2023年07月14日

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■目次

1――台頭するオフィス再定義論への疑問
2――イノベーションの源となるアイデアの生成プロセス
  1|アイデアの生成プロセス経路の概要
  2|メインオフィスは多様な知の化学反応を加速する触媒役に
  3|組織スラックの要素がセレンディピティを引き寄せる
3――「フルパッケージ型」オフィスでアイデア生成プロセスを一気呵成に回し切れ!
4――行きたくなるオフィスは従業員によって異なる
  1|「働く環境の選択の自由」を与える視点からもフルパッケージ型オフィスは欠かせず
  2|従業員が愛着・誇りを持てる場でなければ企業文化も帰属意識も醸成できず
5――行きたくなるオフィスのリファレンスモデルとしての「クリエイティブオフィスの基本
 モデル」
  1|クリエイティブオフィスの基本モデルと行きたくなるオフィスの関連付け
  2|基本モデルに注入すべき「魂」はワークスタイル変革と経営理念
  3|行きたくなるオフィスの構築・運用にいち早く取り組んできた米国の巨大ハイテク企業
6――おわりに


※ 本稿は2023年3月30日発行「基礎研レポート」を加筆・修正したものである。
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社会研究部   上席研究員

百嶋 徹 (ひゃくしま とおる)

研究・専門分野
企業経営、産業競争力、産業政策、イノベーション、企業不動産(CRE)、オフィス戦略、AI・IOT・自動運転、スマートシティ、CSR・ESG経営

経歴
  • 【職歴】
     1985年 株式会社野村総合研究所入社
     1995年 野村アセットマネジメント株式会社出向
     1998年 ニッセイ基礎研究所入社 産業調査部
     2001年 社会研究部門
     2013年7月より現職
     ・明治大学経営学部 特別招聘教授(2014年度~2016年度)
     
    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会 検定会員
     ・(財)産業研究所・企業経営研究会委員(2007年)
     ・麗澤大学企業倫理研究センター・企業不動産研究会委員(2007年)
     ・国土交通省・合理的なCRE戦略の推進に関する研究会(CRE研究会) ワーキンググループ委員(2007年)
     ・公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会CREマネジメント研究部会委員(2013年~)

    【受賞】
     ・日経金融新聞(現・日経ヴェリタス)及びInstitutional Investor誌 アナリストランキング 素材産業部門 第1位
      (1994年発表)
     ・第1回 日本ファシリティマネジメント大賞 奨励賞受賞(単行本『CRE(企業不動産)戦略と企業経営』)

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【行きたくなるオフィス再考-「フルパッケージ型」オフィスのすすめ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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