
経済研究部 上席エコノミスト
上野 剛志(うえの つよし)
研究・専門分野
金融、日本経済
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 金融、日本経済 |
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自己紹介 |
為替や金利、株価と言った金融市場の動きは、実体経済全体に多大な影響を与えるとともに、個々企業の事業活動や家計の資産運用にとっても非常に重要なファクターとなっています。一方で近年では、世界経済・金融の構造変化、とりわけ先進・新興国間のパワーバランス変化や主要国の財政懸念といった構造問題、先進国中央銀行の未曾有の金融緩和により、金融市場を取り巻く環境はますます複雑化しています。これまで、世界経済の動向を踏まえながら金融市場・政策やマネーの動きをグローバルにウォッチし、分析を重ねてきました。「金融問題を読み解き、旬の情報を提供すること」が自分の役割であると思っています。一見ややこしいイメージのある領域ですが、より幅広い方々の「なるほど感」を得られるよう、分かりやすさを第一に心がけています。 |
経歴 |
・ 1998年 日本生命保険相互会社入社 ・ 2009年 ニッセイ基礎研究所へ |
上野 剛志のレポート
2021年01月12日
内部留保がコロナ禍の防波堤にー企業財務の変化と意味合い

国内企業による「内部留保(利益剰余金)の蓄積」は長らく、「(特に大企業が)前向きにお金を使わず貯め込んだ結果であり、景気回復の阻害要因」として政治や世論か...
2021年01月08日
金価格、最高値更新はあるか?~金相場の見通し

昨年8月に史上最高値を付けたNY金先物は、その後もコロナの感染拡大に歯止めが掛かっていないにもかかわらず軟調な展開となり、史上最高値を150ドルほど下回っ...
2020年12月21日
資金循環統計(20年7-9月期)~個人金融資産は株高・給付金・消費低迷を受けて過去最高の1901兆円に、現預金も過去最高を更新

2020年9月末の個人金融資産残高は、前年比49兆円増(2.7%増)の1901兆円となり、過去最高を更新した。年間で見た場合、今年1-3月の株価急落などに...
上野 剛志のパブリシティ
著書
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イベント・トレンドで伸びる業種、沈む業種 逆引きビジネスガイド2019
- 著者:
- 一般社団法人金融財政事情研究会(編)
- 出版社:
- 一般社団法人金融財政事情研究会
- 発行年月:
- 2019年01月
- 定価:
- ¥2,500(税抜き)
※当研究所、上野剛志がPart3 金融が変わる「9-ゼロ金利政策 金融界への副作用拡大。「出口」は2022年度以降か」を、金明中がPart4 どうする日本の構造問題「15-働き方改革:長時間残業の悪弊を断ち、多様な人材の活用、生産性の向上に踏み切れるか」を執筆。
本書は、日本経済が直面する変化の波が、どのようなビジネス(業種)に、どのような(ポジティブ/ネガティブ)インパクトを及ぼすのかを予測するものである。タイトルにある「逆引き」の“正本”は、当会が半世紀以上も前から、4年に一度改訂を重ねてきた『業種別審査事典』(2020年初に第14次版を刊行予定)。約1,500にのぼる業種ごとの沿革、特色、市場規模、需給動向、業況等を分析した、いわばミクロの視点からの『業種別審査事典』に対して、本ビジネスガイドはマクロ視点から業種群への影響を俯瞰することをコンセプトしている。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2020年02月20日 | 第183回 さんもく会 「国際情勢と日本経済の展望2020」 | 株式会社工業市場研究所 |
2019年04月18日 | 第176回 さんもく会 「国際情勢と日本経済の展望2019」 | 株式会社工業市場研究所 |
2019年01月30日 | 基礎研公開セミナー 「2019年はどんな年?~金融市場のテーマと展望」 | ニッセイ基礎研究所 |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
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2020年12月28日 | 鉱工業生産指数の受け止め、円高進行の背景など | NHK-BS1 「東京マーケット情報」 |
2020年11月19日 | コロナ不況で倒産続出も バブル期以来の株高騰なぜ | テレビ朝日 「グッド!モーニング」 |
2020年11月17日 | 米株価と景気回復ペース、株高下での円高進行など | NHK-BS1 「東京マーケット情報」 |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2020年12月22日 | 産経新聞 朝刊 1面 | 予算最大 106兆6097億円 来年度案 規模ありき 甘い危機対応 |
2020年12月22日 | フジサンケイビジネスアイ 2面 | コロナ後 中長期戦略に偏重 来年度予算案 足元の“地雷”見過ごす |
2020年12月15日 | 読売新聞 朝刊 7面 | 景況感 「コロナ前」遠く 短観2期連続改善 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2021年01月07日 | 時事通信 | 〔円債投資ガイド〕 米実質金利低下の影響 |
2021年01月06日 | 時事通信 | 一時10カ月ぶり円高=企業業績、景気に懸念―外為市場 |
2021年01月03日 | 日経ヴェリタス 3・4面 | 丑相場、モゥつまずかない |
所属部署
同じ領域の研究員紹介
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成長戦略としての「カーボン・ニュートラル」ー各国で進むグリーン戦略、日本は巻き返せるか
(2021/01/12)
総合政策研究部
矢嶋 康次
コンテンツ紹介
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レポート
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パブリシティ
お知らせ
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2020年10月15日
News Release
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2020年07月09日
News Release
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2020年06月25日
News Release
【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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