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気候変動問題のコスト意識-日本の人々の意識の特徴はどこにあるか?
保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
気候変動問題を巡る動きが世界中で活発になっている。気象災害の激甚化、大規模な干ばつや山林火災の発生など、世界各地でさまざまな影響が出始めていることが、その背景にあるものとみられる。
こうしたなかで、気候変動問題に関するサーベイが各国で行われている。今回は、いくつかのサーベイをもとに、日本の人々の意識について見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――日本のサーベイ
1|日本では経済的なコストへの意識が高まっている
2|日本では環境に配慮した商品・サービスの購入意向を持っていても実際に購入していない
ことが多い
3|日本は環境保護よりも経済成長を重視する傾向がある
3――海外のサーベイ
1|ヨーロッパでは、7割以上の人がグリーン移行のコストよりも気候変動の損害コストの
ほうが大きいと認識
2|アメリカでは、4分の1の人々が地球温暖化対策に反対する企業に罰を与えた
3|日本では他人の気候関係の行動を過小評価する傾向がある
4――おわりに (私見)
(2024年09月24日「基礎研レター」)
保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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