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気候アパルトヘイトとNCQG-気候変動問題による格差の拡大は抑えられるか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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近年、気候変動問題への注目度が高まっている。地球温暖化を背景に、さまざまな形でその影響が出ている。これらの影響は特に貧困層や発展途上国の人々に大きな負担を強いている。その結果、先進国と発展途上国の間で地域格差が拡大している。この現象は、国連の報告書で「気候アパルトヘイト」という言葉で表現された。本稿では、気候アパルトヘイトの現状と、その解決に向けた発展途上国支援の取組みについて見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――気候アパルトヘイトの概念
3――気候アパルトヘイトの事例
4――先進国による発展途上国の支援
1|温室効果ガスの排出量が多い国の損失と損害 (ロス&ダメージ) 基金への拠出は限定的
2|NCQGは合意に至ったものの、複数の国に強い不満が残っている
5――おわりに (私見)
(2025年02月25日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
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