
経済研究部 主席エコノミスト
上野 剛志(うえの つよし)
研究・専門分野
金融・為替、日本経済
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 金融・為替、日本経済 |
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自己紹介 |
為替・金利・株価と言った金融市場やコモディティ市場の動きは、実体経済全体に多大な影響を与えるとともに、個々企業の事業活動や家計の資産運用にとっても非常に重要なファクターとなっています。一方で近年では、世界経済・金融の構造変化、とりわけ地政学リスクの顕在化や世界的なインフレ、主要国による急速な金融引き締めなどにより、市場を取り巻く環境はますます複雑化しています。これまで、世界経済の動向を踏まえながら金融市場・政策やマネーなどの動きをグローバルにウォッチし、分析を重ねてきました。「金融問題を読み解き、旬の情報を提供すること」が自分の役割であると思っています。一見ややこしいイメージのある領域ですが、より幅広い方々の「なるほど感」を得られるよう、分かりやすさを第一に心がけています。 |
経歴 |
・ 1998年 日本生命保険相互会社入社 ・ 2007年 日本経済研究センター派遣 ・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣 ・ 2009年 ニッセイ基礎研究所 ・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度) |
上野 剛志のレポート
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2025年04月18日
トランプ関税発の円高は止まるか?~マーケット・カルテ5月号
今月初めに1ドル149円台後半でスタートしたドル円は、その後急速に円高ドル安が進んだ。トランプ米大統領が2日に世界各国からの輸入品に対... -
2025年04月11日
貸出・マネタリー統計(25年3月)~貸出金利は上昇中だが、貸出残高は増勢を維持、現金・普通預金離れが進む
4月10日に発表された貸出・預金動向(速報)によると、3月の銀行貸出(平均残高)の伸び率は前年比3.03%と前月(同3.30%)からか... -
2025年04月07日
トランプ関税と円相場の複雑な関係~今後の展開をどう見るか?
トランプ政権が自動車関税と相互関税を打ち出したことを受けて、円高に振れている。ただし、トランプ関税のドル円への波及経路は多岐にわたり、... -
2025年04月01日
日銀短観(3月調査)~日銀の言う「オントラック」を裏付ける内容だが、トランプ関税の悪影響も混在
3月短観では、注目度の高い大企業製造業で景況感の小幅な悪化が示された。自動車生産の持ち直し等が支えになったものの、トランプ関税の悪影響...
上野 剛志のパブリシティ
著書
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イベント・トレンドで伸びる業種、沈む業種 逆引きビジネスガイド2019
- 著者:
- 一般社団法人金融財政事情研究会(編)
- 出版社:
- 一般社団法人金融財政事情研究会
- 発行年月:
- 2019年01月
- 定価:
- ¥2,500(税抜き)
※当研究所、上野剛志がPart3 金融が変わる「9-ゼロ金利政策 金融界への副作用拡大。「出口」は2022年度以降か」を、金明中がPart4 どうする日本の構造問題「15-働き方改革:長時間残業の悪弊を断ち、多様な人材の活用、生産性の向上に踏み切れるか」を執筆。
本書は、日本経済が直面する変化の波が、どのようなビジネス(業種)に、どのような(ポジティブ/ネガティブ)インパクトを及ぼすのかを予測するものである。タイトルにある「逆引き」の“正本”は、当会が半世紀以上も前から、4年に一度改訂を重ねてきた『業種別審査事典』(2020年初に第14次版を刊行予定)。約1,500にのぼる業種ごとの沿革、特色、市場規模、需給動向、業況等を分析した、いわばミクロの視点からの『業種別審査事典』に対して、本ビジネスガイドはマクロ視点から業種群への影響を俯瞰することをコンセプトしている。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2023年06月06日 | 公開WEBセミナー 「金融政策の節目に考える「異次元緩和の評価と植田日銀の行方」」 | ニッセイ基礎研究所 |
2022年05月16日 | 激動する世界情勢下での金融市場の動向 | 一般財団法人産業経理協会 |
2021年10月27日 | 公開WEBセミナー 「早めに点検、2022年金融市場の注目テーマ」 | ニッセイ基礎研究所 |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
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2025年04月20日 | 利下げも?日銀の金利政策どうなる | テレビ朝日 「グッド!モーニング」 |
2025年01月22日 | 燃料価格高騰で定期船、いちご農家にも影響が | NHK(松山放送局) 「ひめポン!」 |
2025年01月06日 | ガソリン価格 さらに5円↑ 来週木曜日 補助金が縮小 | テレビ朝日 「グッド!モーニング」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2025年04月19日 | 毎日新聞 朝刊 25面 | 米関税 各国の対応は 日銀 経済状況 見極め姿勢 |
2025年04月18日 | 朝日新聞(長野版) 朝刊 25面 | GSカルテル疑惑 専門家は ニッセイ基礎研究所・主席エコノミスト 上野剛志さん |
2025年04月16日 | 日本経済新聞 朝刊 9面 | 原油増産前倒し 疑心暗鬼 OPEC、需要見通しを下方修正 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2025年04月23日 | REUTERS | 焦点:ドル急変に追われる日本の輸出企業、組織改変やヘッジ多様化 |
2025年04月18日 | 毎日新聞デジタル | 「最悪、利下げもあり得る」 トランプ関税に身構える日銀と市場 |
2025年04月17日 | 時事通信 | 半年後に3万6000円=ニッセイ基礎研究所主席エコノミスト上野剛志氏 |
所属部署
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