は、稼働率の低下、企業収益の低迷、資...
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1992年02月01日
中国の証券市場について
■見出し1.はじめに2.中国の有価証券の種類3.中国の債券発行の背景4.有価証券流通市場の整備5.中国の株価市場6.おわりに■はじめに中国では1979年から開始された経済改革に伴い1981年に国庫券(国債の一種)の...
桂田 孝司
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1992年02月01日
透明性
やや旧聞に属することだが、東京サミットの開催にあたって時の大平首相が、国際情勢に明るい人達を集めて、会議に臨み留意すべき事柄について教示を求めた時のことである。東大仏文の名誉教授をされた前田陽一先生が、総理に向かっ...
細見 卓
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1992年01月01日
経済の動き
<米国経済>7-9月期の実質GDP(暫定値)は前期比年率1.7%のプラス成長となった。商務省は今回からGNPではなく、GDPを重視すると同時に、87年基準の新ベースを採用する方針を明らかにしている。今回...
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1992年01月01日
ファイナンシャル市場におけるマーケットコンセンサス
■見出し1.マーケットコンセンサスの重要性2.経済動向で変わる市場の経済指標への注目度3.マーケットコンセンサスの精度4.景気判断間違った市場5.マーケットコンセンサスの予想誤差の影響■マーケットコンセンサスの重要...
勞 小君
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1992年01月01日
1992年度経済見通し
<要旨>91年度はソ連の政変・混乱等多くの出来事が発生したが、主要国景気の点では米国、英国のマイナス成長、日本、(旧)西独の減速と全般的に低調な年となった。以下はこうした現状をもとに、来年度の海外主要国...
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1992年01月01日
国会で討論を
多くの国民が期待していた政治改革も、当初の鳴り物入りの大改革から一票の重さが三倍を超える地域での必要最低限の定数是正という大山鳴動鼠一匹とも言うべき結果に終わりそうである。国民にとっては政策優先の選挙、情実や金銭の...
細見 卓
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1991年12月01日
民間都市開発事業における社会的効果について
<要旨>わが国が今後「生活大国」になっていくためには、さまざまなインフラの整備・充実が必要となってくるが、とりわけ都市の整備については、公共サイドだけではなく民間サイドにおいても、優良な開発投資をこれま...
椎名 政男
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1991年12月01日
日本の黒字
今年度の日本の経常黒字は、政府の予想を大幅に上回ってほぼ倍増する見込みのようである。今回の黒字増大の特色は、特に際立った輸出ドライブに因るというようなものではなく、むしろ数字そのものを見れば、輸入の減少と為替相場の...
細見 卓
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1991年12月01日
自動車を取り巻く環境問題の高まり
<要旨>自動車を取り巻く社会的な問題が強まっている。中でも自動車への環境規制強化の動きは大きな問題である。環境保全問題への取組みは、国民生活や経済活動全般にわたるテーマであるが、とりわけ自動車産業にとっ...
石尾 勝
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1991年12月01日
アセアン諸国経済成長の今後の展望
■見出し1.政治の安定性2.外国からの直接投資3.結論■introduction1980代後半、シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピンのアセアン5ヵ国は驚異的な成長を遂げた。これら5ヵ国はこの時期...
張 錦鴻
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1991年12月01日
経済の動き
<米国経済>7-9月期の実質GNP(事前推計値)は前期比年率2.4%のプラス成長となり、景気の緩やかな回復基調を裏付けた。但し、その後発表された月次統計から判断すれば、足下の景気回復力は依然として弱く、...
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1991年11月01日
ブッシュ大統領の訪日を生かす
湾岸戦争への対応の齟齬もあって、延び延びとなっていたブッシュ大統領の訪日がいよいよ実現することになり、その前座としてベーカー国務長官やブレディ財務長官の訪日も予定されている。日米関係には幾多の起伏があり、非常に良好...
細見 卓
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1991年11月01日
経済の動き
<米国経済>91年4-6月期の実質GNP成長率は前期比年率▲0.5%(確定値)と、90年10-12月期から3期連続のマイナス成長となった。但し、その内訳をみると消費、住宅・設備投資ともに前期比で増加して...
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1991年11月01日
ドイツにおける難民問題について
■見出し1.難民の種類2.政治難民数の推移3.政治難民増加の原因4.政治難民増加がもたらす問題点5.政治難民問題に関する今後の政策まとめにかえて■introduction「○○県××島の海岸...
室山 雅志
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1991年11月01日
女性が望む就労サポート ― 育児関連制度を中心に ―
<要旨>男女雇用機会均等法が施行されて5年、雇用機会の『均等の強化』と、一方では女性の『保護の推進』という流れの中で、来年4月には『育児休業法』が施行される。今後の継続的な女性労働力の確保と活用という観...
岡本 裕子
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1991年11月01日
我が国設備投資の中期的展望 ―設備投資の動機面、金融・採算面からみた90年代前半の設備投資動向 ―
<要旨>86年11月を「底」に始まった今回の景気拡大局面で、民間設備投資は88~90年度に3年連続2ケタの高い伸びを示した。その特徴として、高い伸びと高いGNP比率、高水準の設備不足感、業種や企業規模問...
米納 嘉継
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1991年11月01日
90年代の企業金融 ― 資金需給のシミュレーション ―
<要旨>91~95年度の企業の外部資金需要を試算すると、伸び率は年平均6.4%程度と80年代後半の2ケタ増から低下し、実物投資向け資金の割合が増加する。業種規模別には引き続きサービス・卸小売の非製造業が...
小野 正人
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1991年10月01日
『平和の配当』の経済効果:供給サイドを含む小型世界モデルによるシミュレーション分析
■見出し1.はじめに2.「平和の配当」の捉え方3.供給サイドを含む小型世界モデル4.シミュレーション結果5.結び■はじめに東西冷戦構造の終焉を機に「平和の配当」(Peace Dividend)が議論され出して、既に2...
竹中 平蔵
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1991年10月01日
香港21世紀ヘTAKE OFF ― 新空港建設等香港大型インフラ整備計画 ―
■見出しはじめに1.PADSプロジェクトの概要2.香港経済への影響3.PADSプロジェクトにおける中英交渉終わりに■はじめにウィルソン総督は1989年10月定例演説の中で、2006年迄に総額1,270億HK$(約2...
植木 務
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1991年10月01日
高齢者の願望・ニーズとシルバーサービスの現状と展望
<要旨>1.高齢者の願望・ニーズの分類 高齢者市場を検討する前に高齢者がどのような願望・ニーズを持っているかを分析した。ここで抽出した願望・ニーズを分類整理すると次の8種類の願望・ニーズにまとめることがで...
岸田 宏司
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1991年10月01日
金融環境の変化と企業資金調達
<要旨>1990年の株価の大幅な下落は企業のエクィティーファイナンスを困難にし、金融機関からの借入依存を高めている。このような企業金融の変化は一時的なものなのだろうか。日本の株式市場の最大の特色は、利益...
川北 英隆
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1991年10月01日
経済の動き
<米国経済>91年4-6月期の実質GNP成長率は前期比年率で▲0.1%(速報値は0.4%)と、90年10-12月期から3期連続のマイナス成長となった。但し、その内訳をみると個人消費や住宅投資は増加に転じ...
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1991年10月01日
金融資産価格変動のクウォンツとMPT ― ゲーム論的不確実性の重要性 ―
<要旨>本稿では、金融資産価格変動に対する筆者の見方・考え方を述べ、STATクウォンツ・アプローチの立場を解説する。具体的には金融資産価格変動現象は、金融投資・資産運用の意思決定が可逆性をもつため、その...
刈屋 武昭
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1991年10月01日
世界の流れをどう読む
湾岸戦争のような世界を巻き込んだ大きな戦争が起こったかと思えば、戦争後の秩序作りさえも確立しないうちに引き続いて二大超大国の一つのソ連邦の崩壊に近い大変革が起こり、世の中はまさに不透明そのものの時代となっている。こ...
細見 卓
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1991年09月01日
新世界秩序と日本の役割
■見出し1.湾岸戦争と日本の対応2.新世界秩序とは何か3.日本の役割4.ボーダレスエコノミーにおける日本の民主主義■序文冷戦が終結し、また湾岸戦争が終り新世界秩序が模索されている中で外国からの対日不信が増大している...
(語り手)香西 泰
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1991年09月01日
ニューヨーク市にみる米国地方財政事情
■見出し1.地方政府の財政赤字の背景2.地方財政の仕組み3.財政難の現状4.財政赤字対応策5.ニューヨーク市の財政赤字と解決に向けた取組(ケース・スタディ)おわりに■はじめに6月7日、コネティカット州最大都市である...
アディン・ストラウス
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1991年09月01日
経済の動き
<米国経済>'91年第2四半期の実質GNPは前期比年率0.4%のプラス成長となり、景気の底入れが確認された。特に個人消費、住宅投資がそれぞれ同3.6%、3.7%増加しており、概ね過去の景気回復初...
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井出 真吾
投資家置き去りの東証プライム市場-真の「プライム企業」とは
【株式市場・株式投資・マクロ経済】 -
金 明中
2020・2021年度特別調査 「第8回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」 調査結果概要
【労働経済学、社会保障論、日・韓における社会政策や経済の比較分析】 -
久我 尚子
サステナビリティに関する意識と消費行動(2)-経済的なゆとり、人生の充足感があるほど積極的
【消費者行動】 -
中村 亮一
13日の金曜日は毎年必ず現れるってこと知っていますか-全ての曜日と日付の組み合わせが毎年必ず現れます-
【保険会計・計理】 -
矢嶋 康次
分配重視が薄れた骨太の方針~勝負は参院選後「黄金の3年」
【金融・為替】 -
伊藤 さゆり
西側vsロシア-勝者なき消耗戦
【欧州経済】
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2012年04月18日
News Release
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2012年04月18日
News Release
「認知症を有する人への適切な支援に資する認知症ケアモデルの研究-認知症サービス提供の現場からみたケアモデル研究会-」事業実施報告
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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