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気候変動AFOLUでの取り組み-風力・太陽光発電に匹敵する緩和ポテンシャルをどう引き出すか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動問題を巡る動きが活発化している。各国で、温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが進められている。温室効果ガスの排出は、エネルギーシステム部門(電力など)、建設部門、輸送部門、産業部門などに分けて実態の調査が行われ、削減に向けた取り組みが検討されている。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の評価報告書では、これらの部門の1つとして、AFOLUが挙げられている。今回は、IPCC報告書をベースにAFOLUでの取り組みについて、見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――AFOLUとLULUCF
1|AFOLUは人為起源の温室効果ガス排出の21%
2|LULUCFでの取り組みがポイント
3――AFOLUでの排出の特徴と緩和措置
1|AFOLUでの緩和は気候変動への適応に貢献する潜在能力を有している
2|森林やその他の生態系に関する対策の潜在能力が大きい
3|AFOLUの緩和措置の緩和ポテンシャルは風力発電や太陽光発電並み
4――AFOLUでの緩和ポテンシャルの国・地域別比較
1|AFOLUの緩和ポテンシャルは、ブラジル、中国、インドネシアが上位
2|AFOLUの単位面積当たり緩和ポテンシャルは、湿地を有する熱帯の国・地域が上位に並ぶ
5――AFOLUの障害
6――おわりに (私見)
(2024年10月29日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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