
経済研究部 上席エコノミスト
上野 剛志(うえの つよし)
研究・専門分野
金融・為替、日本経済
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 金融・為替、日本経済 |
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自己紹介 |
為替・金利・株価と言った金融市場やコモディティ市場の動きは、実体経済全体に多大な影響を与えるとともに、個々企業の事業活動や家計の資産運用にとっても非常に重要なファクターとなっています。一方で近年では、世界経済・金融の構造変化、とりわけ先進・新興国間のパワーバランス変化や新型コロナウィルスの拡大、主要国による大規模な財政出動・金融緩和などにより、市場を取り巻く環境はますます複雑化しています。これまで、世界経済の動向を踏まえながら金融市場・政策やマネーなどの動きをグローバルにウォッチし、分析を重ねてきました。「金融問題を読み解き、旬の情報を提供すること」が自分の役割であると思っています。一見ややこしいイメージのある領域ですが、より幅広い方々の「なるほど感」を得られるよう、分かりやすさを第一に心がけています。 |
経歴 |
・ 1998年 日本生命保険相互会社入社 ・ 2007年 日本経済研究センター派遣 ・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣 ・ 2009年 ニッセイ基礎研究所 ・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度) |
上野 剛志のレポート
2022年05月24日
円安に急ブレーキ、円高トレンドの始まりか?それとも円安トレンドの小休止か?~マーケット・カルテ6月号

月初1ドル130円近辺でスタートしたドル円は足元では127円台後半にある。3月から4月にかけて急速に円安ドル高が進んだが、今月は円安に急ブレーキがかかり、...
2022年05月13日
貸出・マネタリー統計(22年4月)~都銀の貸出が11ヵ月ぶりにプラス圏へ浮上

5月12日に発表された貸出・預金動向(速報)によると、4月の銀行貸出(平均残高)の伸び率は前年比1.06%と前月(同0.50%)を上回った。伸び率の上昇は...
2022年05月11日
まるわかり“実質実効為替レート”-“50年ぶりの円安”という根深い問題

実質実効為替レート(「REER」と表記)は一般的に「通貨の実力」などと説明されるが、より厳密に言えば、「自国の財・サービス価格の海外の財・サービス価格に対...
上野 剛志のパブリシティ
著書
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イベント・トレンドで伸びる業種、沈む業種 逆引きビジネスガイド2019
- 著者:
- 一般社団法人金融財政事情研究会(編)
- 出版社:
- 一般社団法人金融財政事情研究会
- 発行年月:
- 2019年01月
- 定価:
- ¥2,500(税抜き)
※当研究所、上野剛志がPart3 金融が変わる「9-ゼロ金利政策 金融界への副作用拡大。「出口」は2022年度以降か」を、金明中がPart4 どうする日本の構造問題「15-働き方改革:長時間残業の悪弊を断ち、多様な人材の活用、生産性の向上に踏み切れるか」を執筆。
本書は、日本経済が直面する変化の波が、どのようなビジネス(業種)に、どのような(ポジティブ/ネガティブ)インパクトを及ぼすのかを予測するものである。タイトルにある「逆引き」の“正本”は、当会が半世紀以上も前から、4年に一度改訂を重ねてきた『業種別審査事典』(2020年初に第14次版を刊行予定)。約1,500にのぼる業種ごとの沿革、特色、市場規模、需給動向、業況等を分析した、いわばミクロの視点からの『業種別審査事典』に対して、本ビジネスガイドはマクロ視点から業種群への影響を俯瞰することをコンセプトしている。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2022年05月16日 | 激動する世界情勢下での金融市場の動向 | 一般財団法人産業経理協会 |
2021年10月27日 | 公開WEBセミナー 「早めに点検、2022年金融市場の注目テーマ」 | ニッセイ基礎研究所 |
2020年02月20日 | 第183回 さんもく会 「国際情勢と日本経済の展望2020」 | 株式会社工業市場研究所 |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
---|---|---|
2022年05月05日 | FRB 22年ぶり0.5%大幅利上げ | テレビ朝日 「グッド!モーニング」 |
2022年04月21日 | 1ドル130円に迫る勢い "悪い円安"が暮らしを直撃…外国産牛肉・ワインなど「輸入価格」ますます上昇 | UHB北海道文化放送 「みんテレ」 |
2022年03月09日 | ガソリン9週連続値上がり さらに追い打ちも 今後どうなる?専門家に聞く | 岡山放送(OHK) 「OHK Live News」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2022年05月21日 | 静岡新聞 朝刊 1面 | 賃金伸びず負担急増 4月物価2.1%上昇 食品など重荷 |
2022年05月21日 | 北海道新聞 朝刊 2面 | 消費者物価2.1%上昇 成長伴わぬ日銀目標到達 |
2022年05月21日 | 日本経済新聞 朝刊 22面 | 日経平均/円・ドルダービー 6月末予想、FOMCに注目 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
---|---|---|
2022年05月25日 | QUICK | 円安・ドル高にブレーキ 売り再加速のカギは「逆張り個人の復活」か |
2022年05月23日 | QUICK | 円、上昇へ基調転換も? ノーマスク首脳会談、買い材料示唆 |
2022年05月22日 | 日経ヴェリタス 8面 | 予想的中の賢人、次の大胆「予言」 G20分断、西側がボイコットも |
所属部署
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(2022/04/07)
総合政策研究部
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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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