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産業クラスターを通じた脱炭素化-クラスターは温室効果ガス排出削減の潜在力を有している

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動問題への取り組みが世界中で進められている。地球温暖化の影響は、人間の社会や生活の多方面に影響を及ぼしつつある。化石燃料の使用を削減して、再生可能エネルギー等のクリーンエネルギーにシフトする。そのための取り組みとして、産業クラスターを通じた脱炭素化の動きがある。世界経済フォーラム(WEF)は、この取り組みに関してホワイトペーパーを公表している。本稿では、その内容を参考にしながら、クラスターと脱炭素化について概観することとしたい。
■目次
1――はじめに
2――クラスター
1|クラスターでの脱炭素化 : 複数の企業が連携して取り組んだほうが効率的
2|クラスターには世界9~10位に匹敵する規模の排出削減の可能性がある
3――クラスターを通じたエネルギー転換の必要性
1|エネルギー転換にはクリーンエネルギーのインフラ整備が欠かせない
2|インフラ整備にはさまざまな課題がある
3|各国政府はインフラ整備等に向けた政策を進めている
4|民間はクラスターを構築してインフラ整備に取り組むことが必要となる
4――クラスターを通じた脱炭素化
1|クラスターの構築、活用、地域との協働が解決策
2|日本からは川崎市の「かわさきグリーンイノベーションクラスター」が加盟
3|さまざまな形でクラスターを通じた脱炭素化が進められている
5――おわりに (私見)
(2025年03月25日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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